Visual Studio 2013 + TypeScript .jsファイル作成

Visual Studio 2013でTypeScriptを使用して、ファイル分割して作成したアプリケーションを1ファイルにまとめるには、プロジェクトをwebアプリケーションとして作成した上で、
プロジェクト
→「”プロジェクト名”のプロパティ」を選択
→「TypeScript ビルド」セクションの「出力」の「JavaScript 出力をファイルに結合する」を選択し、出力したいファイル名(??????.js)を入力
→コンパイルすれば、プロジェクトファイルと同じフォルダに、jsファイルが作成されます。あとはこのファイルをお好きなhtmlファイルから呼び出してやればOK!
簡単な設定なのに、意外とここにたどり着くまで時間がかかった。。


The Rough Guide to Flamenco (1997)


★★★★☆
フラメンコといっても、カスタネット鳴らしてオーレ!って叫んでるだけではない。スペインは昔ウマイヤ朝が存在していたこともあり、ヨーロッパでも異色のイスラム色が非常に強い音楽が特徴だ。っていうかここはどこの中東だ!?って曲ばっかりだった。手を叩いてリズムを取る曲はベドウィンの音楽と同じだし、男のアアーーーアーアーーーアーーーって叫びはまんまコーランだ。しかしヨーロッパのスパイスも効いており、ギターはカッコ良い。こんな曲ばっかり流れてれば情熱的になるよラテン系。おすすめはテンポも展開も気持ちよすぎる2曲目Mi tiempo、観客と歌い手の熱気だけがすべての4曲目Buleria de la mocita、とてつもない歌い手の声の伸びが聴ける8曲目Y yo que culpa tengo。後半ちょっとだれてくるので星は-1とした。


Enrico Pieranunzi & Paul Motian – Flux And Change (1992)


★★★★★
ピアノとドラム2人だけのライブ・アルバム。ベースがいないので真ん中に吹き抜けができたような不思議な空間が広がる。面白い。大きく3つのセッションに分かれており、1つ目は不気味で捉えどころのない即興が中心。たまに Someday My Prince Will Come のようなスタンダードナンバーを混ぜる。2つ目がもっとも聞きやすく、心地よい。ピエラヌンツィさん作曲のSweet Little Swan が最高だ。二人ともめちゃんこ上手。


TypeScript 1.4 with VS2013

easeljs.d.ts を導入して、やったぜタイプセーフwebプログラミング始まる!と思っていたら、導入直後にコンパイルエラーが同時多発で48か所も発生した。

export class AlphaMapFilter extends Filter {
constructor(alphaMap: HTMLImageElement | HTMLCanvasElement);
// properties
alphaMap: HTMLImageElement | HTMLCanvasElement;
// methods
clone(): AlphaMapFilter;
}

こういう | で結ばれたのがコンパイルエラーになる。で、このパイプで結ばれたプロパティはなんじゃらほい、見慣れた記号だしどっちの型でもいいってことじゃないかな、と思ってしばらく調べると、TypeScript1.4でサポートされたUnion typesという機能らしい。やはり、どっちの型でもよいという意味だった。VS2013はインストール時TypeScript1.0までしかサポートされていない。しかしつい最近、2015/01/17にアップデート用モジュールがリリースされていた!
TypeScript 1.4 for Visual Studio 2013 extension
インストールしたらコンパイルエラーが絶滅した。やった!
1.0からの大きな変更点は
・protectedのサポート
・tuple typesのサポート:var tuple: [number, string, boolean] = [1, “str”, true]; //こういう配列の型定義
・union typesのサポート:前述
・type aliasのサポート:declare type PropertyKey = string | number | Symbol; //PropertyKeyは3つのいずれかの型をとる
このくらいか。日々バージョンアップが繰り返されており、今後も目が離せない。


TypeScript Handbook

Handbook – Welcome to TypeScript
を読んだ!!言語仕様は大まかに把握できたので、もう少しで実装に入れる。クラスベースでwebアプリケーションが作成できるなんて、夢のようだ。特に、プロジェクトが大きくなればなるほど、恩恵を受けられることだろう。d.tsファイルを揃えれば、有名どころのjsライブラリでも型セーフなプログラミングが可能、というところもすごい。
実装には北米Yahoo!Financeのチャートがとても参考になりそうだ。ほぼ、このグラフと同じ機能でいいのではないか。見た目が


Miles Davis – Bag’s Groove(1957)


★★★★★
ジャズ100枚の6枚目。マイルスさんは、息を超圧縮したような音が特徴です。禅トランぺッター。1音1音の後で常に多くを考えているような、そんな感じが伝わってくる珍しい演奏者だと思います。ちょっと諧謔気味のタイトルチューンでは、7分あたりからピアノがありえないソロをかましてくれます。誰なのかと思ったら、セロニアス・モンクだそうです。この人もすごい。アルバム中の他の曲では3,5,7曲目がとてもよい。


Great Pianists of the 20th Century Vol.01 – Geza Anda (CD2)


★★★★★
2枚目はモーツァルトのピアノ協奏曲とショパンのワルツ。両方とも、いい意味で安定した演奏だ。感情の出し過ぎにならず、かといって平坦ではない。時々びっくりするような揺らぎを聞かせてくれる。有名なショパンの子犬のワルツも収録されていて、この曲は大抵のピアニストが爆速で弾いてしまうところを、ワルツの形がはっきり出るテンポまで敢えて落として演奏しているのには驚いた。バランスの取れた優れたピアニストだった。


Great Pianists of the 20th Century Vol.01 – Geza Anda (CD1)


★★★★★∩( ✧Д✧)∩
Great Pianists of the 20th Century – Wikipedia, the free encyclopedia のシリーズを聞いていきます。その名の通り20世紀の名ピアニスト全集です。すべて2枚組の100シリーズ、計200枚。いつになったら聞き終わるのか。
1番目はアンダ・ゲーザ(1921-1976)、ハンガリー出身のピアニスト。1枚目は同じくハンガリー出身の作曲家、ベーラ・バルトークのピアノ協奏曲、全3曲。熱い!熱過ぎる!同じハンガリー出身だからなのか、ピアノの気合の入り方が半端じゃない!バルトークの曲は現代の作家だけあって不協和音入りまくり、意地でも伝統と違う革新性を目指そうとする執念が見て(聴いて)取れる。特に第1番。複雑すぎて私には難しいが、熱気がとてつもない。何故か、1番→2番→3番の順で意味不明さは薄れていく。年を取ったことでバルトークさんも丸くなったのか?最も良いと感じたのは、2番。第1楽章の序盤からもうドキドキの連発。テンションコードが多用されていて、まるで超人ジャズを聞いているかのようだった。オーケストラは特に木管のズレが目立つが、ピアノにつられたのかド迫力の演奏を聞かせてくれて、多少の粗っぽさは気にならなかった。1枚目からビッグな大当たりで、これはもう全集を揃えるしかないか。


CDレビューインデックス 2015(随時更新)

※この記事は古くて見づらいので、次の記事を参照してください。rokujo.hatenadiary.com
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2014年度はこちら
2015-04-25まで

クラシック

一覧

  • Gustav Mahler, Seiji Ozawa(cond.), Boston Symphony Orchestra – The Symphonies, Kindertotenlieder

2015-01-02 Symphony No.5(CD8) ★★★★☆
2015-01-10 Symphony No.6(CD4,5の一部) ★★★★☆
2015-01-12 Symphony No.7(CD9,10の一部) ★★★★★
2015-01-24 Symphony No.8(CD11,12) ★★★★★
2015-01-26 Symphony No.9,10(CD13,14) ★★★★☆

  • Great Pianists of the 20th Century

2015-02-05 Vol.01 – Geza Anda (CD1) ★★★★★
2015-02-06 Vol.01 – Geza Anda (CD2) ★★★★★
2015-02-28 Vol.02 – Martha Argerich I(CD1) ★★★★★
2015-03-02 Vol.02 – Martha Argerich I(CD2) ★★★☆☆
2015-03-24 Vol.03 – Martha Argerich II(CD1) ★★☆☆☆
2015-03-26 Vol.03 – Martha Argerich II(CD2) ★★★★☆
2015-04-20 Vol.04 – Claudio Arrau I (CD1) ★★★★★
2015-04-21 Vol.04 – Claudio Arrau I (CD2) ★★★★★

  • 111 Years of Deutsche Grammophon

2015-02-16 Johannes Brahms, Claudio Abbado(cond,), Vienna Philharmonic Orchestra(orch.) – 21 Ungarische Tanze (Hungarian Dances) (CD1) ★★★★☆
2015-02-17 Ludwig Van Beethoven, Amadeus Quartet – String Quartets Op. 59 No. 1, Op. 131 (CD2) ★★★★★
2015-03-13 Morris Ravel, Daniel Barenboim(Cond), Orchestre de Paris(Orch) – Boléro, La Valse, Pavane pour une Infante défunte, Daphnis et Chloé, Suite No. 2 (CD4) ★★★★★
2015-03-15 Leonard Bernstein(Comp + Cond), Jose Carreras, etc – West Side Story: Highlights (1985 Studio Recording) (CD6) ★★★★★
2015-04-05 Mozart, Karl Böhm (Cond), Vienna Philharmonic Orchestra : Requiem (CD7) ★★★★★
2015-04-07 Igor Stravinsky, Pierre Boulez (Cond), The Cleveland Orchestra : Petrouchka; Le Sacre du Printemps (CD8) ★★★★★

  • 75 Jahre Donaueschinger Musiktage 1921-1996

2015-02-13 Paul Hindemith, Igor Stravinsky, Ernst Krenek, Kurt Weill, Hans Haass (CD1) ★★★★★
2015-02-25 Arnold Schoenberg, Alban Berg, Roman Haubenstock-Ramati (CD2) ★★★☆☆
2015-03-11 John Cage, Alois Hába, Dieter Schnebel, Paul-Heinz Dittrich, Friedrich Cerha (CD3) ★★★★★
2015-03-22 Luciano Berio, Rolf Liebermann, Cristobal Halffter, Igor Stravinsky (CD4) ★★★★★
2015-04-02 Henri Pousseur, Mauricio Kagel, Rolf Riehm (CD5) ★★★★★
2015-04-16 Brian Ferneyhough, Mathias Spahlinger, Hans Zender, Hanspeter Kyburz, Pierre Boulez (CD6) ★★★★★

ジャズ

一覧

  • ジャズの100枚シリーズ

2015-01-02 Red Garland – Groovy(1957) ★★★★★
2015-02-07 Miles Davis – Bag’s Groove(1957) ★★★★★
2015-02-19 Wes Montgomery – Full House(1962) ★★★★☆
2015-03-04 Thelonious Monk – Thelonious Himself(1957) ★★★★☆
2015-03-16 Miles Davis – Cookin’(1957) ★★★★★
2015-03-27 Wynton Kelly – Kelly Blue (1959) ★★★★★
2015-04-08 Modern Jazz Quartet – Django (1956) ★★★★★
2015-04-22 Kenny Dorham – Quiet Kenny(1959) ★★★★★

  • Complete Remastered Recordings on Black Saint & Soul Note シリーズ

2015-01-03 Enrico Pieranunzi – No Man’s Land(1989) ★★★★★
2015-02-09 Enrico Pieranunzi & Paul Motian – Flux And Change (1992) ★★★★★
2015-02-20 Enrico Pieranunzi Trio & Ada Montellanico – Ma L’amore No (1997) ★★★★☆
2015-03-17 Max Roach & Anthony Braxton – Birth And Rebirth (1978) ★★★★★
2015-03-28 Anthony Braxton – Four Compositions (Quartet 1983) (1983) ★★★☆☆
2015-04-09 Anthony Braxton – Six Compositions (1984) ★★★★★
2015-04-24 Anthony Braxton – Six Monk’s Compositions (1987) ★★★★★

  • その他

2015-01-14 Wadada Leo Smith – The Great Lakes Suites (2014) ★★★★☆
2015-01-15 David Virelles – Mboko (2014) ★★★★★
2015-01-27 Norma Winstone – Dance Without Answer(2014) ★★☆☆☆
2015-01-29 Django à la Créole & Evan Christopher – Live! (2014) ★★★★★
2015-03-06 PRISM – 1977 Live at Sugino Kodo (2004) ★★★★☆

プログレッシブロック

一覧

  • Allan Holdsworth

2015-01-31 Allan Holdsworth – Metal Fatigue(1983) ★★★★☆

  • Yes

2015-02-12 Yes – Yes(1969) ★★★★★
2015-02-24 Yes – Time And A Word(1970) ★★★☆☆
2015-03-09 Yes – The Yes Album (1971) ★★★★★
2015-03-20 Yes – Fragile(1971) ★★★★★
2015-03-31 Yes – Close To The Edge(1972) ★★★★★
2015-04-14 Yes – Tales From Topographic Oceans(1973) ★★★★★

  • その他

2015-01-07 Opeth – Pale Communion(2014) ★★★★★
2015-01-16 Logos – L’Enigma Della Vita (2014) ★☆☆☆☆
2015-01-19 IQ – The Road of Bones (2014) ★★★★☆

ロックなど

一覧

  • Slayer

2015-02-04 Slayer – Hell Awaits(1985) ★★★★★
2015-02-14 Slayer – Reign in Blood(1986) ★★★★★
2015-02-26 Slayer – South of Heaven(1988) ★★★★★
2015-03-12 Slayer – Season In The Abyss(1990) ★★★★★
2015-03-23 Slayer – Divine Intervention(1994) ★★★★★
2015-04-03 Slayer – Diabolus in Musica(1998) ★★★★★
2015-04-17 Slayer – God Hates Us All(2001) ★★★★★

電子音楽

非常に良かったもの(良かった順)

Flying Lotus – You’re Dead! (2014)

一覧

2015-01-05 beatmania IIDX 21 SPADA ORIGINAL SOUNDTRACK Vol.2 (2014) ★★☆☆☆
2015-01-06 Clark – Clark(2014) ★★★☆☆
2015-01-08 Aphex Twin – Syro(2014) ★★☆☆☆
2015-01-17 Andy Stott – Faith In Strangers (2014) ★★★★☆
2015-01-21 Flying Lotus – You’re Dead! (2014) ★★★★★
2015-02-02 Brothomstates – Claro(2001) ★★★★☆
2015-04-16 SLK-9888.sys – Mt.FUJI EP ★★★★★

ワールドミュージック、その他

Slayer – Hell Awaits(1985)


★★★★★ フオオオ(((卍(^ω^)卍)))フオオオ
3rdばかりが伝説になったバンドだけれど、2ndもすごかった。1曲目タイトルチューンHell Awaitsは、その演奏は粗削りを通り越してずれまくりの下手なんだけど、それを覆い尽くすくらいのエネルギーがあった。ギターだけでこんなに禍々しさが出せるもんなんだなぁ。1-2-3と早いし速いし曲調もバンバン変わるし飲み込まれること間違いなし。ラストHardening Of The Arteriesも信じられないようなリフを連発されるし参りました!!!ロックの限界突破を見せつけてくるアルバム。