CDレビュー: Jaga Jazzist – Stix(2003)

★★★☆☆

 

ノルウェー発前衛ジャズ集団Jaga Jazzistの3枚目のアルバムです。前2枚よりもエレクトロな方向に流れており、特に2-3曲目なんかまるで音ゲー風味です。ビートをきつくしすぎたのでジャズ的要素がかなり薄められてしまい、かといって即興的要素が豊富なわけではないのでなんだか中途半端です。エレクトロ系ならもっと独創的なアーティストがたくさんいるので。。

ただ8曲目I Could Have Killed Him in Sauna(何故にサウナ!?)は斬新でしたね。これ1曲だけがヒットです。前半はよくあるエレクトロニカなんですが、突然ギターとドラムが入ってきてからの中~後半の足がふわふわと浮きそうなリズムと変な和音がとてもよいです。

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