CDレビュー: Metallica – Master Of Puppets (1986)

★★★★☆

最高傑作と名高いアルバムですが、個人的にはやや期待外れでした。

哀愁からバリバリのメタルにすんなりと入ってゆく1曲目Battery, 意外性のある変拍子とメリハリ・上手な構成によって中毒性を生み出すタイトル曲Master Of Puppetsは素晴らしいです。3曲目The Thing That Should Not Beも私の好きな直線クレッシェンドでメインテーマに繋がる構成でとても良いです。

しかし後が続きません。4,5といまいちな曲が続き、7曲目純インスト曲Orionがよくないのです。。単調で迫力がありません。8分の無駄遣いです。前作のThe Call Of Kturuは見事な構成だったのに。

せっかくドラム、ギターみんな上手なのに曲で損しているアルバムと感じました。今後メタリカはガラッと作風を変えていくとの前評判がありますので、いったいどうなることやら。

 


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