jQuery: CSSプロパティのセットは非推奨!?

jQueryの公式ガイドを読んでいたらちょっとびっくりする記述がありました。

 

// Setting CSS properties.
 
$( "h1" ).css( "fontSize", "100px" ); // Setting an individual property.
 
// Setting multiple properties.
$( "h1" ).css({
fontSize: "100px",
color: "red"
});

 jQueryではこんな風に簡単にCSSのプロパティを変更して表示を変えることができるのだけど、お勧めしないと書いてあります。

However, it should generally be avoided as a setter in production-ready code, because it’s generally best to keep presentational information out of JavaScript code.  

適当訳:「しかし、製品用のコードでsetterを使うのはふつう避けられるべきです。なぜなら一般的に、プレゼンテーション情報はJavaScriptコードの外側に書くのが良いからです。」

というわけで、setterでCSSを直接変更するのはやめて、あらかじめCSSに変更したいプロパティを書いておいて、classを変更することで対処せよと書いてあります。明日この機能を使うつもりだったので、読んでおいて正解でした。下の例なら .big にfont-size: 100px; などを設定しておけばいいですね。

Instead, write CSS rules for classes that describe the various visual states, and then change the class on the element.
 
// Working with classes.
 
var h1 = $( "h1" );
 
h1.addClass( "big" );
h1.removeClass( "big" );
h1.toggleClass( "big" );
 
if ( h1.hasClass( "big" ) ) {
...
}

 

 


ギリシャはSHOCK5: 強まるギリシャへの圧力と市場の不自然な楽観、そんなことより中国がやばそう。日本の仕手株は撤退の方向

ユーロの財務大臣集会の議長からお叱りが出ました。でも離脱規定がないことですしギリシャは残留するしかないでしょうから、国民投票前のギリシャに対する牽制に過ぎません。


f:id:happyholiday:20150703162734j:plain「ユーロに留まる理由なし!!(素直になれば支援してあげるんだから!!)」

jp.reuters.com

なんかツンデレっぽくなりました。

 IMFからも支援受け入れへの圧力声明が出ています。

 肝心のギリシャ国民は賛成と反対に割れています。この記事に出てくるゴレミさんのようにIMF・ECB連合による緊縮財政で実際に被害を受けている人もいますので、投票結果がどうなるかは全く予想が付きません。

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ところで最近中国株が暴落しているとの報道があります。どのくらい暴落しているのかチャートを見てみました。

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上海総合指数、SSEC・週足チャート分析<サーチナ・ファイナンス>

高値から約25%の強烈な下げです。騒がれるのも分かります。しかしそれ以前に1年で2.5倍になったことが異常ですね。典型的なバブル崩壊に見えます。短期的に上がり過ぎ・下がり過ぎなので、金融機関がここ1年で融資を急拡大して怪しい債権まるけになっていることが予想されます。

日本のときもそうでしたが、バブル崩壊は崩壊後数年経ってからでないと危機が表面化しません。2-3年すると本当にやばいかもしれません。幸い中国は専制政治ですので、キプロスのように国民の預金に突然税金をかけるなどして公的資金を調達したり、怪しい帳簿を官主導で作成するなどして銀行を救う道があります。真っ黒な国の利点ですね。

参考までに日本のバブルの様子です。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/6d/Nikkei_225%281970-%29.svg/700px-Nikkei_225%281970-%29.svg.png

(バブル景気 – Wikipedia より転載)

88-90年の間に2年かけて倍になり、その後10か月で半額に戻りました。今の中国はそれ以上の速度で2.5倍になってますから、半値になるのももっと早いのではないでしょうか。

(追記:今日もかなり下げたそうです。上の図だと2本目の3896の線を割り込んでます。

3日の中国本土市場概況:上海総合は3日続落で5.8%安、政府系ファンド買い支えも(フィスコ) – ニュース・コラム – Yahoo!ファイナンス

さて週間成績は-3.9%、年初来+14.1%となりました。今日は売却したエニグモ、イーギャランティ、エスクリが爆上げし、手元に残したBS11、DVx、ユニリタ、ダイキアクシス、フジコーはすべて下がりました。泣けてきますね。

ギャンブラー希望の星4777ガーラも瀕死です。今日の寄りで売った人だけに3日で+35%の最後のボーナスがつきましたね。

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9423FRS祭りも終了したようです。PER244倍になってますね。

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CDレビュー: Dave Weckl Acoustic Band – Of the Same Mind (2015)

★★★★★(๑˃̵ᴗ˂̵)و 

Dave Wecklさんはアメリカのジャズドラマーです。昔はチック・コリアのバンドで有名だったらしいですが、私は彼がソロになってからのアルバムしかまだ聞いたことがありません。この人の演奏は異常に手数が多い上に正確で安定していて好きでした。最近新作が出たというので、早速聴いてみました。

えーと、1曲目What Happened To My Good Shoesからもう何も言うことがありません!最高です!Daveさんもう55歳なんですね。かつての力押しの演奏ではもはやなくドラミングに味がついてます!Tom KennedyさんのエレキベースもCool!全く非の打ち所がありません。ピアノは小曽根真さんなんですね。私の大好きな不安定と安定の中間で弾きまくるスタイルですね。Gary Meeksさんのサックスは軽く往年のジャズとは毛色が違いますがこの曲調ならむしろ軽い方がよいです!

3曲目Songo Mikeleなどラテン系の曲がいくつかありますね。ドラマーはラテン系の曲が好きです。それは叩く楽器の数が増えるからです。右側でポコポコしたカウベルを延々叩き続けているのにハイハットが左からいつまでも聞こえそんな状態でタムタムやドラムロールを通常運転で叩いてます。いつ聞いても腕が4本あるんじゃないの?と思わせる演奏です。

ドラムセットの要塞化はすさまじく、こんなドラムセットを構えている人もいます。

bozzio.jpg

テリー・ボジオが明かす巨大ドラム・キットの秘密:Fuck The Fuckin’ Fucker !:So-netブログ

Daveさんもすごいですよ。

http://www.daveweckl.com/bio/weckl2002.jpg

Dave Weckl – Biography

ベースの見せ場は7曲目Pacific Groove Fogの中盤。小曽根さんのローズピアノに乗せて卒倒しそうなベースを長時間堪能できます。ラストAll Bluesにもいい聴かせ処があります。

圧巻は5曲目Koolzです。ドラマーのDaveさんがメインのバンドなので、比較的長い「デイブゾーン」とでも呼ぶべきドラムソロがアルバム中何度も登場しますが、この曲のソロはすごいです。ラスト2分がほとんど独壇場です。彼のプレイには正確さだけではなく美しさがあります。メタルのような激しさはありませんが、美しいドラムを聴きたい人にはうってつけの1枚と言えるでしょう。

 

※日本では7/22に発売予定です。15.5$とクレジットカードがあれば公式サイトでダウンロードできます。

Dave Weckl: Of The Same Mind

 

ジャズの他のCDレビューはこちらです。


ギリシャはSHOCK4: 改革案受け入れます→やっぱり受け入れてやんない!!日本市場は好調。アサイーはなかった


 

どっちなんだよ!!

 

チプラス首相の立場の二転三転からは、中間管理職的な板ばさみが見えてきます。彼は反緊縮を掲げて首相になったので、下からは改革案なんぞ断固反対!アメリカ・ドイツに屈するな!チキンな首相は許さない!といった突き上げがあり、上からはアメリカ・ユーロ(主にドイツ・フランス)からの脅しがある。見た目は強面だけど立場は苦しい利根川幸雄先生のようですね。

 

プエルトリコ危機はアメリカ内ではマッチポンプ扱いのようです。一昨日払えないって言っていたのに払ってます。まだ状況は好転してないけどとりあえず大丈夫そうよって感じの書かれ方をしています。米国株は昨日も伸びました。

一方日本は、日経平均が+0.92%とギリシャ無視でプラス引けしました。

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個別株では月曜日に紹介した今を時めくクソ株9423FRSが+29.41%で首位を獲得し、依然バブリーな雰囲気です。

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俺たちの4777ガーラも好調ですが、14時に強烈な滝(ナイアガーラと呼ばれています)が存在し明日が危ぶまれます。

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昨日のストップ高の材料は

前日に日本での一部ゲームのサービス提供を終了したと発表。

<JQ>ガーラがストップ高 PC向けゲームのサービス終了で :日本経済新聞

だそうです。肝心のスマホゲームは大コケのようですが、もう材料っぽければ何でもありですね。

 

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月曜に大相場が終わった感じのある2586フルッタフルッタです。出来高がほとんどなくなりました。今日セブンイレブンに行く用があったので、せっかくだからフルッタフルッタのアサイーを味見しようと思って店中探しましたがアサイー自体ありませんでした。やはり高齢化が進んでいる土地ではアサイーはマーケティング外ですよね。と思いましたが公式サイトに取扱店舗一覧がありました。

【アサイーのフルッタフルッタ オフィシャルサイト】

ここによるとOdakyuOX、成城石井、紀ノ国屋、ナチュラルローソンとそこそこ高級な店にしか置かれていないようです。庶民的なのはNEWDAYSとファミマくらいですね。ファミマは周りにないので、次JR駅に出かける用事があれば探してみます。


書籍レビュー: 流通はダイナミックで面白い 『流通のしくみ』 著: 井本省吾

 ★★★★★

「大手小売業の動向」が秀逸

入門書ということであまり期待していませんでしたが、この本は大当たりです。優れているのは第三章の「大手小売業の動向」です。1904年、明治37年に三越百貨店がオープンしてから、百貨店の隆盛と衰退、変わってイトーヨーカ堂のような総合スーパーが台頭し百貨店にとって代わり、さらにスーパー業界からマイカルのような巨大GMSが発展し、その後伸び悩みさらにバブル崩壊で債務を抱えて破綻するストーリーや、電気・ドラッグストアのような専門分化の業態の発展などが50Pほどかけてダイナミックに描かれています。

卸売から商社への道

また卸業が吸収合併を続けていき、総合商社が最終的な勝者となる家庭も興味深いです。そもそも商社は「疑惑の総合商社」やらで単語は知っていますがその実何をやっているか知らず、巨大な卸売会社の役割を果たしているなんて知りませんでした。彼らが在庫のリスクを負って全国全世界津々浦々の商品を調達しまくり、企業と生産者の調整役を果たしていただなんて。

経営に必勝法などない

後半はしまむら、ユニクロ、ヨーカ堂などを例に挙げて流通を通した経営にも触れます。「大手小売業の動向」を読んでも感じましたが、共通している理念は「地道な努力こそが全て」ということです。経済状況も人々の好みも、時代の要請も毎日変化します。永遠に続く儲ける方法など存在しません。トライ・アンド・エラーを積み重ねるしかありません。仮説を実際に実行して、失敗成功にかかわらず実績を分析することがすべてです。

大型化と寡占化は今後も進む

この本が書かれたのは2005年(※初版です。第二版は2009年)ですが、当時から10年経って、寡占化と淘汰はさらに進んでいるように思います。私が済んでいる地域は毎月のように店が消えていきます。残る店は工場跡地にできた大型SCか、ターミナル駅の駅ビル・大手小売りの支店ばかりです。体力とノウハウのある店だけが生き残れるため、どこの町も均一になりつまらない店ばかりになっていきます。それを消費者が望んでいるのは分かるのですが、個人的には残念なことです。

しかし一方、魅力的な商品を集める小型店は生き残れる、という記述もあります。確かに、美味しいケーキ屋、地場の人間のニーズに応える小規模スーパーマーケット、他にない味を出すユニークな飲食店は相当先まで生き残りそうに見えます。

一方、魅力のない店が淘汰されるスピードは加速するでしょう。例えば、最寄り駅から徒歩圏の書店が近年なくなりました。しかし近くのターミナル駅には、OL向け・家族連れ向けとターゲットが明確な中型書店が2店、漫画に特化した書店が1店、更に地元民に愛される老舗書店2店が生き残っています。今後はこれらの店の中でも淘汰が起きるかもしれません。老舗書店がいちばん先に倒れそうです。

買いか

買いです。ただの入門書と侮ることなかれ。著者の筋の通った丁寧な説明に感心するはずです。

 

※私が読んだのは第二版ではなく初版です。若干内容が異なっているかもしれません。


ギリシャはSHOCK3: 事実上のデフォルト=デフォルトではない!日本市場に影響なし。そして不死鳥ガーラS高

ギリシャがIMFから借りた借金の返還日30日を超え、日本では事実上のデフォルトと報道されています。さらに、ギリシャ側は土壇場で「ちょっと待ってくれよ」と言い、ECBは「反省の余地なし。だめ。」と言っています。
news.tbs.co.jp

 

しかし、ギリシャに金を貸しているIMF、ECBといった親玉たちは「デフォルトではない」と言っています。

f:id:happyholiday:20150701182307j:plain「これは返済の遅延でデフォルトではない(パニックは嫌)。そんなことより国民投票をYESにして緊縮財政しろ。」

jp.reuters.com

貸している側がデフォルトではないと言っているんだからデフォルトではありません。家賃の滞納のような扱いです。貸し手が甘ければ1年家賃を滞納していても大丈夫です。

つまりギリシャ問題は、経済問題と言うよりは政治的問題の色彩が強いことが分かりました。

また、主に金を貸しているのはIMF≒アメリカおよびECB=ユーロであることがわかります。投資家ではありません。ということは株式市場に影響もありません。

さらに、ギリシャはユーロを離脱しません。チプラス首相が自分でそう言っていました。

更にもう一点、ユーロには離脱する規定がないそうです。つまりギリシャを仮に追い出したいとしても、法整備から始めなければいけないので何年もかかります。ユーロ離脱はさらになさそうです。なのにマスコミでしきりに騒がれているのは不自然ですね。

昨日の朝日新聞朝刊には、「月曜の株安はユーロ安円高による輸出企業株の落ち込みが大きい」と書いてありました。結局、月曜の日経平均の下げは円高プラス前日の中国株の落ち込みによるものだったようです。その後中国株がプラスに転じ、昨日も今日も日本株は好調でした。

f:id:happyholiday:20150701183317p:plain「ギリシャ?関係ないね」

どうもプエルトリコの「事実上のデフォルト」も同じ扱いだったようです。同日米国株はプラスで引けました。

今日は新興市場がおおむね好調で、特にFPGが売った翌日に+7.84%と復活ののろしを上げました。

f:id:happyholiday:20150701183508p:plain

 

さらに何度でも蘇る今年の最右翼仕手株、ガーラがストップ高です。

f:id:happyholiday:20150701183759p:plain

 

私は昨日持ち株の大半を売ってしまいましたが、早まったことをしました。もっと情報を仕入れて臨むべきでしたね。BS11、ダイキアクシス、フジコーを売らなかったのでポートフォリオは年初来+18%→月曜に+13%→昨日13.8%→今日14.6%まで回復しましたが、機会損失のため結果的に大損です。今後、若干買い戻すつもりです。

とはいえ日曜の国民投票で緊縮案にノーと言われれば、短期的には今週月曜くらいの下げは見込まれます。また今回のように銀行閉鎖や取り付け騒ぎがあれば、弱い銀行がつぶれます。今後も断続的に発生するでしょう。すると国際的な銀行の連鎖破綻が起きる可能性はあります。銀行側は取り付け騒ぎが怖いから絶対に土壇場まで情報を出しません。危機は突然起きます。

割高になりつつある日本株はリスクが高いことは変わらないので、今後は絶対に現金保有率が5割を超えないようにしようと思います。以前は9割を株にしていました。

今後「安い」「不況耐性がある」株以外は見送ります。この基準だとイーギャランティ(不況耐性あるが高い)、FPG(不況が来たら終わり)、エニグモ(高い)、北の達人(高い)、GMOペパボ(高い)、毎日コムネット(リーマンショック後利益ほぼ0)は魅力的ですがもう買えません。涙をのんで見送ります。残りはユニリタ(リーマン時は純利益減だが経常利益は増額、安い)、DVx(不況耐性あり、しかも安い)くらいですかね。

 

今日のエントリで一番参考にした記事を載せておきます。


ギリシャはSHOCK2: 破産するなら今しかない!プエルトリコもSHOCK。ついでに箱根小噴火

http://www.yomiuri.co.jp/photo/20150630/20150630-OYT1I50018-L.jpg「どうやって支払えと言うのか」

www.yomiuri.co.jp

このおっさん役者ですよね。

 

さてこのタイミングで「ギリシャ劇場で動揺中の世界。。今なら言える!!」とプエルトリコが破産しました。

http://cdn2.usahispanicpress.com/wp-content/uploads/2014/10/6714907w-750x619.jpg「700億ドル踏み倒します」

http://usahispanicpress.com/

ギリシャが今回払えねえよと言っているのは15億ユーロ(2100億円)です。プエルトリコ債はなんとその40倍ですね。ギリシャ危機が突然アメリカに飛び火しました。プエルトリコ債はすでにジャンク(投資不適格)の扱いを受けていたのですが、税金がかからないこと、利率が高いこと(ジャンクだからだけど)から米国で売れていました。しかしこれで元本は毀損するし額面も暴落するでしょう。地方債市場がめちゃめちゃになる可能性があります。

なお、700億ドルというのはキューバのGDP相当に匹敵します。ギリシャのGDPは2400億ドルです。数字だけ見るとそこまで大きくないように見えますが、アメリカの地方債市場の規模は3兆ドルもあります。ここから仮に3割の投資家が金を引き上げたとするとえらいことになりますね。

 

f:id:happyholiday:20150630161554p:plain「ギリシャが返せないということは知っていた」

日経平均はリバウンドしました。まるでギリシャ危機もプエルトリコ危機も織り込み済みであったかのようです。プラ転した中国株のおかげかもしれません。嫌中派は反省してほしいものです。

 

我らが財務大臣・麻生太郎ちんはダイジョーブと言ってます。

f:id:happyholiday:20150630162330j:plain「わしらが支えるから暴落はしないよ」

jp.reuters.com

政府による株の買い支えを根拠としているのでしょうが、今まで政権がダイジョーブと言ってダイジョーブだった試しはありません。

この時もそうでした。みんな地価は下がらないからダイジョーブと思っていました。

リーマンショックのときも、リーマンブラザーズ倒産が未曾有の経済危機になるとはだれも思っていませんでした。

ギリシャショック+プエルトリコ債権界ショックだけで終わるとは思えません。「実は俺も俺も」と水面下の問題が今後いくつも浮上するのではないでしょうか。

とりあえず1週間様子見するため、保有株の大半を一旦売りました。BS11、ダイキアクシスだけ少量残してあります。ギリシャ問題がただの茶番劇で終われば機会損失は著しいでしょうが、プエルトリコ問題がプラスでやってきたので、連鎖リスクを取らないように戦略を変えました。結果的に損だったとしても仕方ないでしょう。

 

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本日神奈川県西部で地震が多発し、箱根山の噴火警戒レベルが2→3に上がりました。小規模な噴火があったとのことです。これを受けて9007小田急がリバウンドを果せず、急落しました。

個人的には小田急の売上はロマンスカーよりも通勤客、更に言えば電車よりも小田急百貨店が占める割合の方が大きいので、売ってもしょうがないと思います。。


CDレビュー: Miles Davis – Relaxin'(1956)

★★★★☆

ジャズの100枚シリーズ16枚目。不動の名作だそうです。マイルス氏は息を大量に使った入魂のトランペット音を出しているアルバムが多いですが、この作品はタイトル通り肩の力が抜けている珍しい演奏です。

1曲目 If I Were Bell が特に優れていると感じました。amazonのレビューを見ると伝説の作品なのですね。印象通りでした。

私はジャズを語る言葉を全然持ちませんので、どこがどう優れていて何がすごいのか描写できませんが、彼らがノリに乗って楽しそうーーに演奏していることはCD越しでも伝わってきます。

 

 

ジャズの他のCDレビューはこちらです。


prices completely disproportionate to their assets or recorded earnings, could be “justified”

 In the first place, and on this very point, nearly all these brilliant performers were young men—in their thirties and forties—whose direct financial experience was limited to the all but continuous bull market of 1948–1968. Secondly, they often acted as if the definition of a “sound investment” was a stock that was likely to have a good rise in the market in the next few months. This led to large commitments in newer ventures at prices completely disproportionate to their assets or recorded earnings. They could be “justified” only by a combination of naïve hope in the future accomplishments of these enterprises with an apparent shrewdness in exploiting the speculative enthusiasms of the uninformed and greedy public.

――The Intelligent Investor, Chapter 9

あなたの隣にも過熱している新興株を「sound investment(健全な投資)」と信じている人はいませんか?ITバブル、日本のバブル、いつでも通用する警句ですね。


ギリシャSHOCK1:全銘柄大幅値下がり。gunosy、フルッタフルッタの相場が終了するも、今日もイナゴタワー発生

ギリシャデフォルトの危機が本格的になってきました。危機は今月末30日がリミットでしたがギリシャが国民投票をやると言い出したので、ロスタイムの期限は7/5日曜日となりました。国民投票でECBの提案が否決されればユーロ離脱、ひいては高確率でのデフォルトが予想されます。

分かりやすい解説。

 

識者は2万円くらいで下げ止まるだろうと言っていますが楽観的に過ぎるように思います。

お隣中国でもバブル崩壊の前兆が観測され、こちらも危険です。

 

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朝9時ごろテレビを付けると日経マイナス500円の速報ニュースが。今日一日で日経平均は3%近い下げ。私のポートフォリオも4%近く下げました。特にブロードリーフが-6.78%、北の達人が-4.99%と壊滅的です。値上がり243社、値下がり3472社とほとんどの投資家が損害を受けているようです。

 

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この騒ぎで上場以来謎の高値を続けていた6047gunosyの化けの皮がはがれ暴落しました。14時半の下げに注目ください。誰が投げたんでしょうね。

 

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先週叩いた2586フルッタフルッタの相場も終了しました。グノシーと暴落した時刻が等しいのが気味悪いですね。

 

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こんな日でもクソ株イナゴタワーが建設されています。9423FRSはオフィス移転のコンサルタント会社。公式サイトのIR資料が2013年から更新されていない胡散臭い会社です。

http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr/tdnetg3/20150514/99onbb/140120150506462087.pdf

ガーラ同様、資産額を超えるマイナスの利益余剰金が存在する、増資しか生きる道のない危ない企業です。前期の営業利益は0円、前々期はマイナス。かなり黒いですね。