★★☆☆☆
最近のクラブ・ミュージックを聞いてみたくてセレクト。
10年前と使っている音はあまり変わっていない。新しいといえば時々ガラージのようなサウンド、ダブステップのようなサウンドを4つ打ちに絡めてくるくらいか。
全体的にパンチが足りなすぎる。ググッとビビッと来る曲が全然ないぞ!はずれと思った曲は飛ばし飛ばし聞く羽目になった。特に1枚目は全然ダメ。2枚目はアップリフティングな曲も入ってくるけれど、ワンパターンだったりサウンドに魅力がなさすぎだったりでまいった。もうクラブミュージックは聞けないんだろうか。。
1曲、Galantis の You という曲だけはよかった。サウンドコラージュと不思議なヴォーカルを天空城に乗せていざボブルの塔へ(DQ5)・・・という感じだ。この曲だけ目立ってるね。スウェーデンから最近出てきたユニットで、まだアルバムもないらしい。リンク先のPVは全然天空じゃなくてアンダーグラウンドだった。
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MySQL LIMITの開始位置
書いておかなきゃ絶対忘れる!
Be careful with the LIMIT keyword, because offsets start at 0, but the number of rows to return starts at 1.
So LIMIT 1,3 means return three rows starting from the second row.
なんとLIMITキーワードの第1引数で与えたoffsetは1からではなく、0から始まるらしい!覚えておかないと1つずれたことが原因で意味不明のデバッグを強いられる!
SELECT * FROM temp 5,50;
または
SELECT * FROM temp LIMIT 50 OFFSET 5;
なら、5番目のレコードから、ではなく、「5レコード飛ばす」という意味になるということ。
主客の一致
三木清 – 哲学入門
http://www.aozora.gr.jp/cards/000218/card43023.html
数年ぶりに2回目で読み始めた。1回目はわけわかめだったな。以下、私の理解なので、原著とは飛躍がある可能性がある。
序盤、主観的なものと客観的なものの統一について述べている。この統一って、日常全然できなくて困っていることの一つだ。もう少し後に知性も道具(言葉や概念)を使っているという個所が出てくる。道具は客観的なものなので、主観的なもの(わたし)とは距離がある。しかし主観的なわたしは客観的な道具を使って何かをせざるを得ない。道具がなければそもそも何もできない。この日記だって文字を使わなければ書けない。自分の内側でうにょんうにょんと蠢く主観的な「何か」は道具を使ってはじめて表現できる。
しかし主観を客観に写し取るいわば翻訳の過程に必ず誤差が生じる。自分の思ったこと、考えたことを逐一正確な言葉で表現するのはなんて難しいんだ!といつも思う。さらに逆の過程として、書いた言葉に自分の思考も制限される。書いてしまったものは自分の内側にはない、外側にあるものなので、自分が考えたこととは別のものだ。別のものであるからこそ、そこからまた自分も影響を受ける。
人間なら必ず主客が統一されてるような筆致で書かれてるように見える(言及はされてないか?)けど、これ、とーっても難しい。言葉とわたしはまったく別のものなのだもの。そして、他人がうけとるものはわたしではなく、言葉なのだ。他人にはわたしではないものしか見えない。だから言葉を、道具を限りなくわたしと一致させなければならない。いや他人のためだけではない。自分のためにも一致させなければ、知性を成り立たせる前提が危うくなる。考えているようで、実は考えていないなんてことが起こりうる。想像すると恐ろしいが、言葉を媒介にしないと思考できないのだから、主客が一致しているかどうか、自分には非常に分かりずらい。
この考え方は必ず芸術につながっていくだろう。自分が想像しているままの絵を描きたい。思った通りの音を出したい。誰もが考えることではないかと思う。しかし想像を絶するような鍛錬が必要なことも、誰もが想像できるだろう。じゃあ一致することなんて永遠にないんじゃないか。でも近づきたい。ならば訓練だ。
ちっぽけな自分自身にすら近づくことが難しい現状を変えるために、書いたり、描いたり、考えたり、音を出したり、どこまでも終わりのない道の向こう側に静かにうんざりしつつも歩くのをやめないで一生を終えたい。
Verve Jazz Masters 59 : Toots Thielemans
★★★★★(;_;)
ハーモニカおじさんことトゥーツ・シールマンス特集。このシリーズの中でも一番現代寄りの楽曲たち。5曲目Hummin’なんか下手なブレイクビーツが裸足で逃げ出すのではないか。ハーモニカというと、昔経堂に住んでいたときによく買い物をしたOdakyu OXのイメージだ。今でも近くにあるので時々行く。OXってやや高級なので(高いので困る)、音楽もアホみたいな繰り返しだらけの曲や、いかにも打ち込みのポップスインスト・謎フュージョンを流したりはしない。何故かハーモニカが多いイメージだ。なのでマヨネーズとか鶏肉とかキャベツとかそういうイメージが湧いてきてしまう。1,2曲目なんか特にそう。でもハーモニカといっても10曲目Tenor Madnessだと買い物中にあちこちでペットボトルやワインの瓶やらでジャグリングをしていそうな雰囲気だ。ちなみにこの曲はベースが信じられないくらいかっこいい。必聴。大好きなローズピアノと共にクーーールな演奏をしている。14曲目The Peacocksというと大丸ピーコックか。これも経堂にあった。OXより高いので使わなかった。でかいスーパーが二軒隣接してるなんて世田谷ならではだな。ちなみに曲の中身は全然スーパーとは関係なく泣かせてくれる曲だけれど、ちょっとヴァイオリンが下手。9曲目Big Bossaなど、意外にもハーモニカはボサノヴァにも合う。食パンに海苔が合うような感じか。
ラスト16曲目For My Ladyはスタンダードなバラードで、私が想起したのはLadyではなく田舎の夕方。何か大きなイベントの後、あーおわっちゃったなーーーという気分にさせられる。今聞いているverveのシリーズの最後のアルバムの最後の曲であることとも重なって、切なすぎる気持ちにさせられた。あーー終わっちゃったーーーー。verveありがとう!素晴らしい曲をたくさん残してくれたジャズの巨匠たち、本当にありがとう!!!
耳の痛い話
三木清 – 如何に読書すべきか
http://www.aozora.gr.jp/cards/000218/card50535.html
まんがでわかる絵の上達するひとしないひと
http://2r.ldblog.jp/archives/4883504.html
両方とも、習慣が最も大事という話。1年以上絵の練習をやめてたけど、今日から再開するぞ!
nl2br
Verve Jazz Masters 58 : Nina Simone Sings Nina
ノモンハンの夏
「ノモンハンの夏」読了。1か月以上かかった。1日10ページくらいしか読む時間がないが継続すればそこそこ分厚い本も読むことができた。辞書を引いた回数約80回。
半藤さんの定義する「絶対悪」とは次のようなものである。
かれらにあっては、正義はおのれだけにあり、自分たちと同じ精神をもっているものが人間であり、他を犠牲にする資格があり、この精神をもっていないものは獣にひとしく、他の犠牲にならねばならないのである。
本書でこの精神を最も体現していたのが辻政信だ。兵士への思い入れはゼロ、自分の意見に反対する者には上司だろうと罵倒し(しかも自己を顧みない)、ソ連軍との物量の差を調査もせずソ連はアホだから勝てると決めつけ大量の兵士を犠牲にし、書き残すものにおいてもあいつのせいだこいつのせいだと巧妙に責任を転嫁している。
そしてもっとも驚くのは戦後の彼の態度だ。
戦後の参謀は狂いもしなければ死にもしなかった。いや、戦犯からのがれるための逃亡生活が終ると、『潜行三千里』ほかのベストセラーをつぎつぎとものし、立候補して国家の選良となっていた。議員会館の一室ではじめて対面したとき、およそ現実の人の世には存在することはないとずっと考えていた「絶対悪」が、背広姿でふわふわとしたソファに坐っているのを眼前に見るの想いを抱いたものであった。
はだしのゲンの町内会長、鮫島伝次郎よりも激しい変わり身である。私はこいつ(安保)とかこいつ(原発)にも同じ思いを抱いている。
さて「絶対悪」は例えばエンリコ・プッチ神父などにも描かれるように、割とありふれたステレオタイプでもある。ありふれているということは、この「絶対悪」は人間の根底として誰もが持っているであろうものである、ということだ。辻はそれを表に出すのを憚らなかっただけなのであって、断罪だけすればよいというものではない。
いや俺は持っていないと思っている人間ほど性質が悪い。誰もがそのような気持ちに意識無意識を駆使して蓋をしている。精神病患者がほぼ例外なく自分が正常と思っているのと同じ。辻もプッチ神父もまったく思ってない。
Verve Jazz Masters 57 – George Shearing
★★★★☆
イギリス生まれのピアニスト、最近まで生きていたジョージ・シアリングさん。基本的にはピアノ・ビブラフォン・ベース・ドラムのカルテットビブラフォンが入っているととてもかわいらしいサウンドになっていいですよね。1曲目Pick Yourself Upはギター入りで、アップテンポなのに超可愛い。5曲目Manbo Innはミニチュア世界にでももぐりこんでしまったようでももも萌えです。一番の聞き所は8曲目Summertime。何故かピアノがあまり目立ってないこのアルバムの中で異彩を放ちます。有名曲だけれどあまり他のアレンジでは聞かない、切なさを凝縮させまくったアレンジ・演奏になっていて心を締め付けます。全体を通して音はよくないけれど、音質なんて二の次で、魂を感じられれば十分。リンク先のレビュアーに言われるまで音質のことはまったく気にしてなかった。
textarea wrap=”hard”
LanguageTrainerの問題入力画面で、textareaタグのwrap属性をhardにしていたため、自動折り返しされた文字列に全部改行が入っていた。。。どうも長い文章の途中に変な場所で改行が入っていると思った。
ああ、これまでに入力した数百の問題の半分くらいの改行をとる作業が待っている。。泣
教訓:wrap属性はsoftにしましょう
参考リンク:http://www.tagindex.com/html_tag/form/textarea_wrap.html