データ整理

昨日に引き続きPC移行作業。古いPCのHDDを移し替えてPCを起動すると電源が入らない。電源ケーブルを変えたり、ケースの電源ボタンを確認したり配線をつなぎ変えたりいろいろ試したがなかなか起動しない。すわ故障か、初期不良か、やっぱり自作はやるもんじゃないか、メーカー製やBTOにしておけばよかったか。。と様々な考えが巡りつつ、結局電源からマザーボードにつながっている配線が抜けていた、ということに気が付くまで一時間かかった。問題は一つづつ切り分けて検証して潰していく、ということの重要性を学んだ。怪我の功名でHDDランプの接続のピンが1つずれていたこと、全面オーディオ端子が抜けていて機能していなかったこと、がわかり、これらも動作するようになった。
100GBしか空いていない旧500GBのHDDは、Windowsその他不要なアプリケーションを吹っ飛ばすと150GBの空きとなった。これはストレージとしてデータ専用のディスクにしよう。一時の自分の机の上のようにごちゃごちゃだったので、適宜分類してわかりやすいようにしておかないと。


NHK 君が僕の息子について教えてくれたこと

君が僕の息子について教えてくれたことを見た。自分は自閉症スペクトラムである、という医師の診断を受けているので、当事者という立場として見ることとなった。
東田さんはせつなすぎる。思考がまともにできるのに言語と思考が結びついていないらしく、考えを言葉で表現するのが難しい。よい言葉を思いついても、すぐに消えてしまう。文字盤を通してしか会話できず、でも言葉になる以前のものを大量に持っているらしく、表現するのが難しいだけでしかるべき手段さえあれば豊かで美しい文書を量産することもできるのだ。2時間で800字程度と、速度が遅い制限は付くけれど、それで十分だ。
彼の発声は、自動読み上げの音声と一致していると思われる。自閉症患者は経験を自分流にアレンジしてフィードバックすることが難しい。完璧なコピーはできる。したがって発声が難しいならコピーするしかないのだ。彼は自分のことを「思考の点と点が繋がって線にならない」と表現している。ここらへんの記述は自分の経験と合致しすぎていて、芯をついてなおかつやさしく美しい言葉が並びすぎていて私は家族に隠れて号泣してしまった。が、よくよく考えると、それは嘘だ。嘘というか、言葉足らずなのだ。彼は言葉と言葉が繋がらない、つなげにくいことを表現しているのであって、彼の頭の中では本当は思考が繋がっている。繋がって面や立体になっている。だって文章が完璧なのだもの。私が書く文章は、私が把握している限り、発散していて矛盾も多いと思われる。なぜなら、全体の構造を考えながら作ることができないからだ。彼は「持っている者」の側の人間だ。
と思ったが、彼の言語表現は非常にスローだ。スローなら、頭の中で何度もループが発生する余地がある。全体を考えざるを得ない。全体を考えないとそもそも言葉が発生してこないのかもしれない。それは非常に疲れることだろう。事実、彼は毎回会話を終わるための「終わり」というボタンを押して「終わり〜!」と叫んだあと、呼吸を荒くしながらすぐどこかに立ち去ってしまうのだ。ということは、「持っている」ように見えるのは、彼の努力の賜物であったとみるべきであろう。我慢強く、辛抱強く、途中で投げ出さないで、それでも伝えたいことがあって、並々ならぬエネルギーをかけてその結晶である小さな言葉を発し、積み重なってやっと一つの本ができた、と考えられる。雨垂れ石を穿つ。
翻訳者のデイヴィッド・ミッチェルさんはとても誠実で悩む姿が好感の持てる方だったけれど、アメリカのブライアンさんの親は具体的なこと何もしゃべらないし偽善的な感じがする、ブライアンさんは知的な遅れがあるように見えるから家族がいい顔をすれば騙されるよなあ、自分も経験あるし、と思っていたら、東田さんがアメリカで講演会をする話が始まった。これはひどすぎる。紙に書いた原稿を東田さんが読むのだがまともに発音できず単語は飛ばすし文章の体を全然なしてない。しかし会場には彼が読む原稿の要約が英文で配られていてそれがスクリーンに映し出されている。じゃあ彼が読む意味あるのか?それに何故彼に通常の速度で読ませるのか。デイヴィッドさんがそうしたように、ゆっくり1語10秒の速度で行きつ戻りつ読んでもらうのが本来だろ!?何もわかってねぇ!彼にはストレスでしかないよ!それを聞いて喜んでる参加者って何なの?飛行機で十数時間拘束してこの仕打ちかよ!ふざけんじゃねえよ!元気をもらいました、息子のことがわかりました、とか自己満足してるんじゃないよ親どもめ!東田さんはいい人だからあんたらの役に立ちたいと思って頑張ってきたんだろうけど企画そのものがおかしいよ!と家族に内緒で怒りながら見ていた。理解されないだろうし。
でも、自由の女神像見られてよかったね、東田さん。

8/19追記 ※要約は配られていなかったそうです。ごめんなさい。


PC引っ越し

古いPCのHDDは2基搭載されていたので、その中でも古い160GBのハードディスクをフォーマットし、Windows8.1を入れなおした。さらに、新しい500GBのハードディスクを新しいPCに接続し、主要なデータをバックアップした後にフォーマットしてゴミを消し、さらにバックアップしたデータを戻す。この作業だけで半日掛かりだ。まだ現在進行中。HDDの進歩はすごい。5年前に買ったPCの標準搭載は160GB。2年半くらい前に買ったHDDは7千円で500GB。1月前に買ったHDDは7千円で2TB。5年でなんと10倍以上の容量になっている。すごい。いまやSSDですら128GBや256GBになっている時代だ。
筋トレがほぼ3日に1回のペースになった。2日に1回だと腹筋が回復しきっておらずあまり効果がないように見受けられたため。その分、腕立て・腹筋・腕・脚の全工程で45分くらいかかるのでしんどい。しばらくの間全力疾走した後のような肺の状態になる。
柔軟はあと1cmで前屈が床につく。3cmを1cmにするのに2週間くらいかかっている。もうすこし。


PCの寿命

DELLのvostro 220sを購入して5年と少し経つ。とうとうマザーボードがダメになってきたらしい。1日に2-3回、突然再起動するようになった。ローカルで作業して保存していない文章がその度に消えることになるのですぐ保存するよう心掛けている。仕事はweb経由で行っているので、手元のPCが再起動したところで仕事にほとんど支障がないのはありがたい。いい時代になった。
といっても突然再起動するのでは日常困るので、少し前に買った仕事場用のPCと交換することにした。今日から夏が復活したようで、朝から室温が30度越えで暑い。徒歩6分程度の距離だが重いPCとディスプレイを持って往復するのはしんどい。


夏の植生

田んぼに大量の稲がひしめき合って生えているのを見るのは、電車からだときれいだけれど、目の前で見ると怖い。高さ50cmの板状の緑の集団が視界数10m広がっているのはなんだか異様なものを感じる。夏の植物は怖い。太陽から養分を吸っているとはいえ、日に日に目覚ましい速度で大きくなる姿に親しみを感じられない。田から漂う枝豆が発酵したような臭いがなんとなく死や寄生を想像させるからかもしれない。


出社

一昨日11日は月一の出社日、久々の東京は台風一過で若干暑さが和らいでいた。連日34度前後だった7月下旬〜8月上旬と比べると屁みたいなものだ。行きと帰りの電車の中で、久々にBack To The Future 1を見た。ドクことクリストファーロイドがめちゃんこカッコいい。全体的に聞き取りやすいのでリスニング教材としても優れている。ただしドクのみ早口で1.21ジゴワットとかフラックスキャパシターとか意味不明の科学用語を使うので難しい。中古の携帯屋で5000円くらいで買ったSIMなしスマホを使っている。通信はできないが、WiFiは使用可能なので自宅なら金を払わなくてもネットサーフやアプリのダウンロードが可能だ。
帰り、新宿でデータ記録用のBD-R DLを探すもドスパラが閉店してしまったため安い店がない。仕方なくヨドバシで10枚2500円も使うこととなった。
上司が一人新型うつ?になっているため仕事が大量に回ってくる。サーフィンに行ってないで早く復活して欲しい。


窓枠エアコン

昨日の朝、窓枠エアコンを設置した。ヤマダで一番安い機種、中国HaierのJA-16Mだ。いままでセパレートタイプの普通のエアコンしか使ったことがなかったので、利点や欠点など全く知らなかった。気が付いた点をリストアップしていく。

まず、設置について。工事不要で簡単設置と書いてあるが大嘘。念のため高くなってでも工事を発注してよかったと思っている。窓に置くだけのものではないので、取り付けるための四角い金具を窓に固定するのだが、これは電動式ドライバーがないと不可能だった。脚立も必要。金具も大変だが本体の取り付けも大変。大きさが高さ77cmと普通のセパレート型のエアコンと同じくらいだけれど、室外機に相当する設備も内蔵しているため23kgと非常に重い。普通のエアコンは7kgくらい。で、これが軽い力で金具に嵌まらず、電気屋さんがずいぶん苦労しなさっていた。夏場に重いものを持って大きな力をかけるのは一般人には地獄だと思う。

設置場所と隙間について。窓枠エアコンは窓を1/3くらい開けっ放しにして、空いた場所に金具を取り付ける。したがって窓のロックができないことが第一の欠点だ。回転式の補助錠を使えばとりあえずは空かなくなるが、完全なロックではない。自分のマンションは窓に防犯用の柵がかかっているのでまずこの点は心配ないが、1階に住んでいる方はやめたほうがいいかもしれない。第二の欠点は、虫が入りやすいこと。窓が開いたままなので、エアコンの左右に隙間ができる。ペラペラのゴム製セパレータ?がついているが、これでは心もとない。大抵はパテが付属しているので、これを使って隙間をなくす必要があるが、エアコンをつけるのは暑い時期なので塗るのが大変。なんとか、昨晩は虫を1匹も入れないことに成功した。

性能については全く問題がない。部屋は冷えるし、湿度80%以上にならなければドレーンから水が垂れることもない。消費電力も、セパレート型とほぼ同じ約500W。安物なので風量のコントロールが強と弱しかないが、高いものならもっと細かい設定もできるだろう。昨日は性能テストのため昼前から電源を入れた。室温が35度から30度に下がると、作業効率は上がるわ眠くならないわ、今まで相当体力を消耗していたのだとよくわかった。猫も楽そうによく寝ていた。よく寝ているのは、いつものことだけれど。


筋トレと柔軟

落ちてしまった体重を増やすため、筋トレすることにした。以前の自分と比べて、肉が削げ落ちてしまったことが原因とみたからだ。この見立ては当たっていたようで、一か月半で体重が1.5kg戻った。摂取したタンパク質が体を素通りしてしまったのだろう。
2-3日に一回ミネラルウォーター2リットルPET6本を積んで走っていた自転車がパンクして、家まで手で運ばざるを得なくなった。筋トレの効果でだんだん運ぶのが楽になってきた。胸にくっつけなくても短時間なら運べるようになった。いずれ、全行程(10分くらい)すべて腕の力だけで運べるようになりたい。
筋トレは超回復理論を採用し、2-3日に30分程度1回。ペットボトルを買う日に合わせている。毎日やると時間が足りないし疲れるから、というのもあるけど。この夏は暑いしエアコンの無い部屋なので苦しい。
柔軟体操も同時期に始めた。前屈、開脚、股関節の体操を毎日。30代となると柔らかくなるのに異様に時間がかかる。一か月半続けてまだ、前屈が地面に届かない。あと3cm。あと3cmがなかなか縮まらない。それだけに達成できた時の喜びは大きくなると期待している。


息切れ

毎日暑いせいで息切れする。夕方になると、ランニングを終えたように息苦しくなる。起きてきて仕事部屋に入ると、東から差し込む朝日のせいで気温は7時の時点で35度、9時ごろ太陽がどいて33度、また日中35度、15時ごろエアコンを掛けるために西向きの部屋の窓が閉まるので風が無くなり空気が蒸し始め、そのまま風呂に入る前まで33度程度、一日中高温なので体力が奪われ頭がよく動かない。ハンカチ気化熱効果で夏バテすることはないけど、仕事してても1時間半ごとに10分程度仮眠を取らないともたない。4日後にエアコンが届いたらどのくらい楽になるだろうか、と期待している。
猫は暑さに慣れたのか、室温35度でもあまり辛そうじゃない。あんたたちのために買ったのに。


暑さ和らぐ

日曜まで続いた35度超の猛暑は去り、猫の呼吸も落ち着いてBPM40くらいになった。日曜に購入した窓エアコンは取り付け工事を電気屋に頼んだらシーズン中で混んでいて8/6になるとのこと。しばらくの間は室温32度で我慢してもらわなければいかん。
プログラミング関連の書籍を少しずつ読んでいるが英語であることもあって全然先に進まない。Webアプリを新規開発するのはJavaScript+PHPの勉強をした後と思っていたが、もう3か月経つのにようやく2冊終わりそうな段階で、いったいいつのことになるか分からない。引っ越し作業のせいもあるが外国語学習もほぼフリーズしている。もともと自分の外国語学習の時間を短縮するための開発なので、これじゃ本末転倒だ。見切り発車しよう。