Shelly Manne & His Friends – My Fair Lady (1956)

 ★★★★★ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧

アメリカっぽさが臓に染み渡るようなアルバム。映画は見たことないけれど、1曲目のウォーキングベースとドラムのノリっぷりを聞けば誰もが上機嫌になれるはず。7曲目With A Little Bit Of Luckは泣けるピアノ大炸裂だし、ラストの I Could Have Danced All Nightも燃えること間違いなしの優れたナンバー。クラシックな堅苦しさは全くなく、幅広いリスナーを獲得できしかも演奏が優れているというすごい1枚。レコード時代のものだから仕方ないが、もっと長く収録してほしいなぁ。


はてなブログに移行

はてなブログに移行した。はてなダイアリーに不満があるわけではなかったんだけれど、トップページで頻りに宣伝されていたので調べてみた結果、理由をいくつか見つけたので、引越し機能を使って完全にこっちに移行した。

記事の管理が煩雑になってきたのと、デザインにCSSが使えるということなので、今後勉強を進めていったときにウェブデザインの練習用にここを使ってみたい。

時代に取り残されるのが嫌なので、モダンな機能も使っておきたい。


7172 ジャパンインベストメントアドバイザー

http://www.jia-ltd.com/
去年に上場したばかりの企業で、航空機・コンテナのオペレーティングリースが主要業務。FPGと全く同じ業務だ。競合企業がいたことに驚いた。相違点と言えば第三のリース品が太陽光発電ということくらいか。せっかくなので比較してみる。
FPGの規模は売上予想120億、ここは20億なので6倍の規模の差がある。まだ規模は小さいが、市場の食い合いにならないのか?今後、JIAが太陽光投資にシフトしていけば業務はかぶらなくなるが、このままでは共倒れにならないか。。?
自己資本比率12.2%、短期借入金が96億円と、超がつくくらいのレバレッジ経営だ。このレバを生かして、今年は2倍成長の予定。FPGは自己資本比率24.2%。
営業利益率は、FPGが71.2%、JIAは42.2%。原価率・販管費率はFPGが13%・15.6%、JIAが30%・26.9%。FPGに一日の長があるようだ。売ってる商品の数が違うのか、手数料率が高いのか、いったい何だろう?
PERは27.29倍とかなり高い。しかも無配。一度爆下げしないと、買うタイミングはなさそうだ。。数年後にはそこそこ大きな会社になっているだろうが、その頃には不況で商品に投資家が集まらないリスクがあるだろう。


Great Pianists of the 20th Century Vol.5 – Claudio Arrau II (CD2)


★★★★☆
主にリストとシューマン。リストのピアノソナタで4枚目にして初めて爆音で弾いた。だが汚くはない。このジャケットの写真のせいでヒゲのナイスミドルが華麗に弾いている場面しか想像できなくなってしまった。流れるようにそつなく弾きこなし、第一楽章が特にお見事。だがインパクトには欠けるか?シューマンのピアノソナタは盛り上がるのか盛り上がらないのかつかみどころのない印象だった。

Track List:
Frederic Chopin
1. Fantaisie In F Minor, Op. 49
Franz Liszt
2. Piano Sonata In B Minor, S. 178: Lento assai - Allegro energico
3. Piano Sonata In B Minor, S. 178: Grandioso - Recitativo-
4. Piano Sonata In B Minor, S. 178: Andante sostenuto-
5. Piano Sonata In B Minor, S. 178: Allegro energico - Andante sostenuto - Lento assai
Robert Schumann
6. Fantasie In C, Op. 17: Durchaus phantastisch und leidenschaftlich vorzutragen - lm Legendenton
7. Fantasie In C, Op. 17: Massig. Durchaus energisch - Etwas langsamer - Viel bewegter
8. Fantasie In C, Op. 17: Langsam getragen. Durchweg leisi zu halten - Etwas bewegter

the better the quality of a common stock, the more speculative it is likely to be

This is a factor of prime importance in present-day investing, and it has received less attention than it deserves. The whole structure of stock-market quotations contains a built-in contradiction. The better a company’s record and prospects, the less relationship the price of its shares will have to their book value. But the greater the premium above book value, the less certain the basis of determining its intrinsic value―i.e., the more this “value” will depend on the changing moods and measurements of the stock market. Thus we reach the final paradox, that the more successful the company, the greater are likely to be the fluctuations in the price of its shares. This really means that, in a very real sense, the better the quality of a common stock, the more speculative it is likely to be―at least as compared with the unspectacular middle-grade issues.
―The Intelligent Investor, Chapter 8

高PBR→企業の内在価値からの乖離が高い→投機性が高い、とグレアムさんも言ってる。奇しくも今日ガーラの件で達した結論と同じ。びっくり。


4668 明光ネットワーク

http://www.fisco.co.jp/uploads/meikonet20150511.pdf
営業利益率25.4%、高い利益率を背景とした配当性向40%、配当利回り4%台と強い。自己資本比率は78%だし、M&Aで事業を拡大中だ。早稲アカも明光の傘下になっていた。生徒数の大半を占めるフランチャイズ教室の生徒数は伸び悩んでいる。フランチャイズ事業の営業利益率は50%程度と異様に高いので、ここにテコ入れして生徒数が増えればまだ儲かる余地がある。有報によるとフランチャイズを立ち上げるための初期費用が300万、上納金は月々の売上高(利益ではない)の10%。きっついな。有報には書いてないがテキスト代やシステム利用料金なんかも取られてるだろう。フランチャイズって独立したい人間を食い物にする商売だから、基本的にぼろ儲けになるようにできているね。雇われに戻りたくない、自分の力(のような気がする)で稼ぎたい、という彼らの弱みを握ることで、親元が高収益を達成できる。公文やドトールにも同じものを感じる。コンビニもきっとそうだろう。今度調べてみよう。
少子化により子供は減っているがその分教育に金を掛ける親が増えている。何しろ少子化で経済全体のパイが少なくなることは確定しているんだから、親は必死だ。今後も家計の教育費用は下がらないだろう。うちのような田舎でさえ近所に明光が3つもあるので教室数は頭打ちで、本業の拡大による高成長は望みにくい。拡大するとしたら幼児教育施設か。以前東京に引っ越した時は幼児教育施設の増加が目立った。ここは幼児教室がまだ赤字なのでまだまだ発展途上だが、事業の規模が小さく、当面は業績には貢献しそうにない。配当を目的としたディフェンシブな銘柄としては超優良の部類に入ると思われる。
個人的には幼児・小中高と塾業界自体が大嫌いなので買わない。


ガーラは分析不能

短信を真面目に見てみたらこりゃ、えらいことですよ。まず今期の損益計算書は売上6.8億に対して原価1.9億販管費7.8億、営業利益-2.8憶(営業利益率-41%)、純利益-2.7億。やばすぎ。

貸借対照表については株主資本に利益余剰金-29.3億・為替換算調整-5.1億(円安損)ととんでもないマイナスの勘定があり、負債の欄にも長期前受収益(あやしい)1億、資産は現金3.8億と長期貸付金1億(なんで貸せる?)くらいしか目ぼしいものが無い。売掛金1億だって怪しいもんだ。この会社が持ちこたえているのは株主から吸い取った資本金+資本余剰金36億があるおかげだ。

キャッシュフロー計算書は営業キャッシュフローが純損失に諸々足して-3.4億、投資キャッシュフローは定期預金の解約で辛うじてプラス0.2億、投資はほとんどなし。(たぶん借金できないから)財政活動で毎年株式を発行して3-4億円の増資でしのぐ、もちろん無配。

とどめに、ラストに「継続企業の前提に重要な疑義」と書かれている。真っ黒。いままで見たどの企業と比べてもダントツに悪い状態だ。AKB効果で売り上げが倍になったとしてもせいぜいプラス3億くらいだから、配当が出るまで10年かかる。それまでにAKBが終了したり、スマホ業界に大幅な転換が訪れている可能性は高いだろう。

MBAバリュエーションという本を読んでいて、会社の値段の付け方が具体的に示されているので、これを参考にして株価予想をしてみようと思ったが、ガーラでは不可能だった。赤字が多すぎるからだ。PER、EBITDA倍率などで同業他社と比較すればそれなりに予想はできるのだが、これだけ赤字が多いとEBITDAすらマイナスなので、どうにもならない。

仕方ないので、資産の少ないゲーム業界では当てにならなさそうだが、同業他社のPBR比で分析してみよう。例えばガンホー3.88倍、イグニス11.87倍、ミクシィ7.82倍、メディア工房5.65倍、これらの平均値は7.3倍。いまガーラのPBRは119.7倍(!)なので、同業他社比で16.4倍も過剰に評価されていることになり、適正な価格は2160/16.4=131.7円ということになる。。驚異の数字だが、昨年末に急騰する直前の株価は150〜200円だったのであながち間違った値ではないことがわかった。AKB効果によるプレミアムに加えて投機プレミアムとでもいうべきものが発生し、それらは1540%という頭の狂った値に膨れ上がっている。普通、株式市場プレミアムは3%、シナジー効果や経営合理化効果を目指すM&Aですらせいぜい20〜50%くらいのプレミアムしかつかないので、AKBごときで乗せられる1540%という値がどれだけ危険なのか、波に乗ってる人はわかってるんだろうか。。?

(13:00追記)
http://info.finance.yahoo.co.jp/kabuyoso/article/detail/20150517-00021969-minkabuy-stocks-5010
黒岩先生の買い煽り砲が投下された。


運行状況通知プログラムの欠点

さあ日曜だ運行状況通知プログラムの続き、と思ったが、一つ欠点があることが分かった。そもそもこのプログラムは電車が遅延したり止まったりしないと、対象サイトの構造が分からないからスクレイピングのためのコードが書けないし、テストもできない!最近遅延も事故も少ないから、先に進めない。
仕方がないので読売新聞のサイトのヘッドラインの1行目の文字列を持ってくるスクリプトを書いた。コアの部分を先に作成しよう。

retDict = {}
import lxml.html
import requests
try:
target_url = 'http://www.yomiuri.co.jp/'
target_html = requests.get(target_url).content
root = lxml.html.fromstring(target_html.decode('utf-8'))
top = root.cssselect('.headline')[0].text_content()
dict = {}
dict['time'] = top[-6:-1]
dict['contents'] = top[0:-7]
retDict['読売新聞'] = dict
except Exception as ex:
print(ex)
print(retDict)

実行例

{‘読売新聞’: {‘contents’: ‘川崎の簡易宿泊所で火事、2人死亡16人重軽傷’, ‘time’: ’08:27′}}

top[-6:-1]とかtop[0:-7]とかすっきりしていていいですよね。


Great Pianists of the 20th Century Vol.5 – Claudio Arrau II (CD1)


★★★★★(ฅΦωΦ)ฅ
1枚まるごとベートーベン三昧。ワルトシュタインの2曲目が最高!!塞ぎこみがちな気持ちを一気にぶっとばしてくれる美しさ!1曲目の特徴的なイントロはなんとスピードを落として優しく優しく弾く、というサプライズな表現に。すげぇなあ。
ホントこの人は綺麗な音を出す。ピアノコンチェルト「皇帝」もトレビアーンセブレシューペールブボンソワール(アラウさんはフランス人ではない)。

Track List:
Ludwig van Beethoven
1. Piano Sonata No. 21 In C, Op. 53 'Waldstein': 1. Allegro con brio
2. Piano Sonata No. 21 In C, Op. 53 'Waldstein': 2. Introduzione. Adagio molto - Rondo. Allegretto moderato - Prestissimo
3. Andante favori In F, WoO 57
4. Piano Concerto No. 5 In E Flat, Op. 73 'Emperor': 1. Allegro
5. Piano Concerto No. 5 In E Flat, Op. 73 'Emperor': 2. Adagio un poco mosso
6. Piano Concerto No. 5 In E Flat, Op. 73 'Emperor': 3. Rondo. Allegro

親日の必要性

私が意外に感じたのは、228紀念館の「台湾独自史観」が、日本の植民地支配を部分的に肯定していることだった。私は、日本が台湾や朝鮮を植民地支配したことは、悪いことだったと思っている。
 結果的に、台湾や韓国の近代化の基礎を作ったとしても、植民地支配というものは、日本の台湾支配であれ、イギリスのシンガポール支配であれ、フランスのベトナム支配であれ、犯罪行為であり、支配された側に苦しみを与えたと考えられる。(欧州の人々が自らの犯罪性を認めているか疑問だが)
 台湾人だけが、植民地として支配されることを楽しめたわけではないだろう。それなのになぜ、台湾の人々は、わざわざ日本時代を肯定するのか。
 私の考察の結論は、「台湾の人々は、中国が台湾とは別の存在であると主張するために、日本支配を肯定的にとらえ、台湾の歴史上、日本時代が重要だった、と言う必要がある」ということだった。つまり「反国民党」「反中国」の道具として、日本時代を肯定していると思われた。
http://tanakanews.com/a0330taiwan.htm

嫌中嫌韓親日鬼畜米英対米従属どれもこれも政治的に作られたムーブメントだったことがよくわかった。私は日中韓米英仏独の政治家は嫌いだが、日中韓米英仏独の文化はどれも好きだ。