King Crimson – Three of a Perfect Pair(1984)


ヽ( ´ー`)丿★★★☆☆
2年ぶり10枚目。うーーん、いまいち。。なぜ、なぜ四つ打ちなのか。
4曲目までの前半戦はいかにもな80年代サウンドに、オリジナルのテイストを振りかけたような作品群。1曲目表題のThree of a Perfect Pairには前作前々作に引き続きミニマルテイストのギターが使われており、もう定番として定着したような感がある。
5曲目Nuagesは少し時代の早すぎたエレクトロニカもどき、6曲目以降はいつものような意味不明路線になるが、ドラムに80年代電子タムタムが使われているせいか、迫力に欠ける。欠けすぎ。特に8,9曲目はこの気の抜けた電子ドラムがなかったら、もっといい曲だったんじゃないかなぁ。ラスト9曲目Lark’s Tongue In Aspic Part IIIも、前半はよいが後半に期待していたような衝撃がなかった。むぅ
このアルバムで80年代のキング・クリムゾンとしての活動は終了する。Redのときといい、毎回、終わりが良くないのう。


GitHubを使う

今月会社に行ったとき、バイトの人がGitHubを使ったことがあると言っていた。そういえばEclipseにはGitの機能が付いていた。VSSだけしか使ったことがないんじゃ時代遅れになりそうだ。折角機能が付いてるので、せっかくだから登録してみた。
kickzone · GitHub
Gitを使うのは初めてだ。すごく動作が軽いように感じる。これで、念願のバージョン管理ができる。。しかもローカル環境でもできる。すごい。
参考リンク:じっとしてないEGit: EclipseのプロジェクトをGitにPushする。
今日は登録済みの単語検索機能を追加したので、早速GitHubにも反映した。ソースを更新することをチェックインではなく、コミット又はプッシュというらしい。コミットとプッシュの違いが判ってない。調べなきゃ。


JavaScript修行

TrainNavi2作成にあたり、無印TrainNaviの反省点を挙げておく。
・ソースが単一でメンテナンスが超困難
・クラスの設計が行き当たりばったりで拡張性がない
・せっかくjQueryをインクルードしているのにajax以外でまったく使っていないのでソースが無駄に冗長
一から始めたので仕方ないところもあるが、以上のことからまずJavaScriptとjQueryの勉強をしないとまず開発も不可能であるということがわかった。
ここのところ忙しすぎたことと日曜をほとんど別のアプリケーションの開発に回してしまっていたので本を読めてない。次の目標は
Learning JavaScript Design Patterns
こいつだ!JavaScriptのお作法を学べる上にjQueryの言及もされているので目的に合致しそうだ。なんとweb上で全文公開されてるぞ!太っ腹!しばらく日曜日をこいつの読解に回そう!


Marco Minnemann – Eeps(2014)


★★☆☆☆
Steven Wilson – The Raven That Refused To Sing (2013) – diary 六帖 のドラムス、Marco Minnemannの最新ソロアルバム。彼はドラムの腕が一級品だというのに、他の楽器もできるらしい。このアルバムは18曲中17曲は全部一人の演奏で作ったそうだ。それはすごいことだ、、なんだけれど、私には合わなかった。器用貧乏というのか、ギターは上手くないし、シンセの入れ方、ヴォーカルの散りばめ方、曲の構成、展開、、どれをとっても心に響いてこない。何故かはわからない。ただ一つ、10曲目 The Split の終盤へ向かうドラミングだけは心に残ったが、あとはどれもいまいち。レビューサイトは各所でべた褒めだけどなんでかなあ。。確かにカテゴライズできない、他にあまり類のない曲たちではあるんだけどさ、どうも、あまりいい意味でないジャンクって感じだなぁ。
このCDで一番良いところは、ジャケット!ジャケットすっごいかっこいい。


言葉を根拠づけるもの

私たちは言葉を使って思考も会話もするけれど、言葉は記号だ。物事を表す代表者だ。記号はどうあがいたって抽象化を免れないので、言葉が表わす物自体を直接表現することは不可能だ。ある物事を私がAであると感じた。しかしそれが本当にAである保証は全くない。実はBかもしれない。これを客観的に確かめる手段はない。
自分の中でさえ矛盾が起きる恐れがあるというのに、さらに厄介なことに私が認識しているAということを、相手がAと認識するであろう根拠は、ない。私とあなたがAを会話によってやり取りできている気がするのは、幻想だ。まぼろしのうちに私たちは生きている。言語世界とは言語による共通了解が存在するという前提によって成り立つファンタジーだ。
ということを、外国語の学習時に感じる。最近読んでいる哲学入門の解釈の一つでもある。こんなことくらい、20代のうちに勉強しておくんだったなぁ。ああ人生無駄したなぁ。外国語を外国語のまんま学習したって絶対に何もわからない。ハングルをずっと眺めていて分かるようになるかというと、ならない。読書百遍意自ずから通じない。だってこの文字と我々の言語世界との共通了解がまったくないんだもの。ハングルは日本語と文法以外の共通点が少ないので本当に厳しい。いずれ学びたいアラビア語にも同じものを感じる。ハングルには一部に漢字由来の言葉もあるが文字だけ見てもはじめは絶対わからない。なので、我々は日本語と外国語を訳によって接続する。日本語に結び付けることで、共通了解の世界に新しい記号を結び付け、外国語をいわば母国語の代替物として学ぶところから始めざるを得ない。(つづくかも)


Billy Hart – All Our Reasons (2012)


★★★★☆
Paul Bley – The Nearness Of You(1989) – diary 六帖 のドラマー Billy Hart さんのリーダーアルバム。彼のドラミングは前回聞いたときよりも遥かに目立たず、さらに暖かみを追加した演奏になっていた。音色も極めてスモーキーに調整してあり、アルバム全体に薄い煙のかかった様な効果が出ている。柔らかいサックス、とても優しいピアノとベース。演奏としては完璧に思える。ラスト9曲目 Imke’s March の口笛の背後に響いているベースがしみてくる。3曲目Tolli’s Danceはなんとかノッていけたが、全体として先鋭的な楽曲たちで頭が追い付かず、ジャズ一通りの耐性ができていない私にはまだ早かった。あと何年かしてから聞くと、心安らぐかもしれない。


Antonio Sanchez – New Life (2013)


★★★☆☆
ドラム分を補給したい。しばらくの間、気になったドラマーのアルバムをピックアップして、聞いていく。今回は、少し前に聞いた Enrico Pieranunzi – Stories(2014) – diary 六帖 のドラマー、Antonio Sanchezさんから1枚。
やはりこの人は、後ろに引きながら密かに超絶テクニックを叩きこむ職人だ。ソロだろうと絶対に目立たない。注意して聞かないとすごさが分かりにくい。腕が8本あるんじゃないか。
このアルバムは曲がいい。8曲とも名曲、特に3,7,8がよい。7曲目はヒップホップとの融合によるジャズ、という自分にとっては新世界な曲だった。時々大好きなローズピアノも混じってドキドキに拍車をかける。ピアノの人も素晴らしい演奏をしていた。
が、2本のサックス、これはどうしても受け入れられなかった。2人とも、ペラペラで鼻の先っちょの音しか聞こえてこない。サックスが入るごとにがっくりする。せっかくいい曲ばかりなのにぶち壊しだ。自分の感性の問題なのかもしれないが、ちょっと、これはないんじゃないの?曲がとっても良かっただけに、残念。ピアノトリオでよかったんじゃないか?


Schumann, Beethoven, Fritz Reiner(Cond), Van Cliburn(pf), Chicago Symphony Orchestra (Orch) – Schumann: Piano Concerto in A Minor / Beethoven: Emperor Concerto (RCA Living Stereo Collection CD60)

★★★★☆

このシリーズもとうとう最後です。
前半はシューマンのピアノ協奏曲。シューマンはピアノソロでは意味不明な曲を多数輩出していますが、この協奏曲はオードソックスなドイツカッコつけ系で、とても聞きやすく爽快な曲、演奏です。ところどころゾクっとするダイナミクスの変化があり、名演といえるのではないでしょうか。クライバーンさんの演奏もいい感じにキラキラしてます。
後半はベートーヴェンのピアノ協奏曲5番皇帝。何度聞いてもベートーヴェンは天才だと思う。重苦しいようで迫力のある、チラッと聞いただけですぐベートーヴェンと分かる音の響きってありますよね。ただの和音なんだけど、何故か人が分かる。不思議。序盤、ピアノが半音の上昇で入ってくるところは、普通の人なら川の流れとか天井からわずかに差し込む木漏れ日とでもいうのでしょうが、私には何故か各停を急行停車駅で降りたあとに間髪入れず颯爽とやってくる急行電車のように感じました。「やあ僕急行!速いよ!長いよ!キラッ☆彡」昨日時刻表プログラムばっかり作ってたからかもしれない。
美しくていいんだけど、第一楽章でクライバーンさんが一番いいところで豪快にぶっ飛ばして外した!さらに、第三楽章のラストが決まらない!実にがっかり、がっかり。これがなければ文句なしだったのに!惜しかった。
RCAにはアメリカの本気レコードを沢山いただきました。どうもありがとうございました。


時刻表csvその3

下の続き
不具合はあっけなく治ったので、小田急小田原線、休日も含めてcsvが一応できた。未来サーバー・無料PHPサーバーにアップロードした。全部合わせると2.53MBで、そこそこ大きい。
まだ問題点が残っている。
・特急えのしま、特急さがみが分離・併合する場合は、重複区間も含めて実質別の車両にする必要性があるが、現時点の仕様だと新宿〜相模大野間の列車番号が同じなので、一意性がない。えのしまの列車番号に手を加えるしかないか。。?
・伊勢原に臨時停車するロマンスカーがあるらしいのでその取扱い
今日はここまで