ギリシャはSHOCK6: チプラス首相劣勢、月曜は株価高騰の予感。ただし問題は投票後

6/28 賛成30% 反対57%(この日銀行閉鎖)

7/1 賛成37% 反対46%

7/2 賛成42.5% 反対43%

7/3 賛成44.1% 反対43.7% (NEW)

銀行閉鎖の影響が大きくあまりに賛成票の伸びが大きいので、どうも賛成で決着しそうな見込みです。先週の日本株4日続伸劇は、このシナリオを予想していたかのようです。

この投票はもはやユーロ脱退の有無に結びつかないことはハッキリしているので、純粋に政治的な投票になるでしょう。

またこの投票に際して「ユーロ脱退か残留か」などと言ってギリシャを脅している国々は米国寄りか、米国に弱みを握られている国とみなしてよいでしょう。例えば次のような方々です。

「ユーロか(ギリシャ旧通貨)ドラクマかの選択」(レンツィ伊首相)、「ギリシャ国民がユーロ圏残留を望んでいるかを知るための投票」(オランド仏大統領)

http://mainichi.jp/select/news/20150702k0000m030156000c.html

ギリシャが金を借りているのは大半がIMFかECBです。IMFはご存知米国の息のかかった機関ですが、ユーロ代表のECBは米の外圧に負けて金融緩和を今年1月に始めた機関であり傀儡色が強いです。IMF、ECBから借りた金はギリシャへの外圧(金が欲しければ言うこと聞け)の道具であるのだから返す必要はない、というのがチプラス首相の論理です。

実は今日まで知りませんでしたが、チプラス首相はゲバラLOVEの左派革命家です。こりゃ嫌われるのも当たり前です。全マスコミの言うことにはフィルターがかかっているとみて間違いないです。日曜日は生活か革命か、の争いになりそうです。

アレクシス・ツィプラス – Wikipedia ←イケメン!

仮に賛成多数となったら月曜は必要以上に株価が高騰することは間違いありませんが、チプラス首相は政権を追われるので、政権が混乱し当面は借金どころではなくなります。新政権がどのような態度を取るかも全く分かりません。

反対多数なら月曜はそれなりの下げが予想されます。債務団への強硬姿勢はスペイン・ポルトガルに飛び火し不安定が拡大するでしょう。なんだかどっちに転んでも情勢が悪いことに変わりなさそうです。

個人的にはチプラス首相が好きになったので反対多数を応援したいところですが、投資家心理的には賛成に転じてほしいですよね。

 

今週はギリシャ問題による爆下げのせいで慣れない国際問題の記事を初めて書かざるを得なくなりました。おかげで多くの記事を読む機会に恵まれました。


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