Great Pianists of the 20th Century Vol.03 – Martha Argerich II(CD2)


★★★★☆
アルゲリッチも最終章となった。ピアノソナタ3本、ショパン・シューマン・リスト。予想通りうるせぇー。硬いーー。汚いーーー。
ラストのリストのピアノソナタはピアノを壊しに来たのではないかと思うくらいベチンベチン叩いていて、ここまでくると痛快だ。この人は打鍵力があるわけではないが、指の硬さでそれをカバーしているから、棍棒で殴ったような音が出る。素手で殴るのではなく、凶器で殴るような感じ。ロックなんだね。業界が違えばジャニス・ジョプリンのような活躍ができたんじゃないのかな。
世界一?と言ってもよい評価をされているピアニストだけれど、万人に薦められる演奏ではないと思う。激賞している人には「ネタですか?」と聞きたいくらい。
トラックリスト

Frédéric Chopin:
Piano Sonata No. 3 in B minor, Op. 58
Robert Schumann:
Piano Sonata No. 2 in G minor, Op. 22
Franz Liszt:
Piano Sonata in B minor, S. 178
Hungarian Rhapsody No. 6 in D flat major, S. 244

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