WindowsでiPhone開発もできた

 

上記記事の続きです

 

5GBという超大なXCodeを無事にインストールしたけど、Playgroundを開いてみて、さあhello worldを入力!というところで、= が入力できない!!なぜか _ アンダースコアになる!これじゃ代入できない!

色々調べた所、windowsとmacではキーボードレイアウトが違うとのことです。

Snow Leopardで日本語キーボード – でんのうにっし

【1】 PSJ.keylayoutというファイルを
/Library/Keyboard Layouts
に配置します。 

/Library/Keyboard Layoutsってなんだよ!Finder(エクスプローラみたいなやつ)に表示されてねぇよ!

Mac Finderの「フォルダへ移動」コマンドの詳しい使い方 / Inforati

メニューの「移動」→「フォルダへ移動」でいけるんですね。ここに

Mac のオススメツール – ふなWiki

ここから拾えるPSJ.keylayoutというファイルを配置したら、みごと = が入力できるようになりました。

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swiftというmac専用言語が開発されたため、objective-Cを使わなくてもよくなったそうです。今日から学習します。日本語まで変数名にできるってすごいような紛らわしいような。

他にも参考ページ

iOS SDKで始めるObjective-C入門(1):WinユーザーがiPhoneアプリ開発を始めるためのMacの基礎知識 (4/4) – @IT

初心者のためのSwiftで始めるプログラミング入門(3):Apple WatchやiPhoneのアプリを作ろう! Playgroundで学ぶSwiftの基礎―変数、定数、型、演算 (3/4) – @IT

 

printはコンソールに文字列を出すだけなので、iPhoneの画面には何も表示しません。次のページを参考にして、実機のシミュレーターにラベルを表示するだけのプログラムを作ってみました。

iOSアプリ開発超入門!Xcodeの導入からSwiftを使ったHello Worldまで | vdeep

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てきとうにプロジェクトを作って

 

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Main.storyboardにラベルを配置。中央に配置するのはけっこうめんどうでした

 

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できた!シミュレータには電池や電波やらそれっぽい表示までされてる

 

これでうちのWindowsPCがiPhone6sもどきになったでござるよ。10万円払わなくてよかったYO! つぎはswiftとxcodeの勉強でござる。昔のアプリのデバッグしたりコードを読むためには、objective-cも必要になりそうでござる。

UNIXもMacも操作方法が独特で、覚えることがいっぱいです。


Windows内にMac環境をつくる

iPhoneアプリを開発したい。WindowsPCしか持ってないけどAndroidアプリはSDKもAndroid Studioもあって楽勝で開発できるんだから、iPhoneもいけるだろ?と思っていたら、どうもそうじゃないらしいです。Macがないと開発できないそうです。なにそれアップルの陰謀?

じゃあMacを買うか?と思っても一番安いMacBookでも9万円もするし、クロスプラットフォームで作って実機で試せばいいかと思ってもiPhoneそのものが高すぎます。最新機種のiPhone 6Sは10万円、2009年発売の古ーいiPhone 3GSですら中古で6800円もするのです。Androidとはえらい違いです。Appleが販売を独占してるから価格吊り上げ放題です。

アップル製のハードは高いけど、実はMac OS X自体は無料なのです。じゃあubuntuと同じように、VirtualBoxにインストールできるんじゃないか?と考えて、色々調べて試行錯誤しました。苦労しましたが、

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インストールできました!これで開発ツールが動作すれば(してくれ)、晴れて無料でiPhone開発が可能になります!ついでに清原にもびっくり!

 

How to install OS X Yosemite in Virtualbox with Yosemite Zone

【Hackintosh】WindowsだけでOS X Yosemiteをインストールする方法 Yosemite Zone | Hack Life Information

この2つのサイトの助けを最大限に借りることで、インストールできるようになりました。やり方を簡単に備忘録として残しておきます。

・前提として、メモリーは8GB以上積んでいることが望ましいです。メモリ4GBだとガリガリして使い物にならない可能性が高いです。HDDの空きも100GB程度は必要です。

・VirtualBoxをインストールします。

・torrentクライアントをインストールします。

・Yosemite ISO Torrent.zip で検索してtorrentファイルをゲットし、ダウンロードします。5GBくらいあります。半日~1日くらい覚悟しましょう。

・VirtualBoxで仮想環境を作ります。YosemiteZoneとか適当に名前を付けていいですが半角スペースを入れないでください。仮想メモリは2GB以上必要です。

・(2013年以降のPCを使っている人限定)コマンドプロンプトを起動して、次の2つの呪文を唱えます。

cd “C:\Program Files\Oracle\Virtualbox”

VBoxManage modifyvm <Name of virtual machine> –cpuidset 00000001 000306a9 00020800 80000201 178bfbff

 

<Name of virtual machine> の部分はさっきつけた名前にします。HaswellのCPUを使ってる人が、いや俺はHaswellじゃないよと偽装するためのコマンドだそうです。レムオルやバニシュみたいなもんですね。

・ISOイメージをマウントして起動、インストールを開始します。

・boot:

と表示されたら

-f -x -v

と呪文を唱えてからエンターキーを押します。意味は知りません。唱えないでインストールしたら途中で何回も止まりました。主の呪いです。

・初めてインストールする時は仮想HDDが初期化されていないため、インストール先ドライブを選ぶダイアログで先に進めなくなります。メニューの「ディスクユーティリティ」を使って仮想HDDのパーティションを作成します。「消去」メニューを押して好きなドライブ名前を入力し、さらに「消去」ボタンを押して初期化します。上側のリンクのスクリーンショットを参考にしてください。

・インストール先としてHDDが追加されます。HDDの絵を押すと「カスタマイズ」ボタンが出現するのでそれを押します。

・drivers -> Install Audio Drivers (Kexts) と Install Network Drivers (Kexts)

Graphics -> GraphicsEnabler=Yes

の3つのチェックをはずします。

・インストールを開始します。時間がかかります。数十分後に次の画面が現れたら成功です。

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完了できてないって?いや、これで成功だってリンク先には書いてあるんです。

When the installation finishes, the OS X installer will probably crash and display a crash log. This is normal; OS X Yosemite has still installed successfully. Now proceed to the next step.

ロックですねぇ

・再起動したらISOイメージをアンマウント(取り出し)します。

・もういっかい再起動します。

・完了!あとは初期設定を適当に済ませて終わりです。

 

あとはXCodeという公式の統合開発環境をインストールすれば今流行のSwiftとやらでiPhone開発ができるようになります。無料です

Xcode – ダウンロード – Apple Developer

Apple IDを登録するとダウンロードできるようになります。これもOSと同じ5GBほどのでっかいファイルです。現在インストール中ですが、果たして動作してくれるのでしょうか。。


ポートフォリオ

 

トレダビで動かしているポートフォリオがようやく年初来プラスになりました。現実の方でも、残りわずかな金を投入して安めの指値を出していたら、今日1銘柄買えてしまいました。

私は資金が超貧弱なので、現時点では数万円出して1単元買うことしかできません。なのでポートフォリオを作ったらものすごい偏った形になりました。危険な形ですが分散投資できるカネがないのでしょうがないのです。

生まれて初めて現実で買った銘柄はFPGです。FPGは去年に人気が出て高騰した銘柄です。私が投資に興味を持ったのはこの頃です。面白いビジネスモデルなので、このブログでも何度か取り上げたことがあります。簡単に言うと、FPGは航空機などを買って貸し出しリース料を得るのですが、航空機の原資を銀行だけではなく投資家からも集めるというのが特徴です。リース料収益は投資家に分配し、代わりにFPGは手数料で儲けます。相手が金持ちですから手数料はかなり高額でぼろ儲け、利益率と成長率はとてつもなく高いです。

FPGは上の記事以来、もう9か月もウォッチし続けていました。上の記事の直後、日経新聞の飛ばし記事のせいで一時期とんでもなく暴落しました。その後も低迷を続け、今年に入って中国発株価ショックでさらに下がったところを狙って買ってみたら案の定反発し、追い打ちで上方修正が発表され、さらに運よくマイナス金利の報道があったため昨日はストップ高近くまで上昇し、10日程度で買い値から30%以上上昇しました。ビギナーズラックとはまさにこのことです。

 

2銘柄目はパッケージソフト制作会社のシステムディです。以前にシロウト分析しました。

作っているソフトが大学・小中学校向けの校務ソフトや、調剤・会計といった手堅く、カスタマイズとそれに伴う長期サポートが必要な分野なので、ストック要素が非常に強いです。こういうメーカーは好きです。スマホゲーメーカーのように一獲千金!みたいにアグレッシブではないので爆発的な上昇はありませんが、大きなリスクもありません。

、、と考えていましたが甘く、上の分析後の2015年10月になんと営業利益-40%という超絶下方修正を出してしまい、低迷しました。しかしその原因が、「競合する総務省の『標準ソフトウェア』の出荷遅延」のせいで巻き添えを食らい、公会計ソフトの売上のほとんどが来期持越しになったということでした。

https://www.systemd.co.jp/common/uploads/2015/10/20151016s.pdf

ということは普通に考えて来期は売上がぐっと伸びるはずですが、株価に全然織り込まれていません。来期予想はそこそこ良い数値になっているため、去年の8月の記事を書いた時点では予想PER12.32倍ですが、2016年2月現在で6.97倍まで落ちています。1月はもっと下がっていました。システム開発会社の利益率は平均4%ちょいらしいですが、ここは利益率も10%近くと高い方ですし、着々と成長もしているのになぜこんなに安いのかわかりません。単に無名だからでしょうけれど。もはや市場の危機以外に下がる要素がほとんどないというのは、気楽です。

両方とも短期用ではなく長期用なので、このまま暴騰しない限りは年単位で貯金と思って持ち続けるつもりです。というか仕事があるのに短期トレードなんかしたら死にます。長期的な期待リターン値は手数料のせいでむしろ低くなりますし。

 

1年間バーチャルとはいえポートフォリオを見続けてきましたので、含み益が出ても現実感に乏しく全然嬉しくありません。数字が動いてるだけに見えます。トレダビではじめてプラスになった時の方が嬉しかったです。いまのところ含み損はありませんが、たとえ-20%くらいまで落ちたとしても、去年エニグモがダメ決算を出して暴落し、バーチャルだというのに1分ごとに株価をチェックして絶望していたときの方が、気持ちとしては苦しいだろうなと予想します。

また、原資が10倍あったとしたら含み益はかなり大きな金額になるので、こりゃ真面目に働きたくなくなる人間が出るわけだわと感じました。でも私はたとえ儲けたとしても一生働くつもりです。働かなくなって老け込む人間を何人も見聞きしてきました。頭が老化するのはいやです。

今後も節約を徹底して、まとまった金額になり次第証券口座に投入する予定です。と言ってもそもそも収入が少ないので、頑張っても月1-2万円程度しか余りませんが。。それでもバフェットのように、今日の100円の節約が将来の100万円に変わると信じて、チマチマ生きていきます。