CDレビュー: DakhaBrakha – Na dobranich(2006?)

★★★★★

 

自称エスノカオスバンドDakhaBrakhaのライブアルバムです。DAKH Theatreという自前の劇場で行ったコンサートだそうで、観客の拍手の数からするとこまばアゴラ劇場のような小劇場なのではないかと思います。

 

会場のサイト

Contemporary Art Centre “Dah”. Saga : Theatre

 

全18曲78分とかなり長いですが、大半が1stアルバムYahudkyとかぶっています。1曲目からものすごく印象の強いNa Dobranichで始まりますので初めてきくとビビります。嫌この曲は何度聞いても見事ですね。呪術的ブラックエネルギーをよくここまで洗練できたもんだと思います。演奏はアルバム版とは異なりますがこっちの方がいいかも。

民族的な打楽器を多用、女性ボーカルの酩酊を招くこと必至の、というか彼女たちが酩酊してるんじゃないかというような雄叫びのような歌声はとても魅力的です。これを商業施設で流してみたい。

アルバムとかぶってない曲では、15曲目Tataryn-bratkoや17曲目Rapが打楽器全開で全員はじけまくっていて好きです。ウクライナのお祭りではこんな曲をかけていたのかな、楽しそうですね。いいアーティストを発掘できて嬉しい。

 

本アルバムは市販されていません。↓ここで全曲聞けます。ダウンロードも可能。

DakhaBrakha official site – ДахаБраха офіційний сайт

 

ワールドミュージックの他のCDレビューはこちらです。

 

さて、引越まであと2週間となってしまいました。考えることが多すぎて頭がパンクしそうです。仕事にも支障が出てきたし、風呂で音楽を聴いても心の中に入りづらくなってきたので、聴くことをやめます。再開するのは生活が落ち着いてから、おそらく年末ごろになるのではないかと予想しています。本はまだ積読となっているものが数冊あるので、それらを読んだら中断します。twitterで毎日行っている聖書通読も一旦ストップです。


CDレビュー: DakhaBrakha – Yahudky (2007)

★★★★★(∂ω∂)

 

ウクライナのエスノカオス集団DakhaBrakha、1枚目のスタジオアルバムです。前回聴いたLightは3rdでした。公式サイトによると1stの前に”Na dobranich”ってライブアルバムがあるらしいんですがAmazonで取り扱いがありませんでした残念。

あ、よくみたら公式サイトで全曲公開されてるじゃん!

DakhaBrakha official site – ДахаБраха офіційний сайт

すばらしいすばらしい次回はこれを聴きます。

 

で、1stアルバムは見込んだ通りめちゃんこ熱くて暑いアルバムでした!このアルバムは全編にわたって燃える打楽器群に支えられており、女性ヴォーカルの野太いお祭りコーラスによって気持ちが燃え上がること間違いなしです!ヒャッハーヒャッハー言ってますふなっしーもびっくり。

 

1曲目Sho z-pod duba(なんて読むんだ!?)からぶっ飛ばしてます。この曲は男性の掛け声もイケてます。

www.youtube.com

 

不気味度とトランス度では6曲目Na dobranichが図抜けてますね。これはライブアルバムと同じタイトルですので、あっちにも入ってるのでしょう。

www.youtube.com

こわすぎ

 

 

 

ワールドミュージックの他のCDレビューはこちらです。


CDレビュー: DakhaBrakha – Light(2010)

★★★★★

 

自称エスノカオスの名は伊達じゃない

ワールドミュージック枠に4枚ほど最近気になったアーティストのDakhaBrakhaを投入します。キリル文字ではДахаБрахаと書きます。ロシア語は昔から憧れていましたのでこの文字も勉強したいです。いいジャケット。

DakhaBrakhaはウクライナのフォーク4人組です。公式サイトでは自分たちを”ethno-chaos”(民族カオス?)バンドと呼んでいます。バンド名はウクライナの古い言葉で give/take という意味だそうです。ウクライナ音楽をルーツとして、インドやらオーストラリアやらいろんな民族音楽をミックスして、彼ら独特の現代的な味付けを加えるというとても変わった作風を持ちます。なおメンバーは全員キエフ大学の文化芸術科の卒業生だそうです。

1曲目Сухий дуб(よめない)からしてスゲェ変です。バンドネオンとどこのものか分からない打楽器、ウクライナの古代語?と思われる謎語りにトランスを誘うコーラスが薄気味悪い雰囲気の中で展開されます。2曲目Specially For Youも中盤の男声シャウトによるクライマックス部分は今までに聴いたことが無いような異様な曲調です。

4曲目Жаба(よめない)のような曲はいいですね。ノリノリの中に一種のやさしさのようなものが見えます。とても心地よい。5曲目Тьолкиはまさかのヒップホップです。民族楽器とコーラスのせいで高揚感あふれた音楽になっています。

真打は7曲目Babyでしょう。前半のライトな感じに騙されていると突然ウクライナ語による無表情に次々と畳みかけられるヴォーカルが出現し、背後に現代的な和音展開の群れと気持ちの沈む弦バスに何故か切ないエレピを混ぜ、さらにソウルフルなサイドヴォーカルが加わってついでにハーモニカも加えたりなんかしてもう何だかわからないのに聞いている方は追いつめられるというスゲェ曲です。

www.youtube.com

 

面白いアーティストを知ることができました。いろいろ手を出してみるというのはいいことですね。

 

 

ワールドミュージックの他のCDレビューはこちらです。


CDレビュー: The Rough Guide to Calipso & Soca (1999)

★★★★★

 

ラフガイドシリーズを手あたり次第聞いてみる枠、今回はカリプソとソカです。

カリプソってどんなプソ?

カリプソとはそのまんまカリブ海の音楽です。レゲエをちょっと早くしてマイルドにした感じかなぁと思っていたらやっぱりレゲエのルーツだそうですよ。

ソカはソウル+カリプソから分岐したもの。16ビートをきつくしてディスコ的要素が強化されておりタバスコをかけたようにラテン風味が増しています。こちらはトリニダード・トバゴが発祥だそうです。本アルバムだと9曲目以降がソカ、8曲目までがカリプソです。

 

私はカリプソが好みです。何となくしか歌詞が分からないですが8曲目Voices From The Ghettoなんて歌詞これめちゃめちゃシビアなんじゃないのかなと感じたので調べてみたらやっぱりきついものでした。

The sun rises slowly over the hills,
Everywhere is golden sunlight but still
Most nights with sad tales are crowded
Their days with dark clouds are shrouded
They don’t smile and they never will,
Only vultures get their fill.
Empty promises is what they hear
No running water from year to year
Hearts that know one desire –
That if there is a Messiah,
Someday He’d hear their whispered prayer.

Cupboard always bare and scanty
Ten people in a one-bedroom shanty
Forced to sell on the pavement
No vacancies, no employment
Can’t tell firecracker from gunshot
Blood does flow when things get hot
Ah ‘fraid to look out mih window
To hear voices from the ghetto…

[Crying,] crying [crying] ay Lord, Lord [crying] crying, voices from the ghetto
[Crying,] crying [crying] Lord, Lord, Lord [crying] aye ay, voices from the ghetto
Help us Father! Oh, Lord!

www.youtube.com

 

マジで夢も希望もありませんが曲を聴いていただければわかるように、めちゃんこ明るいです。そしてSandraさんのこの恰幅のよさ。素晴らしいですね。どんな状況でも明るくなれそうです。

この曲に限らずカリプソは社会的メッセージの強い曲が多いようです。

 

4曲目Cyar Take Datもよかった。

www.youtube.com

歌詞の一部を見つけたので貼っておきます。こちらも骨太です。

I work my finger to the bone for me country
I squeeze blood out of stone for me country
The people in authority
mashing up my family
So much a years that we sweat and toil
Is we blood and tears what till the soil
But we still suffering
And we children can’t see the way, hey
I wake up in the morning and it’s more unemployment
I cyar take dat
I wake up in the morning and it’s more retrenchment
I cyar take dat
When they going to stop all this humiliation
I cyar take dat
Wake up in the morning more frustration
I cyar take dat…No!

Ain’t taking that, so
People ain’t taking that (x4)

 

 

ラフガイドシリーズだけでは芸が無いので、ちょっと気になる変なアーティストを発掘しました。次回それを聴いてみます。

 

ワールドミュージックの他のCDレビューはこちらです。


CDレビュー: The Rough Guide to Merengue & Bachata(2001)

f:id:happyholiday:20150925175405j:plain

★★★☆☆

メレンゲって何?

メレンゲは中米のドミニカ共和国発祥のダンス曲です。成立は18世紀ごろと古く、2ビート+頭に付点4分音符を付けるのが特徴です。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/e1/Merengue_dance_pattern.png/250px-Merengue_dance_pattern.png

Merengue music – Wikipedia, the free encyclopedia

ギロとマラカス。コンガが入る曲が多く、曲調は古臭くて音もチープなものが多いです。はじめはアフリカ系の曲かと思っていましたが、スペイン語なのでアフリカではないですね。スペイン圏の曲の例に漏れずこの音楽たちもみな暑苦しく直情的です。

ドミニカ共和国は中米で最も早くヨーロッパ勢が進出した土地で、長い間スペインの植民地でした。ドミニカ共和国が属するイスパニョーラ島は西半分近くが元フランス領のハイチです。分割統治されていたんですね。香川と徳島がスペインのもの、愛媛と高知がフランスのものだった、というようなものです。

 

メレンゲ

www.youtube.com

 

メレンゲと言えば

Meringues 9027.jpg

Meringue – Wikipedia, the free encyclopedia

まずこれが思い浮かびます。しかしこの音楽は菓子のメレンゲとも関係あるそうです。

In an origin’s version, the dance originated from the enslaved laborers working in sugar beet fields.

Merengue (dance) – Wikipedia, the free encyclopedia

ドミニカ共和国の砂糖ダイコン(ビート)のプランテーション農場で働いていた黒人奴隷たちの踊りから始まった音楽だそうです。つい今月読んだ本とかぶっていてビックリ。

 

もう一つのバチャータはずいぶんと歴史が新しく、20世紀にできたものです。メレンゲとは違いエスニック的な要素が抜けており、スローテンポのムード歌謡的な感じですね。

 

バチャータ

www.youtube.com

 

どちらも随分と扇情的な踊り。黒人文化と白人文化の融合体ともいえる歴史を感じさせる本アルバムは、残念なことに似たような曲が多く長時間聞くのはやや苦痛です。動画はとてもいい感じなので最近の曲をきいたほうがよさそうです。ダンス曲は聞くだけではなく踊ってこそ本領を発揮しますね。

 

 

ワールドミュージックの他のCDレビューはこちらです。


CDレビュー: The Rough Guide To Scottish Folk(2000)

★★★★★

 

今回のワールドミュージックはスコティッシュフォークです。フィドルとバグパイプとを多用していることが特徴です。

グレート・ハイランド・バグパイプ – Wikipedia

 

電子音に郷愁を馳せてしまった

9曲目のThe Tannahill Weavers – Good Drying Setの後半のバグパイプ三昧を聴いて、ものすごく懐かしい気分に囚われました。

(残念ながらyoutubeになかったので、試聴の出来るamazonへのリンクです)

 

この耳の奥をくすぐるしかしなんとなく居心地のいい中毒性の音、、聴き続けているうちにわかりました。これ、単純なノコギリ波と同じ音じゃん!そしてノコギリ波といえば、初代ファミコンだ!

www.youtube.com

(ノコギリ波で一番先に思いついたソフト)

わたしゃファミコンに郷愁を感じてしまっていた!普通は人工物たる創作から雄大な景色やら大自然やらを想起するものですが私は逆に純人工物を想起してしまいました。まじでGood Drying Setを聴き続けていると後半は完全にファミコンです。なんだかなあ。感覚どうかしてるのかな。でも懐かしいものはしょうがない!

 

そのほか、現代的アレンジで堕落してしまっている曲もいくつかあるけど、13曲目のThe Quiet Manなんかもフィドルが熱い燃え燃え曲でいい感じです。

 

(これもYoutubeにないのでやむなくAmazonのリンクです)

 

全体的に明るく元気でおすすめ。民族音楽はお祭り的要素が大きいですから、みんなで踊れるような曲が多くていいですね。

 

 

ワールドミュージックの他のCDレビューはこちらです。


CDレビュー: The Rough Guide To Tex-Mex (1999)

★★☆☆☆

テクス・メクスとはテキサスーメキシカンの略で、主にテキサスに移住したメキシコ人による音楽です。テハノミュージックとも言います。テキサスになぜメキシコ人が多いのか、は歴史をもっと調べてみたいです。

ほぼ全編にわたってアコーディオンが鳴り響き、フォークやカントリーと融合したような曲が大多数です。言語は主にスペイン語ですが時々英語もあります。前知識ゼロで聞いたので何故スペイン語?と思っていましたがメキシコ系がルーツとくれば納得です。

選曲の問題か、単調

残念なことにほとんどの曲がみな同じように聞こえます。確かにアメリカ南部を思わせる陽気な曲が多いのは良いのですが全部そうだと飽きます。

11曲目のJuarezだけはアコーディオンがいい感じにアドリブをかましてくれてよかったですね。

www.youtube.com

やっぱりお気楽なんですけどね。注目は終盤の大アドリブ地帯です。ドラムもイケてます。

 

 

 

 

ワールドミュージックの他のCDレビューはこちらです。


CDレビュー: The Rough Guide to Salsa Dance (First Edition) (1999)

★★★★☆

サルサって何?

唐辛子入りのソースではありません。サルサはキューバ発祥のラテン系ダンス音楽です。キューバですので歌は全部スペイン語。だからなのか情熱的な曲ばかりです。キューバにはアフリカ系の住民も多いですので、打楽器が大量に使われて複雑だが繰り返しの多いリズムを作り出しています。特にクラベス(拍子木みたいなやつ)がほとんどの曲で使われています。

こいつです。、、カンカン、、カン、カン、カン(1文字につき16分音符1つ)というリズムが特徴的ですよね。

他にもギロ・コンガ・ボンゴ・カウベルやらが常時鳴り響いています。いわゆるアフロ・キューバンな音というとこのアルバムのような曲になるんでしょうね。

そういえばこの手の曲は昔、音ゲーでもありました。

 
サナ.モレッテ.ネ.エンテ (Sana Morette Ne Ente – Full version) – YouTube

今聞いてみると泣き成分が全然足りないしヴォーカルの質が曲に合ってなくてヌルすぎですね。日本人は薄味がお好みのようで。

 

スペイン系の演歌調泣き曲多数

これなんかもそうでしたが、演歌調のだっさい曲が多いのです。管楽器も昔のビッグバンドジャズのようなパラパラパッパーですし、ヴォーカルは垢抜けて無くてとても泥臭い。暑苦しい汗の臭いがスピーカーの向こうからやってくるようです。

1曲1曲は悪くありませんが15曲もベタベタした曲を聴かされるとちょっと辛いです。。

 

1曲目。つかみは珍しく哀愁成分の控えめな、明るーいサルサです。


Jose alberto el canario – Me dejo picao – YouTube

 

14曲目。ベタベタなブラスにうっとおしい泣きサウンドが特徴のうざいサルサです。左側からクラベスが聞こえます。演歌の匂いがします。


Son de la Loma – Mariana – YouTube

 

 

ワールドミュージックの他のCDレビューはこちらです。


CDレビュー: The Rough Guide To Music Of Gypsies(1999)

★★★★★=͟͟͞͞(๑•̀=͟͟͞͞(๑•̀д•́=͟͟͞͞(๑•̀д•́๑)=͟͟͞͞(๑•̀д•́

ジプシー

ジプシーとは、Egipcienを縮めてgypsy、「エジプトからやってきた人」という意味です。「ジプシー」という表記は自称ではなく他称でしかも差別的な意味合いがあるそうなので、自称の「ロマ」と言い換えるのが適切と一般に言われているそうですが、このアルバムに限っては「ジプシー」という表記が正しいです。「ロマ」は特定の民族を表しますがこのアルバムはインド系のドム・バンジャラやギリシャ系・中東系など幅広い音楽が混じっているため、「ロマ」と一括りにできません。

シリーズ最高傑作

彼らは流浪の生活を経てきましたので、インド~中東~中央アジア~ヨーロッパのすべての音楽が混じり、さらにいかなる場所でも差別的待遇を受けてきたという過去から、どの音楽も楽観的・肯定的・底抜けの明るさの中に哀愁を感じさせるという特性を備えています。私の一番好きなタイプです。

まず衝撃を受けるのが2曲目Ussa Saです。聞いてみてください。

www.youtube.com

うっつぁっつぁ~うっつぁっつぁ~

極めて中毒的です。バンドネオンとバイオリンのコンビはスペインとイタリアの影響を感じさせます。

3曲目Doina Si Balaseancaも爆速でブラスが騒音をまき散らす他にない音楽なのですがyoutubeにありません。同アーティストの類似曲を貼っておきます。何故かこのビデオは渋谷が舞台です。まだHMVが撤退していない頃で、90年代のギャルも出てきます。

www.youtube.com

この必要以上の明るさと、根底にほんのりと流れる哀愁感。。たまりません。

5曲目Anguthiはなんと純インドを思わせる音楽です。一体どれだけの要素が混じっているんだこの人たち。。

www.youtube.com

 

9曲目Jastar Amenge Durもすごいです。今までに聞いたことのない泣きの強いギター、そしてこの歌!酒焼けでかすれたような吠えるど太い迫力ヴォーカルです。あなたの心臓鷲掴み!

www.youtube.com

おばちゃんかと思っていたらイケメンでした。表示されている通り彼はギリシャ人です。本当に守備範囲の広いアルバムです。

他にもいかにもイスラム的な7曲目Love Birds、独特のスウィングでぶっ飛ばす8曲目Cind Eram La’48、「ハッ!」と合いの手を入れるフラメンコの要素を強く含んだ16曲目Cigany Szinekなどプッシュしたい曲ばかりです。どの曲も心の底からノッている、魂を絞り出しているようなパワーが感じられる稀有のアルバムです。

ジプシーたちの音楽はRough Guideシリーズで他にも何枚かリリースされているので、他のアルバムも期待大ですね。

 

 

ワールドミュージックの他のCDレビューはこちらです。

 


The Rough Guide To Native American Music (1998)

★★★★☆

以前聴いた

The Rough Guide to Australian Aboriginal Music (1999) – diary 六帖

と同じで、侵略者にぶち壊されたアメリカ先住民の文化の悲哀を感じる1枚だ。2曲目Cherokee Morning Songや10曲目Are You Ready for W.O.R? なぞアメリカ文化に染まり切って堕落してしまっている。なんたることだ。

一方、7曲目Basket Danceや13曲目Victory Danceのようなトラディショナルな曲は燃える。そして極め付きは14曲目のこれ。

www.youtube.com

ひたすらMickey Mouse!!! Minnie Mouse!! Pluto!! イエァァァ---Super Star !!!と叫んで踊るこの曲は、アメリカ文化への怒りと投げやりな気持ちにあふれている。必聴。