CDレビュー: Pachlbel, Bach, Handel, Vivaldi – Musica Antiqua Koln, Goebel – Baroque Favoiltes (DG111 CD21)

★★★★☆

 

古楽器を作って演奏

DG111の21枚目です。ラインハルト・ゲーベルという古楽専門の指揮者に率いられた、ムジカ・アンティクワ・ケルンというアンサンブルが演奏します。

曲目はパッヘルベルのカノン、ヘンデルのソナタ、ヴィヴァルディの「ラ・フォリア」、バッハの管弦楽組曲第2番です。パッヘルベルのカノンはおなじみですよね。

 

古楽器でお楽しみください

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古楽器は今の楽器と異なる音がして面白いです。ピアノはこの時代にまだないのでチェンバロのポロポロした音が歯切れ良いですね。弦楽器も今のヴァイオリンとは違い、ヴィオラ・ダ・ガンバなんて洒落た名前がついています。古楽器アンサンブルは徹底してますから専用の楽器を作って演奏してます。

ヴィオラ・ダ・ガンバ – Wikipedia

ジャケットの左端の人が持ってる縦笛っぽいものなんでしょうね。

 

個々の曲で言えばヴィヴァルディの曲が緩急がきつくて展開しまくりで一番燃えますね。日本では徳川吉宗が改革していた頃にこんな曲が演奏されていたかと思うともやもやワクワクする気持ちです。

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昔の曲は比較的パターンが決まっていて単調になりがちですがこのCDは解釈が現代的で一様でない面白い演奏だと思いました。たくさん聞いてみると色々発見がありそうです。

 

 

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