髪がバブル崩壊しそう

普通の人の生え際は

だと思います。

私の生え際は、下の記事を書いた時点では、

Π

でした。

ところが、今日床屋で髪を切り終わった後に鏡に映った私の頭は

でした。上の記事から半年ちょい経ってますが、2cm以上進行しているように見えます。

私の髪の量は次のような感じです。

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↑中国バブル崩壊危機のチャートです。中国当局でさえ髪を生やすのは難しいでしょうから、いずれは崩壊するでしょう。ここ数日はアデランスでごまかしてるのかも。

 

私はハゲについては悲観していません。万年坊主頭だし、点々が付いている位置が変わるだけのことです。日に日に後退する生え際が面白くて仕方ありません。本当にハゲってあるんだな!という事実に驚愕します。想像上の概念的形而上的、物語的存在だったハゲが自分の頭というフィールドで現実化し、しかもリアルタイムで進行するという人生で最も稀有な時間を過ごせていることに感謝したいくらいです。

昨日レビューを書いた本の著者も堂々としてますしね!

いい表情だと思いませんか!?


ロマンスカーの車窓から田園が消える日

http://www.romancecar.jp/img/wallpaper/download/08_summer_1024-768.png

http://www.romancecar.jp/wallpaper/

都内から箱根に観光に行く方は、ロマンスカーから見える足柄平野(新松田~小田原間)の田園風景が印象的なことと思います。私は近年この風景が失われるおそれがあるとみています。

田んぼが埋立てられ、住宅が建てられる

私は足柄平野のとある六帖一間のアパートに住んでいます。アパートの近くでは毎年のように田んぼが失われていきます。5年前、最寄り駅からの帰り道には多くの田んぼがあり、カエルやトンボをたくさん見かけることができました。しかし近年、これらの田んぼの多くが次々と分譲地に姿を変え何の変哲もない住宅地となりました。

数週間前、駅までのルートに唯一存在した田んぼの前に「建築計画のお知らせ:2015年10月1日~」という看板が立ちました。全滅です。

DMは不動産の広告ばかり

ボロアパートと言えども下手な鉄砲も数撃てば当たるとばかりにポスティング広告が毎日のように郵便受けに入ります。「新規開発分譲地~坪~万円!」「新築10戸建売~万円!」という、土地・新築住宅の広告ばかり常時100件は下らない物件が載っています。毎日のように田んぼが消え、どんどん家が建てられていっているようです。

足柄5駅の人口は増加基調

  2010 2011 2012 2013
開成 10,004 9,975 10,203 10,424
栢山 9,316 9,328 9,379 9,650
富水 6,711 6,671 6,895 6,966
螢田 5,862 5,879 6,082 6,293
足柄 2,966 2,976 3,070 3,303

小田急線のいわゆる「足柄5駅」の人口が着実に増加しています。分譲地となった土地は1か月以内にほとんど家が建ちますので、実感と一致します。この5駅は小田急線全体でみると閑散駅の部類に入りますが、全国的にみると少ないわけではありません。例えば開成駅の10,424人は県庁所在地の青森駅(約11,000人)とほぼ同レベルです。

開成駅周辺は2000年代初頭に小田急不動産による開発が進められ、一大ニュータウンが形成されました。田園地帯の中に突然マンション群が林立する異様な光景です。

西口(2005年10月13日)

開成駅 – Wikipedia

開成町では他にも大量の田んぼをぶっ潰して大きな道路、小学校(開成南小学校)、でかいマンション、多くの分譲地を立てるプロジェクトが現在進行中です。

東京ドーム5.7個分の開成町南部地区土地区画計画整理事業地に、誕生。

開成町南側は元々田んぼしかない土地ですので、この計画では26.8ヘクタール、田んぼ270枚分が消失することになります。

モータリゼーションの進行により大型ショッピングモールや職場まですぐに行けること、工場が多い本厚木や小田原などのターミナル駅が近い、90分頑張れば座って新宿まで行ける、等の利便性からこの地域の人気は高いようです。今後も大規模計画が予想されます。

農業は衰退しました

コメ農家は儲かりません。

田んぼ1枚(1反)は約991平方メートルですので、この人は3.5枚の田んぼを耕し、年間たったの130,000円しか稼げないそうです。20倍作ればなんとか生活できるレベルになりそうですが、まず無理です。実際に田んぼを見てみると分かりますが、2反の田んぼでも1人で作業している人はあまりいません。投稿者の管理しているくらいのスケールでいっぱいいっぱいだと感じます。

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米価|年次統計

コメの値段は戦後1/4まで下がりました。高度成長期に入るまでは食糧難で米価はめちゃめちゃ高かったので、このグラフから受ける第一印象は当てになりません。

高度成長期以後の数字を見ることにします。1962年に5kg3634円だった米価ですが、このグラフに書かれていない最新の2014年米価は5kg1083円です。2014年に暴落があったそうです。

飼料米への転作でコメ農家は生き延びられるのか? 米価の暴落で大規模コメ農家が窮地に | JBpress(日本ビジネスプレス) 一俵(60kg)13,000円→5kgで1083円

以前と比べて1/3以下しか儲からないコメ農家から撤退する人は増えて当然です。

年130,000円というのは時給1000円の仕事130時間で稼げる金額です。小田原市には近年Amazonの大きな倉庫が建ったので、Amazonでバイトしている方がましという状況です。

高齢化・なり手不足、とどめに相続税

足柄5駅付近は周囲に大学がほとんどありません。すると、東京の大学に進んだ若者はほとんどが帰ってきません。農家は後継者もおらず、全国的なトレンドでもある高齢化が進み体がきつくなれば耕作放棄せざるを得ません。

ところが耕作放棄すると農地と認定されなくなり、固定資産税が跳ね上がります。

年金生活者にそんな税金払えません。大きな売り圧力です。

そして高齢化と言えば、相続税です。土地を残したまま死ねば莫大な相続税がかかります。遺族に農業を継ぐ人はほとんどいませんから、土地を売って税金を払わざるを得ません。これも大きな売り圧力となります。私は以前、相続税が払えないので畑を売って駐車場にせざるを得なかった農家の話を聞いたことがあります。

また、足柄平野は神奈川県+小田急線効果で地価は安くありません。

http://www.tochidai.info/kanagawa/kaisei/

例えば開成町吉田島4303番の地価は坪45.5万円です。田んぼを住宅地に変更してから売れば、3枚で4140万円となります。8枚持ってりゃ1億越えです。都道府県ランキングで見ても6・7位の埼玉・兵庫の平均価格と等しくかなり高い水準です。4000万円あればなんとか老後暮らせるくらいの資金になります。さらなる売り圧力がかかります。

※実際に土地を売ったことがないので、彼らは地目が田のまま売るのか住宅地に変更してから売るのかは分かりません。。

究極の売り圧力TPP

小麦の大量輸入で日本人の食生活がパン中心に変わりコメ業界は大打撃を受けているというのに、ダメ押しでTPPによるコメ輸入の増大を迫られています。これらは米価を押し下げ、田んぼの放棄をさらに促すでしょう。

人口減で家が建たなくなっても・・・

日本の人口は減る一方であり、大都市圏ではない足柄5駅付近の人口は今は増加中ですが数十年スパンで見れば減少し、土地は今のように売れなくなることでしょう。すると田んぼが住宅に変わる速度も減るかもしれません。

しかしそのころは農業の担い手も激減し、家は建ちませんが耕作放棄地が増え、どっちにしても田んぼの数は減るでしょう。。

もはや打つ手がないように思います。日本人がもっとコメを食べ米価を上げる、若い人が田んぼを受け継ぐ機会を増やす、などと提言されることもありますが、安いパン・儲からない農業の前には現実的ではないでしょう。

近年は小田急線沿線にごく近い地域の田んぼも少しずつ虫食い状に家が建つようになってきました。急速な高齢化の進行により、今後虫食いの速度は増加するでしょう。悲しいけれどどうしようもありません。


インプット偏重の危険性、アウトプットの重要性、フィードバックとソーシャルによる連鎖反応の可能性

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私は昔からインプット偏重で生きてきました。そのために多くの弊害を被りました。もっと早くに気づいておくべきだったアウトプット、フィードバックの重要性について書いていきたいと思います。

インプット

インプットとはいわゆるお勉強です。ものを読み、理解し、暗記します。インプットがなければ何もできないため、それ自体は必要不可欠です。例えば教科書を読まなければあなたの定期試験の成績は目も当てられなくなります。それだけではなく、詰め込んだ知識がなければ議論はできません。単語を知らなければ外国語で書かれた文章を読めません。インプットはすべての行動のバックグラウンド、前提となります。インプットは多ければ多いほど好ましいです。

インプットの落とし穴

ところがインプットには落とし穴があります。インプットは一方通行です。情報は外側からあなたの内側の方向に流れていきます。しかし、本当に流れているのでしょうか?

インプットの欠点は、あなたが本当にそれを理解しているのかどうか誰にもわからないということです。本人にさえわかりません。難しい本を最後まで読み通して分かった気になり満足感に浸っていませんか?中学高校時代、テスト前に「俺は昨日8時間も勉強したぜ!」と言っていたのにテストの点数が異様に低い人を見たことがありませんか?「俺は1000冊本を読んだんだぜ!」と公言しているのに客観的に見てアホな芸能人がいませんか?

インプットの量はあなたの思考の明晰さと必ずしも比例しません。矢印が一方向だけを向いているというのは不健全です。インプットのみでは独善的になる可能性が高いといえます。

さらにもう1点。インプットしたことは必ず忘れます。時間がたてばたつほど忘れます。これは宿命です。すべてを覚えていられる人間はいません。

アウトプット

そこでアウトプットの登場です。アウトプットとは文章を書いたり、物を作ったり、他人と会話したりテストを受けたりすることです。情報は内側から外側へ出る矢印に沿って出ていきます。

アウトプットの創作性

アウトプットは全て創作的です。インプットの段階で蓄積された知識・情報を概念化し、肉付けし、形式はどうあれ一つのもの・作品に仕上げていく行為です。何気ない私たちの会話一つ一つも全てが創作的です。

アウトプットをするためには、インプットしたものへの理解が必要です。理解していないものをアウトプットすることはできません。無理やりアウトプットしても支離滅裂なものが出来上がるだけです。

例えば文章を書いていると、しばしば理解が曖昧なことに気が付くものです。書きながら「本当にそうだっけ?」と感じたときは、文献を調べ直したり、最後の手段・ネット検索に頼ったりして、自分の理解の足りなさを補強しながら書いていきます。この過程で、インプットが定着していきます。文章を書くことでぼんやりしていた理解に一本の道が付き、思考は明快になります。書くことで知識は反復され、インプットのさらなる定着にも役立ちます。

フィードバック

アウトプットをもってしてもまだ不十分です。文献やメディアやネットからのインプットにより自分への矢印が描かれ、アウトプットにより自分から外側への矢印が描かれますが、このままではせっかく連続した矢印が空中に雲散霧消してしまいます。アウトプットも一方通行ですから、独善的になる危険性を孕んています。

そこでフィードバックが必要です。フィードバックとは、アウトプットに対して外側から何らかの反応があることです。例えば、会話はフィードバックの仕組みを内包しています。わたしが話せば相手が返答します。他にもテストを受ければ評価が返ってきます。文章を書けば反響があります(ただし読者が多い場合に限る)。

あなたの理解が間違っていればフィードバックにより批判がなされます。コメント欄や2chで叩かれ友や家族に欠点を指摘されます。フィードバックはあなたの知識や思考の正確性、蓋然性、妥当性や面白さ、独創性などのテストの役割を果たします。

フィードバックによりアウトプットの矢印が自分に戻ってきて、新たなインプットを得ることができます。それは好意的な意見であったり辛辣な批評であったり0点のテストだったりするでしょう。どんな反応であれ、自分が形にしたことを相手がインプットし、さらにアウトプットを創作して返してくれるわけです。一種の回路のようなものがそこに創られ、回転しながらより大きな創作へと繋がっていきます。

個人的な経験

自分の話を挟みます。私はアウトプットをほとんどしないで過ごしてきました。例えば授業で発表をしません。質問をしません。本を読んでも感想を書きません。そもそも宿題の読書感想文に何も書けません。その結果、インプットしたものはなにも残らずすべて消え去ってしまいました。妥当性も正確性も何も保障されないまま自己満足的な達成感だけが残り、空っぽな自己だけが残ってしまったのです。

インプットやアウトプットの例として勉強を出しましたが、私は受験勉強はある程度やりました。しかし受験勉強というのは、インプットの割にアウトプットとフィードバックが非常に小さいシステムです。決められた位置のマークを塗ったり、枠内に記号を書くと点数が返ってくる。それ以上のことはありません。知識の妥当性も思考の深さも実はほとんど問われません。書いてある答えが合っていればよいだけですから。いきおい、私の試験対策は問題の決まった手順をなぞることにとどまり、本質から外れていきました。

そして大学に入った後大きく挫折しました。授業で何を言っているのか全く分からないのです。いままで分かったつもりになっていたのに、何も分かっていなかったことが露呈されてきます。試験日程は理解を待ってくれません。私は落第ののち、大学を中退しました。

アウトプットを始める

それから10年ほどたって、オフラインで日記を付けるようにしました。はじめは何も書けませんでした。書くことを知らなかったからです。文章を組み立てる能力がなく、概念や単語が独立して宙に浮いたまま結合しなかったからです。読書感想文を書けなかった小学生時代と同じです。書くとすぐに話題が尽きてしまい、書けなくなって何日か経つとまた少し書く、ということを続けていました。

次に、読んだもの・聞いたものを題材にするようにしました。題材が存在すれば自分の中にわずかながらも反応がありますから、それを書き留めることができます。なんとか、毎日書けるようになりました。去年、手違いでオフラインの日記がすべて消失しました。しばし呆然としました。

日記が消えた – 六帖のかたすみ

大昔にアカウントを取って放りっぱなしだったはてなダイアリーを見つけ、オンラインなら消えないだろう、と思って書き始めました。このころの日記は分量が短く、しかも他人に伝えるつもりが全くありません。アウトプットはフィードバックのためのものであるという思想を持っていれば、もう少しまともな書き方があったはずです。しかし書くという行為を続けていられたことは幸いだったと思っています。400字の原稿用紙を埋められなかった自分が、いつのまにか4000字超の文章を書けるようになりました。

ソーシャル化によるフィードバック連鎖反応

インターネットはソーシャル時代に突入し、一昔前の静的HTML(ホームページと読ん でいました)で一方的なアウトプットをする時代ではなくなりました。ブログ、twitter、facebookは洗練されたフィードバックの仕組みを取り入れています。面白い文章を書けば人気記事として取り上げられたり大量のRTをされたり、togetterやまとめブログで批評されたりします。

はてなブログには、アクセス解析に表示されるPV、はてなスター、人気記事、コメント、はてなブックマーク、などなど様々な報酬系が完備されています。 これらがアウトプットを促し、ひいてはフィードバックを促して強力な連鎖反応を引き起こす可能性を秘めています。しかしそれは記事が読まれ、ユーザーがレスポンスを送りあって初めて形成されるものです。読まれない記事からは反応が起きません。

せっかくはてなブログに移行したので、フィードバックの仕組みを最大限に生かしたいものです。アウトプットを検証し、批評する外部のプロセスを通して思考や精神は健全になります。独善的、一方通行的になることを免れ、さらなる昇華と発展への道が開けます。そのためには、読まれる記事を書けるようにならないといけません。。

ここまで書いて、私は優れた記事にスターを付けたり、コメントを付けたりしたことが一度もないことに気が付きました。今日からは違う自分になろう。

参考文献

バカの壁 (新潮新書)

バカの壁 (新潮新書)

 

 一昔前のベストセラーです。日本人はアウトプットしない、としきりに言っているのはこの人。

 

哲学の教科書 (講談社学術文庫)

哲学の教科書 (講談社学術文庫)

 

日本人の学者は哲学を知っているが哲学しない。インプットしかしない人間への批判がこもっています。

自分を知るための哲学入門 (ちくま学芸文庫)

自分を知るための哲学入門 (ちくま学芸文庫)

 

フッサールの現象学の解説が今でも印象に残っています。現象学とは根拠を様々な人間の主観に照らした「妥当性」に求める学問です。妥当性はまさにインプット→アウトプット→フィードバックの流れで明らかになるものです。フッサールの本はいずれ読んでみたいと思っています。


今日からケイタイ

今日から敬体にします。

これまではここを個人的な雑記と位置づけ、他人が見ることなど全く気にしない文章を書いていました。しかしウェブで文章を公開するということは必ず読む人間がいるということです。

はてなダイアリーからはてなブログに記事を移行した際、「アクセス解析」という機能が付いていました。ここには、見られたページがリアルタイム・ランキング形式で逐一表示されます。面白いので毎日チェックしています。

私のブログは1日平均PVが100に満たない、超弱小サイトです。ユーザー登録されている記事なんてありゃしません。しかしながら、アクセス解析結果を見ると、いくつか安定して読まれている記事があるようです。例えば次のような記事です。

Windows8ではユーザー名を漢字にするな – diary 六帖

JavaScript→PHPに多次元配列を渡す – diary 六帖

日常PCを使う際に困ったこと、プログラミングで疑問に思ったことは、他人も困ったり、疑問に思うことが多いらしいことが分かります。私の文章力などたかがしれていますが、見られている以上、伝えるための文章を書く必要があります。常体は日本語としておかしいところはありませんが、冷たい印象を与えます。私は発達障害と診断されていることもあり、変に気取った文章になりがちです。

読む人間に少しでもいやな感じを与えたくない。そのためのケイタイです。


夢で蹴りたい――日本の戸籍システム、マイナンバー

訳あって親との交際を絶っている。

もうずいぶん昔に家を飛び出して以来数十年にわたり、住所を変えるごとに住民票を親に取られ、嫌がらせをされた。嫌がらせをされるたびに引っ越しを繰り返し、10回を超える引っ越し費用のために貯金が全部飛んだ。今では借金を背負っている。

日本では親族が合法的に住民票を取得できる。住民票どころか、戸籍も閲覧できる。戸籍の附票も閲覧できる。附票を見れば転居した履歴まで全部わかる。戸籍から配偶者の家族の情報だって取得できる。何だこの制度!?親は弁護士に頼んで戸籍謄本や附票を取得していることがすでに分かっているが、実は弁護士に金を払わずとも、親自身が取得したってなんの問題もない。これに対抗するには、住民票と居住地を乖離させるしかない。

配偶者のDVやストーカーが原因で住民票と異なる住所に転居した場合については、昨今では法律が整備されているため、転居先で国民健康保険や医療費給付、住民票の閲覧制限などのサービスを受けることができる。

しかし親が自分の居所を嗅ぎまわるために住民票を放置して転居した場合については法律が存在せず、上記のサービスは一切受けられない。役所に相談して全部拒否された。住民票と居住地が一致していないことを役所が把握すれば最悪、職権で住民票からの抹消もありうる。と役所に言われた。親のせいで、国民としてカウントされなくなるのだ。

だからといって生命が奪われるわけではないのだが、困るのは保険証が交付されないことだ。本人確認が必要な手続きは一切できない。例えば証券口座の開設ができない。私は株取引したくてもできないまま一生を終えるかもしれない。医療費も10割全額自己負担になるので、医者にはかかっていない。

さて最近、マイナンバーなる牛糞を発酵させたような制度が導入されようとしている。マイナンバーは住民登録地に郵送される。私はこのままだとマイナンバーを受け取ることはできない。

報道を見るとマイナンバーは来年中にでも会社に知らせなければいけない見込みである。私のようなケースは一体どう会社に説明すればいいのか。親から逃れるために居住地と住所を一致させることができないのでマイナンバーはわかりません。で通るのか!?

私と同じ思いをしている人たちは他にもいる。 blog.jjseisakuken.jp

今日、親を蹴り飛ばす夢を見た。実家に恋人と押しかけ、親がクソみたいな態度を取ったところで腹が立って蹴っ飛ばしたところで目が覚め、現実でも夢と同じ右足が蹴りだされていた。奴らが早く死んでくれれば、こんな思いしなくていいのに。


FPGのモデルは古典的

レバレッジド・リースとは、次の資料によると20%程度を自社と投資家から出資し80%程度を金融機関から調達してリース物件を獲得し、匿名組合を使ってリース業を行うことであるので、ほぼオペレーティング・リースと同義である。

日本におけるレバレッジド・リースの実証的考察:我が国リース会社の実務例に触れて

http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/32209/1/50%283%29_P133-153.pdf

http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/32216/1/50%284%29_P83-100.pdf

ざっと読んだ。なんと1970年代から存在する手法らしい。昭57リース通達、昭63リース通達によって一定の規制がかけられ、さらに直後のバブル崩壊によりレバレッジド・リースの需要は大きく減退した。リース品が売れず1兆円の負債を追加で抱え1985年に倒産してた三光汽船という会社もあるそうだ。さらに、1998年に減価償却法が定率法から定額法に変更されたため大打撃を受けたと書いてある。FPGは全く同じビジネスモデルなのにもかかわらず何故か定率法で減価償却している。この論文は2000年のものなので、以後法改正が行われたか、もしくは定率法で行うことができるような抜け道があると考えられる。wikipediaの記事を見ると2005か2008年に改正があったようだ。

アベノミクス効果で黒字な中小企業が増えたためにFPGの需要が急増した。実は中小企業は利益が低い(800万円以下)と法人税率が減るというルールがある。知らなかった。それを考えると、税の繰り延べだけではなく、一時的な減税効果もあることになる。といってもやはりリース品の運用益・処分益の方がずっと多いから、最終的に税増収であることは間違いないのだが。

昭63リース通達は償却期間や自己資金率、逆転黒字化の時期などを細かく設定し、これから外れるとレバレッジド・リースと認めてやらないよ、繰り入れは許さんよ、というお達しだった。上の論文にもあるが国は「明日の100円より今の10円」という立場で法改正を行う。マイナンバー制度に代表されるように、少しでも税金が欲しいわが国では、突然基準を変えて「航空機リースを業としてない奴は繰り入れを許さない」とか「また定額法にするよーん」とか言われてもおかしくない。そう考えると国に首根っこを押さえられているFPGはリスクが高い。日経の例の記事自体は信憑性が無いものの、潜在的なリスクを知らなかったのは自分の責任なので、撤退して正解だったと思うことにしたい。

なお、株価は今日も下がってしまったようだ。レバレッジドリースの歴史は面白かったけれど、今日でFPGに関する考察はおしまいにして、もっと建設的なことを考えよう。


資源配分

HTML5/CSS3の迅速な勉強のために時間資源配分の見直し、pythonの本はさっさと読み終わらせてしまって、次はすぐにHTML関係の本を読む。運行情報通知アプリも完成したことだし。新聞アプリは当面凍結。

英語リスニング+読解用教材に使っていたPride And Prejudiceは予想通り少女漫画的金持ちイケメンDarcyが主人公Elizabethにべた惚れだったり親父がシニカル過ぎて不謹慎だったり相変わらず妹Maryがウザかったり天然ボケ姉Maryのために姉の恋人Bingleyの家に行ったらBingley姉2人がクソで彼女らに対するElizabethの発言が痛快ですっごく面白いんだけどChapter8まで読み終わったところで一旦打ち切り。今後2年間は我慢しないといけないかもしれない。単語記憶は筋トレと思って規模縮小しながら続ける。ああ仕事が多いって悲しいね。

早く稼いで1000万くらい貯めたい。そしたらストック貯めつつ15年死ぬ気で株取引やって1億にしたい。1億をディフェンシブに再投資してさらに10年で2億になったら老後もなんとか暮らせる。1000万貯める前にオリンピックが終わって日本経済が破綻するかもしれんが。。


銭稼ぎ思案

本業以外に収入源を作りたい。というか作らねば飯が食えなくなるおそれがある。自分のアドバンテージは、英語だいたい読める少し書ける、仏中読める無理すれば書ける、プログラム書ける、ということ。じゃあ英語でブログ書いたり外国語サイトを翻訳してアドセンスを付けたりすれば一石二鳥じゃないか?でも翻訳には許諾が必要なので苦しい。海外の反応、といったブログが多いのは出典が転載OKであるサイトから持ってきているからなのか?などなどいろいろ調べて考えて、英語でちょっとしたブログを書いてみることにした。1日の想定作業時間は10-15分。諸事情でここにリンクを載せることはできないが、まず行動してみようと思った。

次は海外サイトのちょっとした紹介+翻訳でもやってみようかと思う。私はオリジナルのコンテンツを作成することはまだ難しい。引用かつ出典を明らかにすれば著作権法的に全く問題ないので、それから始めよう。何かわかることがあるに違いない。


収入激減の予定

来年度から収入が最大で2割減りそうだ。生活が維持できない。日本が好景気なんて嘘だね。

今日から1年以内に全力で副業のための知恵を絞る必要ができた。ここまで見てきたビジネスの基礎を何とか使えないか。。?