CDレビュー: Paul Motian Quintet – Misterioso (1987)

★★★★★

ドラマーPaul MotianのComplete Remasteredシリーズ、3枚目です。

ぼやぼやフリーダム

1曲目Misteriosoのインパクトがまたも強いです。ぼんやりぼやぼやしているようで何か狂っています。2曲目Abacusも気持ち悪い。ボックス2枚目のJack Of Clubsにも参加していたビル・フリーセルが演奏する、亡霊のように宙に浮いている形容しがたいギターが冴えています。と思えば4曲目Gang Of Fiveのような純粋にかっこいい曲もあるし、一体何を考えているのかわからない人たちです。

10曲目Danceが最もフリーダムかつ強烈で、中央に浮かぶギターのせいでわけわからなさが大幅に増しています。中盤のベース→ドラムソロゾーンは必聴。うーんかっちょいい。

 

ライブ版のMisteriosoです。ベースが無く本CDよりもほのぼの感が漂ってます。


Paul Motian Trio ~ Misterioso – YouTube

 

 

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