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8枚目からはオルガンです。メシアンはパリ高等国立音楽院でオルガンも専攻したオルガニストでもありました。教会のパイプオルガン向けの作品ですのでみな神をたたえる曲ばかりです。本CDの収録曲の邦題は「永遠の教会の出現」「主の降誕」です。ものものしいですね。
パイプオルガンと言えば私の年代で馴染みがあるのはFF6のタイトル画面の曲です。この曲、とても好きでした。
この曲をめちゃんこ豪華にしたのが1曲目の「永遠の教会の出現」です。ぜひ大音量でお楽しみください。
いや~これ生で聞いたら悶絶するな。荘厳過ぎ。
CDの大部分は二曲目の「主の降誕」が占めています。こちらは組曲で、
- 聖母とみどり児
- 羊飼いたち
- 永遠の摂理
- 御言葉
- 神の御子たち
- 天使たち
- イエスは苦しみを受けたもう
- 東方の三博士
- 神はわれわれのうちに
というわかりやすいキリスト誕生の物語になっています。西洋人の神フリークっぷりには毎回頭が下がる思いです。ラスト「神はわれわれのうちに」が一番起承転結がハッキリしていて面白いと思います。
Messiaen – Dieu parmi nous (Organ @ Rouen,France) – YouTube
うまく貼れないのでダイレクトリンクです。
残りのオルガン曲もみごとにみなキリスト賛歌ですね。教会で弾くから当たり前っちゃ当たり前ですが。次回も楽しみ。
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