CDレビュー: DakhaBrakha – Na dobranich(2006?)

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自称エスノカオスバンドDakhaBrakhaのライブアルバムです。DAKH Theatreという自前の劇場で行ったコンサートだそうで、観客の拍手の数からするとこまばアゴラ劇場のような小劇場なのではないかと思います。

 

会場のサイト

Contemporary Art Centre “Dah”. Saga : Theatre

 

全18曲78分とかなり長いですが、大半が1stアルバムYahudkyとかぶっています。1曲目からものすごく印象の強いNa Dobranichで始まりますので初めてきくとビビります。嫌この曲は何度聞いても見事ですね。呪術的ブラックエネルギーをよくここまで洗練できたもんだと思います。演奏はアルバム版とは異なりますがこっちの方がいいかも。

民族的な打楽器を多用、女性ボーカルの酩酊を招くこと必至の、というか彼女たちが酩酊してるんじゃないかというような雄叫びのような歌声はとても魅力的です。これを商業施設で流してみたい。

アルバムとかぶってない曲では、15曲目Tataryn-bratkoや17曲目Rapが打楽器全開で全員はじけまくっていて好きです。ウクライナのお祭りではこんな曲をかけていたのかな、楽しそうですね。いいアーティストを発掘できて嬉しい。

 

本アルバムは市販されていません。↓ここで全曲聞けます。ダウンロードも可能。

DakhaBrakha official site – ДахаБраха офіційний сайт

 

ワールドミュージックの他のCDレビューはこちらです。

 

さて、引越まであと2週間となってしまいました。考えることが多すぎて頭がパンクしそうです。仕事にも支障が出てきたし、風呂で音楽を聴いても心の中に入りづらくなってきたので、聴くことをやめます。再開するのは生活が落ち着いてから、おそらく年末ごろになるのではないかと予想しています。本はまだ積読となっているものが数冊あるので、それらを読んだら中断します。twitterで毎日行っている聖書通読も一旦ストップです。


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