Great Pianists of the 20th Century Vol.01 – Geza Anda (CD1)


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Great Pianists of the 20th Century – Wikipedia, the free encyclopedia のシリーズを聞いていきます。その名の通り20世紀の名ピアニスト全集です。すべて2枚組の100シリーズ、計200枚。いつになったら聞き終わるのか。
1番目はアンダ・ゲーザ(1921-1976)、ハンガリー出身のピアニスト。1枚目は同じくハンガリー出身の作曲家、ベーラ・バルトークのピアノ協奏曲、全3曲。熱い!熱過ぎる!同じハンガリー出身だからなのか、ピアノの気合の入り方が半端じゃない!バルトークの曲は現代の作家だけあって不協和音入りまくり、意地でも伝統と違う革新性を目指そうとする執念が見て(聴いて)取れる。特に第1番。複雑すぎて私には難しいが、熱気がとてつもない。何故か、1番→2番→3番の順で意味不明さは薄れていく。年を取ったことでバルトークさんも丸くなったのか?最も良いと感じたのは、2番。第1楽章の序盤からもうドキドキの連発。テンションコードが多用されていて、まるで超人ジャズを聞いているかのようだった。オーケストラは特に木管のズレが目立つが、ピアノにつられたのかド迫力の演奏を聞かせてくれて、多少の粗っぽさは気にならなかった。1枚目からビッグな大当たりで、これはもう全集を揃えるしかないか。


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