CDレビュー: MAN WITH A MISSION – Tales of Purefly(2014)

★★★☆☆

次の記事で日本の曲を聴く必要性を感じたので、日本のアルバムもローテーションに入れて聴いてみることにしました。

 

MAN WITH A MISSIONは日本のロックバンドです。オオカミの被り物が特徴的です。ジャケットを見て私はまず次のバンドを思い出しました。

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/74/30798928c33f4d8ea75a54a11ff6f890.jpg

よくまとまった音作りをしていて、スマートな印象を受けます。そのためロックとしては若干パワー不足です。日本人好みのアレンジを加えたお醤油ロックと言ったところでしょうか。ロックは日本用にリプログラミングすると、ゲーム音楽に近いような音になるのですね。

ヴォーカルは2人いるようですが、サブヴォーカルの人の方が味があって好みです。メインの人はビジュアル系的な声の使い方が耳に立ちますし、最高音で裏声に変える歌唱法は苦手です。。サブの人が全部歌ったらかなり印象が変わったと思います。

5曲目vitamin 64の後半と9曲目When My Devil Risesは良いです。ただし、ドラム好きの私としてはどうしてもドラムのスカスカさが気になります。もっと耳を引くパワーが欲しいです。

不満点は多いですがコンビニやスーパーで流れている頭が悪くなりそうなJPOPと比べれば天と地ほどの差があります。しかしまだまだ、日本人を相手とした商業用量産音楽のレベルを超えられていない印象です。せっかくロックをやるならもっともっと尖った音を出してほしいですね。

 

ロック等の他のCDレビューはこちらです。


中国株2日連続高騰、日本市場は今日も激しい値動き。クソ株イナゴタワー2強は今日も高騰

「株を売ったら逮捕」という脅しの力により、中国株が2日連続で高騰しました。2日で14%の戻りは異常です。危機を先送りしただけに過ぎません。

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中国の株式市場は間もなく崩壊しそうですが、さらに深刻なのは不動産バブルです。


いま中国には巨額の不動産在庫が積みあがっています。投資家の多くは住宅をローンで購入しており、このまま株式市場が下落していけば積みあがった不動産の多くが焦げ付き、ただの箱と化します。

これは90年の日本のバブル崩壊とよく似た構造ですが、崩壊速度に大きな違いがあります。日本は10か月かけて株価が半分になりましたが、中国はわずか3週間で30%の下落です。まもなく半分になってしまうかもしれません。早すぎる変化は経済にいかなる打撃を与えるのか未知数ですが、早いほど悪いことだけはわかります。

中国とギリシャでは規模が違い過ぎます。中国のGDPは日本の約2倍の9兆ドル、一方ギリシャは2400億ドルです。実に37倍の差があります。中国市場は一度30%吹っ飛んだので、ギリシャ11.1国分が吹っ飛んだことになりますね。で、ここ2日で30%のうち1/3くらいリバウンドしたので、ギリシャ3.7国分が中国当局の脅しで復活したことになります。どれだけ小さいんだギリシャ。

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中国と関係が深い8001伊藤忠が急落しています。昨日今日で若干戻してますが、また下がると思われます。

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今日の日本市場は不安定でした。綺麗な左右対称の図を描いています。下げ相場でお馴染みののイナゴタワーは今日も元気です。

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以前紹介した2銘柄がツートップです。3409北日本紡績は2倍、4335アイピーエスは4倍になりました。夢がありますね。

 

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以前の持ち株3673ブロードリーフが利益半減という超絶下方修正をかましたため本日の下げ幅第2位、-20.35%となりました。結果論ですが、撤退しておいてよかったです。

今日はほとんど相場を見られませんでした。引け直前にダイキアクシスを売って現金比率をさらに上げました。ユニリタ、DVxが上げましたがBS11が昨日に続き激しく下落中なのでポートフォリオは-0.5%、年初来+12.3%となりました。今後もさらなる下げが予想されるので、時期を見てさらに現金比率を上げていきたいと思います。


書籍レビュー: 毎日新聞まとめ 『農から環境を考える』 著: 原剛

★★☆☆☆

取材とインタビューを交えつつ日本の農業を憂う

著者の原剛さんは1938年台南市生まれ、元毎日新聞論説委員です。あとがきによれば毎日新聞に執筆した社説、記者の目、特集などに加筆して作った本だそうです。

新聞がベースだけあって、IPCCのバート・ポリン前議長、ワールドウォッチ代表のレスター・ブラウン、インド緑の革命の主導者モンコンブ・スワミナサンなど世界的に有名な方々とのインタビューも掲載されています。

読みにくい!

この本の第一印象です。文章が独りよがりで、分かりにくいです!例えば次の文。

たとえば1960年当時、フィリピン高地の森林地帯を切り開いた農地面積は58万ヘクタールだったが、89年には390万ヘクタールに広がった。雨や風で農地の表土は浸食されていく。森林のままであれば、その量は年間2トンにとどまるが、開墾地は122トンから210トンと絶望的である。

まず何が2トン?と首をかしげました。少し戻って、浸食された土の量であるようだと分かりましたが、390万ヘクタール(九州の面積くらいです)の農地からたった210トン(お風呂1000杯分くらいです)流出したら絶望的なの???

210トンと言うのは漁船7台で捕れるサンマの量くらいのようです。

www.youtube.com

 

http://www.maff.go.jp/tohoku/nouson/sigenka/tyousa/pdf/tamen_6-7.pdf

このPDFを見ると土壌侵食量は『トン/ヘクタール』で測るようなので、2トンとか210トンとかは、おそらく年間の1ヘクタール当たりの土壌侵食量なのであろうと推測されます。自分ではわかったつもりなのでしょうけれど、不親切ですね!

具体的に場所を思い出せないのですが、日本語的に間違っている個所もあと2つほどありました。新聞記者なのに。。

内容そのものは悪くないが、平凡

地球温暖化の進行(私は懐疑的です)、大規模工事への怒り、中山間地域の農業の担い手不足、人口増と食糧不足への警告、既存の貨幣価値に縛られない価値転換など、内容はありきたりです。基礎的な知識を復習するのには良いかもしれませんが、目新しさは全くありません。

Amazonではデータしかないとのレビューがありますが、著者は農家に直接所得補償をしろとか、市民農園を発展させろとか、定住者に有利な税制を設けよ、など明確に意見表明をしています。私も一部賛成できる点はあります。

またご高齢の方に良く見受けられるのですが、私はあれをやったこれをやったと言いたがるのは何故なんでしょう。今の自分に不満があるのかなと心配になります。

買いか

買わなくていいです。これは新聞のまとめ本ですから、新聞の情報で十分です。

 

 


CDレビュー: Metallica – Master Of Puppets (1986)

★★★★☆

最高傑作と名高いアルバムですが、個人的にはやや期待外れでした。

哀愁からバリバリのメタルにすんなりと入ってゆく1曲目Battery, 意外性のある変拍子とメリハリ・上手な構成によって中毒性を生み出すタイトル曲Master Of Puppetsは素晴らしいです。3曲目The Thing That Should Not Beも私の好きな直線クレッシェンドでメインテーマに繋がる構成でとても良いです。

しかし後が続きません。4,5といまいちな曲が続き、7曲目純インスト曲Orionがよくないのです。。単調で迫力がありません。8分の無駄遣いです。前作のThe Call Of Kturuは見事な構成だったのに。

せっかくドラム、ギターみんな上手なのに曲で損しているアルバムと感じました。今後メタリカはガラッと作風を変えていくとの前評判がありますので、いったいどうなることやら。

 


中国株ハリボテの復活で日経奇跡のプラス引け!BS11が死亡したまま復活しない

「株を持っている奴は売ったら犯罪」


href=”http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0PI1OO20150708″
data-mce-href=”http://jp.reuters.com/article/topNews
/idJPKCN0PI1OO20150708″>中国、大量保有株主の株式売却を半年間禁止 | Reuters</a>jp.reuters.com

「株を売る奴は捕まえる」


href=”http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPT9N0Y501U20150709″
data-mce-href=”http://jp.reuters.com/article/marketsNews
/idJPT9N0Y501U20150709″>中国警察当局、悪質な株空売りを捜査へ=新華社 | マネーニュース | 最新経済ニュース |
Reuters</a>jp.reuters.com

買えるけど売れないという自由主義諸国ではありえない反則措置により、今日はひとまず株価が少しだけ復活しました。上海総合指数は堂々の+5.79%です。

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これだけ見ると爆上げですが、

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1年スパンで見るとここ数日の枠の中に過ぎません。

売買停止銘柄の数も凄まじいことになっています。

今日の売買停止銘柄 – 中国株│株・投資信託は証券会社の内藤証券

売買停止銘柄だらけはずなのに出来高は多いままですね。流動性が失われると、株価はどうなるのでしょう。。今日はやり過ごしましたが、問題は全く解決されていません。

二番煎じですが、今は次のような状態です。

日本では、日経平均が午前中絶望の19100円台まで沈みました。しかしその後中国株の復活により740円も上昇、奇跡のプラス引けを達成しました。

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上海市場は現地時間9:30、日本時間10:30にオープンします。日本株が大きく上昇したのは11時前、中国株がプラスに転じ始めた時間と一致します。中国市場がどれだけ日本に影響力を与えているかが分かります。

個別株では一昨日紹介した4335アイピーエスがまだ元気です。この図だと分かりくいですが1400円のストップ高、+27.27%です。

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一方昨日吹きあがった9836リーバイスは元に戻りました。

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下落時は仕手株が噴出しやすいそうです。大口が、膨らむ含み損に悲鳴を上げて小型株イナゴで一発逆転しようと思うからでしょうか。しかし小型株は儲けたところで金額がたかが知れています。本当に儲かるのか疑問です。個人にとっては大きな金額ですが。。

本日すべての持ち株が含み損に転落しました \(^o^)/特に主力のBS11がどん底に沈んだまま-6.21%で今日の取引を終えてしまいました。3Qの営業利益が減ったのが原因でしょうが、長期的にはまた復活するでしょう。放置です。

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BS11効果が大きく資産は前日比-0.3%、年初来+12.8%まで落ちました。下落率を軽減するため本日初めてデイトレなるものをやってみました。と言ってもディスプレイに張り付いてるわけではなく(時間的に無理)、絶望タイムが終わった直後に残り50%の現金を使って持株をナンピンし、引け直前で買い増した分だけを売る、というものです。0.7%の下落率軽減に役立ちました。

明日以降もまだまだ中国株の下げは続くでしょう。今日の日経19100円が底とは思えません。まだ現金比率は高いままにしておいた方がよさそうです。


暴落時に考える個人投資家の利点

中国バブル崩壊により日本株がえらいことになってます。引け後に改めて記事を書きます。

機関投資家は規模が大きいが、制限も大きい

Intelligent Investor(賢明なる投資家)にも書いてあったことですが、機関投資家は多数の出資者からお金を預かって資産運用をする機関です。ということは、扱える金額の多寡が出資者に左右されるということです。これは機関投資家を縛り付ける最も大きな鎖です。出資者が資金を引き上げたいならそのリクエストに応えなければいけませんし、逆に市場から逃げ出したくても、出資者が拒めば引き上げられません。その上、金額が大きいため売買がなかなか成立しません。

すなわち、機関投資家の扱うことができるお金は流動性が低いのです、上げ相場では巨額の利益を得たり、昨日のように下げ相場でちょっとしたイナゴタワーを作ることもできます。しかし、下げ相場で大きな金額を動かすことは手数料の面を考えても容易ではありません。機関の規模が大きければ大きいほど、今回のような下げ相場でまともに被害を受けることになります。「賢明なる投資家」には、アメリカの数々のファンドがその足枷のために巨額の損失を抱える資料が載っています。

個人投資家の利点は、フットワークの軽さ

これに対して個人投資家は小規模です。尊敬の対象となる「億り人」と呼ばれる人でさえもその資産はせいぜい数億円にすぎません。これは、市場の様子がおかしいと思ったら即撤退できるという素晴らしい利点があるのです。数億円程度なら、よほどの小型株か流動性が極めて低い銘柄でない限り売買が1日のうちに成立します。今回のような大型下げ相場が来た時すぐに撤退して、崩壊する相場を他人事で観察し、その後余裕をもって超大バーゲンセール会場を物色することができるのです。

もちろん、下げ相場を察知する力、欲に溺れず冷静に状況を観察し行動する力が必須です。すべての責任は自分にあります。

「小さい」ということは「素早い」という大きな利点があります。この利点を最大限に発揮していくしか我々に生き残る道はありません。


ギリシャなんか目じゃないぜ!中国SHOCKで日経平均-638.95円!!でも3409にイナゴ発生

http://www.chunichi.co.jp/s/article/images/2015070801001228.jpg

上海株急落、一時8%安 中国人民銀が支援表明:経済:中日新聞(CHUNICHI Web)

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本日上海総合指数は-5.90%の3507.19、6月につけた最高値から32.26%の下落です。中国当局は大幅買い支えや売買停止、株を売るなと言う命令などあらゆる反則技を繰り出しましたが甲斐なくとうとう本日暴落しました。市場は政府より強し。

この記事を読むと21.5%の下げで140兆円が消えるそうです。32.26%の下げだと210兆円が消えたことになります。これでは政府による2.4兆円の買い入れなんて屁みたいなものですね。

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1年分のグラフです。綺麗ですね。まるで生きているようです。

ちなみに中国は2008年にもバブル崩壊を経験しています。上のグラフの縮尺率を変えてみましょう。

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前回より山が小さいですね!

2008年は北京オリンピックのあった年です。オリンピックを前に株価はぐんぐん上昇しましたが、オリンピックを前後として大雪被害、チベットでの暴動、2008年5月の四川地震、2008年秋にリーマンブラザーズ破綻と多くのパンチを食らい中国はズンドコのバブル崩壊を経験しました。6000→2000だなんて日本のバブル崩壊よりひどいですね。その後、2010年の万博開催に向けて若干持ち直すも株価はジリ貧に、そして2014年末~2015年の管制第二次バブルに突入した、という流れのようです。

いま新宿や銀座は金持ち中国人が溢れています。一昨日も新宿の改札前に中国人おばちゃんが大挙していました。観光なのか買い物なのかどちらかだと思います。第二次中国バブル崩壊によりおばちゃんたちがいなくなれば、いわゆる爆買い銘柄(百貨店、カメラ屋、時計屋、炊飯器屋など?)は閑古鳥となり、来年度決算が近づいた時大幅な下方修正を記録するかもしれません。

2008年バブル崩壊後の中国は時価総額が1/3になる株価低迷にもかかわらず経済成長率10%前後をキープしていました。昨今は中国も成熟して成長率が伸び悩んでますから、バブル崩壊時の日本のようにかなり減速するおそれれがあります。今後確実に発生するであろう、バブルの欲望が生み出すウンコである不良債権が経済の足を引っ張るでしょうから。

 

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中国SHOCKを受けて日経平均は前日割れどころか-3.14%、-638.95円の19737.65円と2万円を下回りました。ギリシャ劇場は何だったのかと思うような最大の下げです。中国の影響力の大きさが良く分かります。

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こんな大雨のような日でもクソ株タワーは元気です。本日のトップは3409北日本紡績の+42.86%。冒頭前の時価総額は10億に満たない小型株です。有報をざっと見た所5期連続純損失、特に今期は売上高の1.5倍の損失、巨額のマイナス利益余剰金、継続疑義つきと正真正銘のクソ株です。継続疑義のついてる企業を見たのはガーラに続き2社目です。

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以前紹介した9836リーバイスが+15.98%、3689イグニスが+12.23%です。もちろん両方とも材料はありません。どちらも大赤字の危険な会社です。

 

私は現金比率を50%まで上げていたもののハウスコム-7.37%、北の達人-6.89%など一部の銘柄の下落がひどく全体で前日比-1.8%です。すでに撤退してますがイーギャランティ-4.62%やエニグモ-6.95%と最近高騰した銘柄を中心にかなり下げています。主力のBS11は-0.95%、DVxが+1.12%と健闘しました。今のところ含み益があるのはこの2つだけです。

上のグラフを見るに上海指数は2000台までは確実に下がるでしょう。日本株も18000円くらいまでは下がるかもしれませんね。

 

(追記)BS11の第3四半期決算が発表されていました。全く問題のない決算です。純利益が減っていますが法人税の増加によるものですので業績と関係ありません。広告費を伸ばしていますが売り上げの伸長によりカバーできていますので安心です。広告増加のせいで利益大幅減にする会社が多いですが、このように営業利益を毀損しない範囲内で広告費を上げられるというのはよいですよね。


CDレビュー: 75 Jahre Donaueschinger Musiktage 1921-1996 (CD11) Igor Stravinsky, Bernd Alois Zimmermann, Heinz Holliger, Helmut Lachenmann, Andreas Raseghi

★★★☆☆

CDが進むごとに難解になっていきます。2曲目は弦で遊んでいるようにしか聞こえないし、3曲目は音階ゼロの雰囲気だけで押しきる曲、4曲目は長いだけ。1、5~7曲目のみ既存の音楽受容の枠組みでなんとか「音楽」として聴ける(それでもすごく苦しい)範囲の楽曲でした。

いったい音楽に「形式」や「パターン」は必要なのでしょうか。これらを取り去ると音は我々の認識からかけ離れたものに変化します。一定の秩序を与えて私たちは音楽を聴くことが可能になります。今までに聴いたことのある音の組み合わせをもって、我々は「快い」と感じます。しかしそれはただの慣習なのではないでしょうか。慣れ親しんだ一定の文法規則をなぞっているだけではないのでしょうか。そう考えて、現代音楽家は誰も聞いたことがない曲の発明に熱心に取り組んだのだと思います。

その結果、人間に理解不能な音がたくさん生まれました。ハッキリ言って聴くのが辛いです。「快」を感じられません。しかしこのような曲にまた「慣れる」ことで新しい音楽文法を体得できるのではないかと考えます。しかし「慣れて」しまったら彼らの試みは原理的に失敗するのかもしれません。そんなことを考えながら聴いていました。音を素直に聴くのは難しいです。

 

4曲目は米国amazonで視聴できます。評価高いです。全く分かりません。

 

Track List:

1     
In Memoriam Dylan Thomas, dirge-canons & song for voice, string quartet & 4 trombones
Igor Stravinsky
                
    2     
Sonata, for solo viola
Bernd Alois Zimmermann
                
    3     
Pneuma, for orchestra
Heinz Holliger
                
    4     
Schwankungen am Rand, for orchestra
Helmut Lachenmann
                
    5     
Kammerquartett
Andreas F. Raseghi
                
    6     
Kammerquartett
Andreas F. Raseghi
                
    7     
Kammerquartett
Andreas F. Raseghi  

 


日本株は大幅反発。しかし中国は微減。5日で3倍・4335アイピーエス、電子屑7708石山ゲートウェイ

日本株は復活しました。

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(追記)上海総合指数は-1.29%の3727.12。昨日のチャートと同じで午前に良くないレベルの下げがあり、芳しくありません。ここでもう一度落ちると国のコントロールも意味なしということになります。

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個別株では4335アイピーエスが5日連続のストップ高、約3倍の値を付けています。今日は+39.84%という凄まじい伸び率です。

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事業内容はERP(業務基幹システム)の開発・販売です。普通すぎます。競合他社が多く厳しい業界です。一昨日分析した9928ミロクもERP開発業者ですがこちらは会計事務所特化という大きな差別化が図れているのに、アイピーエスの商品には魅力を感じません。企業サイトもあまりやる気が感じられません。

第三四半期決算まで出ていますが売上11.6億・純損失0.81億と赤字です。通期ではギリギリの黒字を見込んでいますが下方修正は免れないような雰囲気です。財務はまともですのでクソ株の部類には入りませんがこれは完璧な投機ですね。時価総額は3倍になってもまだ26億円しかありません。つまり高騰前は10億もなかったという超小型株です。今後の値動きに注目です。

値上がり率3位の7708石山ゲートウェイは8/1に上場廃止される銘柄です。

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時価総額がまだ6.56億円残ってます。スカイマーク倒産祭りのときといい、なぜみんな紙屑(電子屑)に投資するのでしょう。

持株では北の達人・ハウスコムを再購入し、現金比率がほぼ50%になりました。今日の反発のおかげで年初来成績も15%まで回復しました。

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8771イーギャランティの絶好調ぶりを歯ぎしりしながら見送る毎日です。ここはまだまだ伸びるでしょうが、投資基準をきわめて保守的に変えたので大暴落でもしなければもう二度と買えません。。大暴落する日はここのビジネスモデルがダメになった日ですし。


StylishというFireFoxアドオンが優れている

ユーザーが設定したCSSを閲覧ページに合わせて自動的に変更してくれるアドオンです。ドメインやページ単位での自動切り替えも可能です。

例えば、

http://tanakanews.com/150618tpp.htm

これをフルHDのディスプレイで表示すると

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こんな風に横長になって超絶見づらいです。

Stylishを使うと自分でCSSを設定し、好みの表示に変えることができます。インストールした後、右上に表示される「S」のマークをクリックし、ドメインやページ単位でCSSを設定します。

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@namespace url(http://www.w3.org/1999/xhtml);

@-moz-document domain(“tanakanews.com”) {
  body{
    max-width: 800px;
    margin: 0 auto;  
    font-family: “ヒラギノ角ゴ Pro W3″,”Hiragino Kaku Gothic Pro”,”游ゴシック”,YuGothic,”メイリオ”,Meiryo,sans-serif;
    font-weight: 200;
  }
  p{
     line-height: 1.8;
     word-wrap: break-word;
  }

 例えばこんな感じにします。横幅を制限し、フォントを変え行間も空けます。するとこうなりました。

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実に読みやすくなりました!なおCSSに設定がないのにデフォルトの背景が肌色なのは、FireFoxの背景色変更機能を使っているからです。オプション→コンテンツ→配色設定の「背景」から色を変えられます。白だと目が痛いのです。

さまざまなユーザーが作ったスタイルを適用することもできます。

例えばYoutubeやgoogleをこんな風に。

https://df6a.https.cdn.softlayer.net/80DF6A/static.userstyles.org/style_screenshot_thumbnails/46081_after.jpeg?r=1436227547

uTube NightBlue 2K15 by a3cAnton – Themes and Skins for Youtube – userstyles.org

https://df6a.https.cdn.softlayer.net/80DF6A/static.userstyles.org/style_screenshot_thumbnails/96109_after.jpeg?r=1436227547

Google Search Home Page Background – Themes and Skins for Google – userstyles.org

CSSはできることが多くていいですよね。