CDレビュー: Oliver Messiaen Complete Edition – Petites Esquisses d’oiseaux, Etudes de rythme, etc(CD2)

★★★★☆

 

鳥先生メシアンのボックスセット2枚目です。本CDは小~中規模のピアノ曲が収録されています。

鳥鳥鳥

2枚目も鳥がよく登場します。先頭のPetites Esquisses d’oiseaux「鳥の小スケッチ」はその名の通りrouge-gorge(ヨーロッパコマドリ)やmerle noir(クロウタドリ)などなどの鳥の声だけで構成される曲を6つ集めたものです。しかし6曲中rouge-gorgeが3曲も入ってますのでメシアン先生はよほどコマドリが好きだったと見えます。

鳥と馬鹿にするべからず、演奏者には相当体力が要求されるようです。時には爆音時には静謐、演奏者の荒い息遣いまで聞こえるという地味に燃える曲です。

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楽譜付きの素晴らしい動画がありました。リストのような殺人的な楽譜ではありませんがやはりすんげぇ変です。一体どのような感性が必要とされるのでしょうか。

 

もう一曲好きな曲があります。Rondeau(ロンド)という2分ちょいの小品です。練習曲めいていますが、所々ピチョーンとか鳥の鳴き声っぽいものが挿入され、軽く狂気を帯びた魅力的な子供のようなとても変な曲です。

Messiaen: Rondeau

Messiaen: Rondeau

 

練習曲っぽいという予想は当たり、youtubeには子供の演奏がいくつかアップロードされています。上のRoger Muraroさんの演奏(当BOX収録分です)と比べるとやはり情緒に欠けてしまいますが、12歳でこれ弾けるのはオソロシイですね。一体どんな練習を積んでいるのか、ピアノの世界はこわい。

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Tracklist:

Petites esquisses d’oiseaux
1 I. Le rouge-gorge [2:12]
2 II. Le merle noir [2:15]
3 III. Le rouge-gorge [2:18]
4 IV. La grive musicienne [2:08]
5 V. Le rouge-gorge [2:31]
6 VI. L’alouette des champs [2:14]
Etudes de rythme
7 I. Ile de feu 1 [2:00]
8 II. Mode de valeurs et d’intensités [3:28]
9 III. Neumes rythmiques [7:02]
10 IV. Ile de feu 2 [4:25]
11 Cantéyodjaya [13:05]
12 Rondeau [2:25]
13 Fantaisie burlesque [7:27]
14 Prelude pour piano [2:50]
15 Piece pour le tombeau de paul dukas [3:31]

 

 

 

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CDレビュー: Ludwig van Beethoven, Emil Gilels(pf) – Piano Sonatas, No.21, 26, 23(DG111 CD20)

★★★★★

 

111 Years of Deutsche Grammophon、ようやく20枚目です。DG111シリーズのピアノ作品は並行して聴いているGreat Pianistsシリーズとかぶることが多いのですがこのCDは運よく重複していなかったので、聴きました。

エミール・ギレリス(1916-1985)はソビエト・ロシアのピアニストです。例によってユダヤ人です。音楽家ってなんでユダヤ人ばっかりなんでしょうね。金持ちだからレッスンや教育に金をかけられるからなのかな。ジャケットを見ると72~75年の録音なので50代、そこそこ高齢の演奏ですね。本CDではベートーヴェンのピアノソナタ21番「ワルトシュタイン」26番「告別」23番「熱情」が収録されています。中期傑作選といったところでしょうか。

両手剣でぶった切るベートーヴェン

しょっぱなのワルトシュタイン第一楽章が硬い硬い。音切りまくりであっさり塩味か?と思っていたら油っ気がないだけでスピアーで突くような正確で力強い演奏でした。とても変わった音を持つ人ですね。ワルトシュタインは第三楽章が神展開なのですが見せ場でも音を切る切る。すっげぇ変わった弾き方。好みが分かれるところだと思います。私は慣れないので何とも評価できませんでしたがここまで極端だといやな感じはしませんね。

告別第一楽章も見せ場の和音を剣でも振り回すように切りまくりです。腹にはもたれないけれどコショウのように非常に刺激的な音です。第三楽章のフォルテッシモのあとのキラキラパートですら金属的で硬質です。

熱情は上記2曲よりも力が入っていて第一楽章は超爆音展開を見せ、第三楽章は今まで聴いた他のピアニストの演奏と比べるとテンポを落としていてかつ静かな狂気っぽいものを帯びるコワい演奏です。この曲だけ何故か硬質性が全くありません。ラストの16分ユニゾンパートは誰の演奏を聴いても素晴らしいですね。

 

amazonレビューは総じてベタ褒めですが私はとてもクセのある奏者であると感じました。嫌いな部類ではないのとベートーヴェンが好きなので評価は高めですが、Great Pianistsシリーズ(3組6枚もある)の彼の収録曲は一体どんな音を聴かせてくれるのか楽しみです。

しかしピアノ曲って言うのは創意工夫が難しそうな楽器のはずなのにピアニストによってなんでこんなに印象が変わるんでしょうね。不思議でなりません。

 

 

 

日本版は同じジャケなのに収録曲が違います。どうも悲愴・月光・熱情のいわゆる三大ソナタを1軍、それ以外を2軍と分けて2軍だけでCDを出したようです。これはいただけない。作曲時期で分けるべきです。

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」、第21番「ワルトシュタイン」、第26番「告別」

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」、第21番「ワルトシュタイン」、第26番「告別」

  • アーティスト: ギレリス(エミール),ベートーヴェン
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2012/05/09
  • メディア: CD
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CDレビュー: Claudio Monteverdi, John Eliot Gardiner(cond.) – Vespro della Beata Vergine (DG111 CD18, 19)

★★★★★─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ

 

クラウディオ・モンテベルディ(1567-1643)はイタリアの作曲家です。2枚組100分ちょいの長大なこの楽曲の邦題は『聖母マリアの夕べの祈り』。いつまで祈るんだ!

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/fc/Portrait_of_an_Actor%2C_copy_after_Fetti%2C_detail_-_Robbins-Landon_1991_p60.jpg/220px-Portrait_of_an_Actor%2C_copy_after_Fetti%2C_detail_-_Robbins-Landon_1991_p60.jpg

クラウディオ・モンテヴェルディ – Wikipedia

いい感じのじーさんですね。

単純なのに爽快

この曲が作曲されたのは1610年。有名な作曲家の中では古株のモーツァルトが生まれるより146年も前です。ですので曲はとても古風、というか単純です。1曲目なんて同じ和音でずっと押しまくるだけです。アーメンでシメるお馴染みのラストも多発します。

ところが2枚組であるにもかかわらず、このCD、全く飽きません。それどころか演奏から感じられる異様な熱気と、独特の音響(教会内で演奏しているらしいです)により演奏中ずっと興奮しっぱなしになりました。昔の曲は単調で飽きるというイメージがあったのですが完全に裏切られました。このCDすごい。私は人間の持つ迫力が直接ぶつかってくる声そのものが大好きなのかもしれませんね。

 

動画ありました!2014年、ヴェルサイユ宮殿・王家礼拝堂(すごい名前)での収録です。ということはこのCDとはバージョン違いですが、やべーマジで大聖堂だよ、、


Monteverdi – Vespers, "Vespro della Beata Vergine …

本CDでは中央に穴が空いているかのような音場効果を感じることができたのですがこの動画を見て納得しました。教会って上部が巨大な空洞になってるんですね。壁画がきれいすぎます。ヨーロッパの人々の宗教心には本当に恐れ入ります。奏者真ん中の大きな素敵楽器はリュートというそうですよ。CDだと見えない独唱の人の表情が濃すぎてちょっと引きます。

なぜ魅力的?

私はこんな古い曲にどうして惹かれてしまったのでしょう?疑問が尽きません。人間の声の力?教会のパワー?実は祖先がイタリア人だった?最近仕事中にヘビーローテーションしているバッハのカンタータのせい?

音楽が人間の感情を喚起するためには音というただの空気の振動を脳が分析して一定のパターンを解釈して意味づけをすることでしか得られないと考えます。したがってより感情を動かすのは「慣れている」曲であるパターンが多いはずです。現代音楽みたいな訳わかめの曲を聴いたとしても「わかんねえよバカ」とか「眠い」と感じてオシマイになりがちです。ですが、本CDのような曲を聞くのはほぼ初めてで馴染みはありません。一聴して気に入る曲ってなんでしょう?一目惚れみたいなもの?一聴き惚れ?色々要素はあると思いますが引き続き考え続けていきたいと思います。

 

 

 

Vespro Della Beata Vergine [DVD] [Import]

Vespro Della Beata Vergine [DVD] [Import]

 

こっちが本CDに対応する映像のようです。イタリアはヴェネチア、サン・マルコ教会での収録。

 

 

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CDレビュー: the HIATUS – A World Of Pandemonium(2011)

★★★★☆

 

ゴリ押しロック(と名付けました)のthe HIATUS、3rdアルバムです。

インストがより洗練されるも後半が残念

インストのレベルが前作よりも飛躍的に上がりました。特に先頭の1,3,4曲目に関しては非常にレベルが高い。1曲目Deephoundsは得意の音圧ゴリ押しの成功例。3曲目The Tower and The Snakeはリズム隊も私好みに爆裂しており本アルバム中で最も好きです。4曲目Soulsも小刻みなイントロがワクワクさせてくれる上にゲストのJamie Blakeさんの超透明な歌声がカンフル剤となり楽曲に華を添えます。

ところが残念なことに5曲目以降失速します。5曲目Bittersweet/Hatching Mayfliesはゴリ押しの本領発揮ですが音量全開の見せ場で私の苦手な裏声も全開なので残念。裏声って下手なJPOPアーティストがみんなこぞって使用するので、よっぽど歌が上手い人以外はどうしても彼らと同じ印象を抱いてしまうのです。6,8,9,10は凡庸。7曲目Flyleafは良いですが肝になるフルート様の音色が明らかに打ち込みなのが残念です。せっかくここまでやったら全部生音にしましょうよ。

 

これでHIATUSについては発売中のアルバムを制覇したことになります。まるで成長株のように1st~4thといい感じに洗練されていっていますので、次のアルバムに大いに期待したいと思います。

 

 

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レベルの高いインストを聴くにつけ、以前1回通しで聴いたAmetsubというアーティストの曲が聴きたくなりました。次の日本人枠では彼のアルバムを4枚ほど聴き直してみようと思います。最新作以外は最後に聴いたのが2年以上前ですので、今の自分とはずいぶん違います。一体どのような印象を持つのか楽しみです。

 

Linear Cryptics

Linear Cryptics

 

 

Surge

Surge

 

 

All is Silence

All is Silence

 

 

The Nothings of The North

The Nothings of The North

 

 


CDレビュー: Metallica – Reload(1997)

★★★☆☆

メタリカ7枚目のアルバムです。前作Loadに続き76分とほぼフル時間での収録です。

1曲だけ大当たり

やはり心に残る曲は少ないです。1曲目Fuelでは「イエッヘー」なんて言っちゃって今回もちょっとはじけ過ぎです。5枚目Metallicaで見せたスローの中にも硬派魂の見える作風はどこに行ってしまったのか、気が抜けてダルいだけのナンバーが延々と続きます。このだるさも7曲目Carpe Diem Babyくらい弛緩していればそれなりに聴けますが、残念ながら中途半端な曲が多いですね。

1曲だけ良い曲がありました。9曲目Where The Wild Things Areです。「かいじゅうたちのいるところ」とは関係ないようです。他の曲が凡庸なメタルとポップの中間くらいの領域から出ないのに比べて、この曲はかなり浮いています。ダルダルをそのまんま幻想的かつ退廃的な水準までパラメーターを振り切った名曲ではないでしょうか。シングルカットもされないマイナーな曲のようですが何故でしょう?


Metallica – Where the Wild Things Are – YouTube

ビデオクリップを探してビックリしました。演奏風景一切なしでこれは退廃的なんてレベルじゃないですね。歌詞と完全に一致しているある意味直球な内容です。

ハズレが多いのでアルバム全体の評価は低くなりますがこの1曲はメタリカの表現力を大きく見せつけた曲と言えるでしょう。今後に期待です。

 

 

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CDレビュー: Yes – Open Your Eyes(1997)

★☆☆☆☆

Yesの15枚目のアルバムです。このアルバムの前にライブアルバムであるKeys to Ascension 1Keys to Ascension 2 がリリースされていますが、飛ばしました。スタジオ新曲も入っているらしいですがとりあえずスキップです。

中途半端過ぎ。ひどい

なんと1曲も心に残る曲がありませんでした。前作で抱いた期待は一体どこへ行ってしまったのか。どの曲もふつー。ふつーすぎる。演奏は上手なんだけど、何も響いてこないよ!どうしたの!?

ラストSolutionはトラックに入った時23分47秒とわが目を疑う数字でどんな大作がやってくるのかと期待したけど、本編は普通に5分で終わってあとは環境音+たまにボーカルの超手抜きボーナストラックじゃん!もうダメダメ!書くことなし!

 

 

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CDレビュー: The Rough Guide To Scottish Folk(2000)

★★★★★

 

今回のワールドミュージックはスコティッシュフォークです。フィドルとバグパイプとを多用していることが特徴です。

グレート・ハイランド・バグパイプ – Wikipedia

 

電子音に郷愁を馳せてしまった

9曲目のThe Tannahill Weavers – Good Drying Setの後半のバグパイプ三昧を聴いて、ものすごく懐かしい気分に囚われました。

(残念ながらyoutubeになかったので、試聴の出来るamazonへのリンクです)

 

この耳の奥をくすぐるしかしなんとなく居心地のいい中毒性の音、、聴き続けているうちにわかりました。これ、単純なノコギリ波と同じ音じゃん!そしてノコギリ波といえば、初代ファミコンだ!

www.youtube.com

(ノコギリ波で一番先に思いついたソフト)

わたしゃファミコンに郷愁を感じてしまっていた!普通は人工物たる創作から雄大な景色やら大自然やらを想起するものですが私は逆に純人工物を想起してしまいました。まじでGood Drying Setを聴き続けていると後半は完全にファミコンです。なんだかなあ。感覚どうかしてるのかな。でも懐かしいものはしょうがない!

 

そのほか、現代的アレンジで堕落してしまっている曲もいくつかあるけど、13曲目のThe Quiet Manなんかもフィドルが熱い燃え燃え曲でいい感じです。

 

(これもYoutubeにないのでやむなくAmazonのリンクです)

 

全体的に明るく元気でおすすめ。民族音楽はお祭り的要素が大きいですから、みんなで踊れるような曲が多くていいですね。

 

 

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CDレビュー: Paul Motian Quintet – Misterioso (1987)

★★★★★

ドラマーPaul MotianのComplete Remasteredシリーズ、3枚目です。

ぼやぼやフリーダム

1曲目Misteriosoのインパクトがまたも強いです。ぼんやりぼやぼやしているようで何か狂っています。2曲目Abacusも気持ち悪い。ボックス2枚目のJack Of Clubsにも参加していたビル・フリーセルが演奏する、亡霊のように宙に浮いている形容しがたいギターが冴えています。と思えば4曲目Gang Of Fiveのような純粋にかっこいい曲もあるし、一体何を考えているのかわからない人たちです。

10曲目Danceが最もフリーダムかつ強烈で、中央に浮かぶギターのせいでわけわからなさが大幅に増しています。中盤のベース→ドラムソロゾーンは必聴。うーんかっちょいい。

 

ライブ版のMisteriosoです。ベースが無く本CDよりもほのぼの感が漂ってます。


Paul Motian Trio ~ Misterioso – YouTube

 

 

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CDレビュー: Ray Bryant – Ray Bryant Trio (1957)

★★★☆☆

ジャズの100枚。シリーズもようやく20枚目となりました。レイ・ブライアント(1931-2011)はアメリカのジャズピアニスト・作曲家です。ジャズメンとしては珍しく長生きですね。

良くも悪くもクセのない演奏

バラードからアップテンポ、ピアノソロと一通りそろったアルバムです。彼のピアノは流麗で癖が少なく、かすかな哀愁を漂わせつつタバコの煙のように流れていって、あまり後に残りません。

そう、印象が薄いんですね!どういう感想を書こうかとても迷うアルバムでした。Djangoは好きな曲なんですがあまりにもスタンダードすぎて、安心して聴けるんだけどそれ以上のものではないのです。

聞き流すのには最適かもしれませんが、私はまだ耳が成熟していないので、もっと創造的な演奏を期待してしまいます。。

 

 

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CDレビュー: Oliver Messiaen Complete Edition – Preludes, La Fauvette des jardins(CD1)

★★★★★

 

現代音楽のボックス・セット。次はオリヴィエ・メシアン(1908-1992)の全集を1枚ずつ聴いていきます。全32枚。今のペースだと1年半かかる予定です。

 

Olivier Messiaen 1930.jpg

オリヴィエ・メシアン – Wikipedia

21歳のときの写真です。見事な頭頂部ですね。もとい、彼は20世紀ヨーロッパを代表する現代音楽の作曲家で、神学と鳥類学にも博識、さらに音を聴くと色彩や模様を連想する共感覚の持ち主という4Hitコンボな作曲家さんです。

以前に聴いたDecca Soundというボックスの中に彼の「トゥーランガリラ交響曲」という曲が収録されていて、テルミンを使った非常に変わった曲でとても印象が強く、気になっていた音楽家の一人でした。

The Decca Sound

The Decca Sound

 

 

鳥曲

1枚目は初期のピアノ曲「8つのプレリュード」と後期の「庭のほおじろ」の2本立て。プレリュードはやや印象薄いですが「庭のほおじろ」は彼の最も得意とする鳥曲です。というのも、彼は鳥類学者として鳥の声を大量に譜面に起こすというわけの分からない偉業を成し遂げた作曲家なのです。他の現代音楽作家もおそらく誰一人として真似できない、超オリジナルな作風です。試しに聞いてみてください。30分以上あるので注意!


Messiaen: La Fauvette des Jardis – YouTube

↑の演奏は本CDとは違う人の演奏です。本CDの演奏はRoger Muraroさんによる息継ぎの音が聞こえるほどの超熱演でした。なお、本ボックスには7枚のピアノ曲のCDがありますがうち5枚は鳥曲がメインです。ホント鳥大好きなんですね。次のCDも楽しみ。

 

 

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