Wynton Kelly – Kelly Blue (1959)


★★★★★ლ(ಠ_ಠ ლ)
これはかっちょいいー!特にイントロ!どの曲も始まった瞬間にビビッとくるクールな始まり方をするので、彼らの世界に飲み込まれること間違いなし!フルートがいるとアイスクリームにミントを混ぜたような感じがして、涼しい。Keep It Moving がとってもクール。


Great Pianists of the 20th Century Vol.03 – Martha Argerich II(CD2)


★★★★☆
アルゲリッチも最終章となった。ピアノソナタ3本、ショパン・シューマン・リスト。予想通りうるせぇー。硬いーー。汚いーーー。
ラストのリストのピアノソナタはピアノを壊しに来たのではないかと思うくらいベチンベチン叩いていて、ここまでくると痛快だ。この人は打鍵力があるわけではないが、指の硬さでそれをカバーしているから、棍棒で殴ったような音が出る。素手で殴るのではなく、凶器で殴るような感じ。ロックなんだね。業界が違えばジャニス・ジョプリンのような活躍ができたんじゃないのかな。
世界一?と言ってもよい評価をされているピアニストだけれど、万人に薦められる演奏ではないと思う。激賞している人には「ネタですか?」と聞きたいくらい。
トラックリスト

Frédéric Chopin:
Piano Sonata No. 3 in B minor, Op. 58
Robert Schumann:
Piano Sonata No. 2 in G minor, Op. 22
Franz Liszt:
Piano Sonata in B minor, S. 178
Hungarian Rhapsody No. 6 in D flat major, S. 244

円安バブル

アベノミクス:バブル崩壊25年 「結局、日本人はバブルから何も学んでいない」 – 毎日新聞
私が危惧していたことを裏付けてくれる記事だ。今の状況はどう考えてもバブル。新宿の百貨店には日本人と中国人の金持ちが集まってウホウホしているが一般大衆の生活はどう考えたって悪くなっている。消費増税、年金減額の始まり、密かに上がっている保険料、少しずつ減っていくポテチの一袋あたりの量、若者の40%の貯蓄は0円(うちもない)。http://mainichi.jp/select/news/20150326k0000e040187000c.html こんな記事もある。このバブルはいつか必ず崩壊するが、EUも緩和を始めちゃったし、運が悪ければリーマンショック並の崩壊と低迷になるのではないか。
インタビュイーの野口悠紀雄さんは超・整理法なので有名ですが、Amazonでの本業の経済書の評価は今一つ。私も読んだことはない。しかしこの人は、記事に必ず自分で調べたデータや根拠を載せてくれる。自分流の考えに筋が通っている。私は好きです。
一番気になった言葉を引用します。

−−それでは、バブルにどう向き合えばいいのでしょう?

 人間は賢くなれない。せいぜい他の人が賢くない時に自分はどうやって防衛するか、ということでしょう。


まえがき

いきなり全文暗記するべき格言が。。

・A stock is not just a ticker symbol or an electronic blip; it is an ownership interest in an actual business, with an underlying value that does not depend on its share price.
・The market is a pendulum that forever swings between unsustainable optimism (which makes stocks too expensive) and unjustified pessimism (which makes them too cheap). The intelligent investor is a realist who sells to optimists and buys from pessimists.
・The future value of every investment is a function of its present price. The higher the price you pay, the lower your return will be.
・No matter how careful you are, the one risk no investor can ever eliminate is the risk of being wrong. Only by insisting on what Graham called the “margin of safety”―never overpaying, no matter how exciting an investment seems to be―can you minimize your odds of error.
・The secret to your financial success is inside yourself. If you become a critical thinker who takes no Wall Street “fact” on faith, and you invest with patient confidence, you can take steady advantage of even the worst bear markets. By developing your discipline and courage, you can refuse to let other people’s mood swings govern your financial destiny. In the end, how your investments behave is much less important than how you behave.

―A Note About Benjamin Graham by Jason Zweig


Jason Kelly – The Neatest Little Guide to Stock Market Investing


やっと読み終わった。理解しやすく、はじめて株式を学ぶにはちょうど良い本だった。バリュー投資、グロース投資、インデックス投資、テクニカル指標、偉大な投資家達の詳細な解説、情報源、などなど一通りの投資手法の解説がされていた。ドルバリュー平均法の解説は非常に面白かった。しかし最も紙面が裂かれていたのは、ファンダメンタルズの解説・ファンダメンタルズに基づいた戦略の解説だった。著者はテクニカル指標も使うが、根本的に「市場を予測することは不可能」という立場で、テクニカルは売買のタイミングを計るために補助的に使用するスタンスだった。私もおそらくほぼ同じ手法を取るだろう。初心者向けなのでビジネスモデルや成長戦略などの解説は皆無。これは別途知識を仕入れよう。偉大な投資家として紹介されていたのはベンジャミン・グレアム、フィリップ・フィッシャー、ウォーレン・バフェット、ピーター・リンチ、ウイリアム・オニール、ビル・ミラーの6人。今後読むべき参考文献が大量に増えた。1冊読むと課題が10冊増える。次はバフェットがすべて暗記したというグレアムの世界的ベストセラーThe Intelligent Investorを読む。640Pもあるけどよく暗記したな。
なお、この1冊を読み終わるまでに知らない単語が推定300語もあった。辞書がなければほとんど読めないわけだが、1冊300語なら10冊で3000語100冊で30000語覚えられる、と前向きに考えよう。


Great Pianists of the 20th Century Vol.03 – Martha Argerich II(CD1)


★★☆☆☆
アルゲリッチ3枚目はショパン特集で、プレリュード全部、マズルカ・ポロネーズ・スケルツォ。この人のショパンの演奏はとても苦手だ。硬いし、盛り上がるところはうるさいし、ピアノ・ピアニッシモの歌わなければいけない所で全然抒情が感じられない。そのくせ、かっちょよくキメてほしい所だけ何故か淡泊に弾く。ラストの英雄ポロネーズなんかがっかりの連続だ。絶対に期待に応えてやらないという気持ちなのか?意地悪?

(Tracklist)
Frédéric Chopin :
Prelude in C sharp minor, Op. 45
Polonaise in A flat, Op. 61 'Polonaise Fantasie'
3 Mazurkas, Op. 59
Scherzo No. 3 in C sharp minor, Op. 39
24 Preludes, Op. 28
Scherzo No. 2 in B flat minor, Op. 31
Polonaise in A flat, Op. 53 'Heroic'

読書量

人生はいつ終了するかわからない。それまでにできるだけ多くの本を読んでおきたい。最低でも月2冊くらいは読みたい。ということは、1日に最低1/15は読まなければいけない。1冊200Pとして1日最低13Pのペースを保つ必要がある。


Pythonすげー

Amazon.co.jp: Introducing Python: Bill Lubanovic: 洋書
を読み始めた。まだ文法も何もわかっていないけれど、イントロのサンプルコードでいきなり衝撃を受けた。

import json
from urllib.request import urlopen
url = "https://gdata.youtube.com/feeds/api/standardfeeds/top_rated?alt=json"
response = urlopen(url)
contents = response.read()
text = contents.decode('utf8')
data = json.loads(text)
for video in data['feed']['entry'][0:6]:
print(video['title']['$t'])

9行だけで、youtubeのトップ6のビデオのタイトル一覧がゲットできる。現時点の実行結果はこちら。

Mission: Impossible Rogue Nation – Fate
Ariana Grande Does a Spot-On Celine Dion Impression
Kerry Washington accepts the Vanguard Award at the #glaadawards
Jennifer Lopez: “Feel the Light” – AMERICAN IDOL XIV
Marvel’s Avengers: Age of Ultron – TV Spot 2
Jennifer Lopez – Feel The Light (From The Original Motion Picture Soundtrack, Home)

分かりやすすぎる本なので本文に期待。


Slayer – Divine Intervention (1994)


★★★★★(‥ºั⌔ºั‥ )
6枚目。現時点、一番良い。ヴォーカルの声に凄味が現れ、以前のような力押しではなくおどろおどろしさが増した。ドラムは質が変わり、ほれぼれするような超速テクニシャンの様相(後で調べたら、メンバーが変わったらしいです)。どこをどう聞いても完璧なドラミング。音質が以前より悪くなり、そのせいでさらに怖い。悪魔からゾンビに変化した作品。1,2,4,5,7,10は必聴。


75 Jahre Donaueschinger Musiktage 1921-1996 (CD4) Luciano Berio, Rolf Liebermann, Cristobal Halffter, Igor Stravinsky


★★★★★
開始2曲が素晴らしい。1曲目ベリオさんはこんな感じです。
Berio – Sinfonia 3rd movement – YouTube
どうやって真面目に演奏してるんだろう。歌?囁き?シャウト?オケパートは意味不明なようで、ちゃんと曲になってるところがすごい。
2曲目リーバーマンさん、これはcool!現代音楽とジャズの親和性が高すぎる!
Rolf Liebermann: Concerto for Jazz Band and Symphony Orchestra (1954) – YouTube

Track List
1
Sinfonia, for 8 amplified voices & orchestra
Luciano Berio

2
Sinfonia, for 8 amplified voices & orchestra
Luciano Berio

3
Sinfonia, for 8 amplified voices & orchestra
Luciano Berio

4
Sinfonia, for 8 amplified voices & orchestra
Luciano Berio

5
Concerto for Jazz Band & Symphony orchestra
Rolf Liebermann

6
Planto por las víctimas de la violencia, for electronics
Cristobal Halffter

7
Epitaphium für das Grabmal des Prinzen Max Egon zu Fürstenberg, for flute, clarinet & harp
Igor Stravinsky