理解したい

 

ぼくの今後の人生の目標は彼女をぜんぶ理解することです。理解して受け入れることです。知り合ってからごく短期間しか経っていませんが、不思議なことに、前知識何もなしで直感的に理解できることが驚くほど多いので、ぼくならできるという自信はあります。

理解と服従、隷属は違います。相手の言われるままになることは理解ではありません。それは支配されることなので、理解とは正反対です。お互いに無理解です。ぼくはいままで、被支配を理解だと思い込んでいました。あほでした。

具体的にやることは3つあります。まず彼女の書いたものと読んできたものを全部読みます。長い時間がかかるでしょう。これがすべての基本になりますので、パワーが必要です。一生かかりそうです。ぼくはいままで書物を読んでこなかったツケであほなので、理解力の補助としてこの他にもたくさんの書物や記事などを読む必要があります。アウトプットも大事です。

彼女と可能な限り多く会話します。会話しなければわからないことだらけです。ぼくは自分から話を振ることがあまりないので、たくさん話してくれる彼女のことをありがたく思っています。

最後に一番重要だと考えていることは、彼女の意思を最大限尊重することです。彼女のいかなる選択にも意味があります。ぼくの頭で思いつくことなんて限りがありますが、全力で意味を考えて、わからなければ質問もします。僕は人間ですのでいやなことは嫌と言います。前の家にいた時のように、適応するために自分の意思を殺すのはまっぴらです。でも今のところ、いやなことは一つもありません。不思議です。おそらく彼女の言葉が明確で理解しやすいからだと思います。理解しようと特別構えなくても理解できてしまいます。だからこんなに気を張らなくても自然にしているだけで良いような気もします。

例えば一緒にいて苦しいと言われたら離れますし(そうならないための努力はします)、好きな人がいると言われれば、応援します。

なぜ理解することにエネルギーをかけるかというと、自分が一番してほしいことは、自分を理解してほしいことだからです。理解とはリンクを貼るようなものなので物理的心理的拘束力が全くありません。対等です。恋愛感情を他人に対する独占力のある物権のように考える人が多いし社会の仕組みもそうなっていますけど、人間はみな個人として尊重されるべきなので所有権的に扱うのは間違っています。それに理解されるとうれしいです。安心します。生きていてもよいと思えます。そして、いま、ぼくを一番理解してくれているのは彼女です。

だから僕は彼女を理解します。誰にも負けません。


パキシルで射精障害になると

ぼくは21歳の時引きこもっていて、パキシルを飲んでいました。

パキシルの副作用【医師が教えるパキシルのすべて】

服用している方は知っているかと思いますが、パキシルを飲むと射精するのが難しくなります。

勃起はしますが出ません。

出すには手で強い力をかけるなどかなり無理をする必要があります。

セックスでは不自然に強い力をかけられませんので射精できません。

 

Kと交際するとセックスしました。ぼくははじめコンドームを着けていましたが、Kはつけていてはだめだと友達に忠告されたと言い、外されました。忠告が本当にあったのかどうかは確かめられないので知りません。

Kは当時39歳でしたので焦っていました。こどもがほしかった。

ところが生でしても射精できません。パキシルのせいです。

なので医者に相談せずにパキシルを断薬するように言われました。

ちなみに付き合った当時は10歳サバを読まれていました。ですから焦っていることも分かりませんでした。

ぼくは当時非常に精神年齢が幼かったことから、ここまで書いたことのほぼ全部の意味を理解していませんでした。「なんかおもしろそう」という気持ちでした。当時の精神年齢は12歳くらいでしょう。いまは18歳くらいかな。自閉症スペクトラムも関係しているでしょうね。

上のリンク先でも触れられていますが、パキシルはSSRIの中でも作用が強く、副作用も断薬時の禁断症状もめちゃんこ強いです。

一気に投薬をゼロにしたので、一日中頭がシャリシャリしていました。今思うと高い確率で自殺してます。希死念慮については心配はされていましたが心配するぐらいなら医者にかけろよ。

ぼくはもともと感情が平板だったのか、希死念慮が起きることもなく数週間シャリシャリに耐えて断薬することができました。

断薬してしばらくすると射精できるようになりました。めでたしめでたし。

 

ということを思い出しました。

一昨日くらいに過去のことをしゃべっていたらこのような事実関係に初めて気が付きました。

どこまであほだったんでしょう。もう少しで死ぬところでした。

過去のことを少しずつ思い出してきています。以前書いた振り返り記事でも触れられていない事実がまだたくさんありそうです。思い出せないのは、記憶を隠蔽して何も感じない状態をデフォルトにして、自分を守っていたからでしょう。

徐々に気持ちが不安定になってきているのがわかります。まっ平らだった感情が少しずつ復活しているからだと思います。まだ耐えられるレベルですが、今後自分がどうなっていくのかは心配です。

過去を整理して気持ちを落ち着けるには長い時間が必要ですね。

思い出すことがあれば自分のために書いていきます。


好きな人がいます

書こうかどうかずっと迷っていたのですが、書かないと今の気持ちを残しておくことができないよ、と言ってもらったので、書きます。

好きな人がいます。

家を出る前からほのかに憧れていた人でした。頭の出来がぼくと違いすぎるので、遠い雲の上の存在だと思っていました。ところが最近ふとしたきっかけで距離が縮まり、ぼくが一方的に惚れ込んでしまいました。こんな気持ちになったのは初めてでした。気持ちが高じすぎて、数週間前にプロポーズをして大層驚かせてしまいました。今でも申し訳なく思っています。

彼女は天才です。本人は認めていませんが、ぼくは確信しています。文章を書く力、物事を分析する力において並ぶ者を見たことがありません。ですから時々、話についていけているか心配になることもあります。いまのところ、問題ないようです。

彼女はその能力と引き換えに疲れやすい体質で、毎日がエネルギー切れとの戦いです。他人と話すのはものすごく疲れるそうです。しかしぼくと話しているときは、あまり疲れないそうです。ぼくは主に話の聞き役となり、自分のペースに相手を巻き込みにくいことも関係していると思います。

近くにいるので、身の回りのお世話をしています。炊事はへたくそですが、洗い物と洗濯と掃除はそれなりにできます。家事は好きです。前の家では下手だから、腹が立つからとやらせてもらえませんでした。他人のために家事ができることはとてもうれしいことです。いくらでもエネルギーが出ます。

彼女の生きづらさがほんの少しでも軽減されればいいなと思っています。束縛でも、所有でもなく、足元からでも陰からでもいいから、支えられる存在になりたいです。一緒にいて負担になるような存在には絶対になりたくありません。

ぼくは天才ではありませんが、天才を理解できる能力はあると考えています。努力もできます。プロポーズの時、一生をかけてあなたのことを理解したい、と言いました。 お世辞でも口から出まかせでもなくそう思いました。ぼくは言語性の能力が低いので、今後、猛勉強しなければいけません。今日は彼女が書き溜めていたノートを8時間かけて読みました。泣きました。

いま幸せです。毎日を大切にしていきたいと思います。


仕送りを裁判所基準にして生きる

元家族に送る仕送りの金額を常識的な金額に減らすことにした。

養育費は裁判所のサイトに詳しい数字が出ている。

裁判所|養育費算定表

ぼくの年収、向こうが働いた場合の想定年収を勘案するとこの表では6~8万円の枠に入る。

いま送っている金額はこれを数十万円上回る金額だ。

異常だ。

このお金で、あの家での異常な生活が維持されている。

自然食品、自然栽培など極端に産地と出所と生産者を制限した高額な食事、洗濯に4時間以上を投入するなど無駄に複雑になった家事でがんじがらめになり、成人した長女も含めた子供3人が家から出られない生活が行われている。ぼくが送っているお金でみんなが不幸になっている。

どこから考えても異常だけれど、いろんな人に異常だと指摘されても、異常なことだと思えなかった。

生きるために11年間異常なことを正常と思いこんで暮らしていたから、あの家から離れてもしばらくの間は、他人の言葉が入ってこなかった。

ぼくは11年の間にいろいろなものを奪われていたようだ。お金。自尊心。名前。こども。言葉。考える力。

奪われていたという実感はまだ薄い。11年間の習慣の力は強い。

心の奥底でうすうすおかしいことはわかっていた。2年前、無駄になった引っ越しと食費の高騰で借金が100万円を突破したとき、食費を減らそうと言ったら「どこに減らせるところがある」と言われ、もうだめだと思った。

勉強は禁止されていたが、図書館で借りた本は勉強とはみなされなかったから、読めた。ブログやツイッターは、誰もぼくの作業部屋に入ってこなかったから、読めた。1年間仕事の空き時間を全部投入して読み続けたことで、ある程度洗脳を振り切ることができた。

家を出た後に、親兄弟や友達、ネットで知り合った人たちとたくさん話した。親兄弟は11年間悪の権化のように抱かされていたイメージと全く違う人間だった。異常だったのはぼくたちの方だった。

 

一昨日、元家族に仕送りを減らす旨のメールを出した。

メールの送信ボタンを押すまでにかなり躊躇した。

メールだけは今後のやり取りに使わなければいけないから、返信がいつかは来る。まだ来ていない。どんな罵詈雑言が書かれているかわからないから、怖い。

携帯電話は着信拒否にしたし、法律的に全く問題ないし、何の手出しもできないはずなのに、怖い。

今後2か月分は現行のお金を送る、と書いたので十分に猶予はあると思う。

あんな生活はリセットするべきだった。ぼくは人間的な生活ができるようになるし、あっちはこどもが外に出ざるを得なくなって、健康的になるはずだ。

 

ここ数日、反動でたくさんお金を使っている。証券口座で5万円近くの含み益が出たので、それを使ってまともな食事をしている。

肉が食べられるし、魚も食べられる。毎日牛乳が飲める。お茶が飲める。お菓子を買った。果物を買った。外食だってできる。コーヒーを飲んだ。カツ丼を食べた。パフェを食べた。

1週間で体重が2kg増えて、長距離走のペースが5キロ29分から7キロ32分半になった。やる気の出なかった筋トレもできるようになった。仕事の能率も上がった。

はじめてまともに生きられるようになった。

生きていたい。


書籍レビュー: 実務寄りでバランスの取れた入門書『躁うつ病はここまでわかった 第2版』 編:加藤忠史

★★★★★

 

ここのところ仕事が詰まっていて時間が取れませんでしたが何とか読めました。

躁うつ病の簡単なイントロから薬物、治療法、体験記とQ&Aからなる躁うつ病の入門書です。編者の加藤先生が書いている「躁うつ病の原因はどこまでわかったか」「躁うつ病Q&A」は特に充実しており読みごたえがあります。

時間がないので印象に残った点だけ簡単に書いておきます。

・躁うつ病はうつ状態の方がきつい、一般的なうつ病と比べても症状は急性で自殺企図率も2倍ある。単極のうつ病と誤診されやすく、抗うつ薬を投与すると躁状態が過剰になって危ない。

・患者は母親の期待に応えようと「いい子」を演じていることが多い、母親は概して過干渉。

・加藤先生の説では、ミトコンドリアのDNA欠失(後天)によるカルシウム濃度のコントロール不全が原因なんじゃね?とのこと。2012年時点で、徐々に浸透してきている考え方らしい。

・加藤先生は年に4回以上の周期がある「ラピッドサイクリング」患者を診ていた経験から、我々の脳にはもともとうつ状態なら気分を上げる、躁状態なら気分を下げる神経の機能が脳に存在し、これが弱ると躁うつ病になるのでは、という仮説を立てている。納得できる。

・敷島カエルさんの闘病体験期では「気分の波がなくなることはないが、激しい波をさざ波にすることはできる」と述べていらっしゃる。さざ波、というのはいい表現だと思った。

・進化論的に見ると、季節性の躁うつ病は冬に長く寝て過ごすことができ、春には躁になって食料を確保できるという点で病気のない人よりも適応したのではないか、という面白い考え方もある。

 

以上です。今後はもっとたくさん本を読んでいこうと思います

 


塾をやめました

月曜日に教室長に電話して、やめる旨を伝えました。

もともと違和感はありました。

 

決定的だった出来事はこれでした

やめたい理由として「生徒を膿呼ばわりするのはいやでした」と伝えたら次のように言われました。

確かに彼のことを膿であるとは言っていませんね。私が発言を曲解したということになりました。どう考えても生徒に対して使う言葉としては不適切だと思い納得いきませんでしたが、私の言葉が不自由なために次のように言い返すだけで精一杯でした。

 

いわゆるできない子は自己評価が低く、学校でも家でも居場所のない状況にあります。個別指導塾は柔軟性が高いのですからこどもたちの受け皿になってあげればどれだけ彼らが救われるか。残念ながら塾は(表に出さないとしても)彼らを歓迎しない方針であるとわかりました。生徒さんと深く関わる前にやめることにしました。

 

金のためにしばらくとどまろうとも思いましたが、金は元家族への仕送りを一般常識レベルに変更することで確保することにします。

仕送りについては後日詳しく書きます。


世界が戻ってきた

うどんに投入する天カスを買いにローソンストア100へ行きました。100ローは私のような金のない単身者にとっては食材の量がちょうどよく使いやすい店で、調味料や野菜などよく買い物をします。

小さい食品の並ぶ棚を見て歩きながら、前の家にいたときは、自然食品や有機野菜以外の食べ物はまるで、食べ物の形をした毒物であるかのような扱いをしていたことを思い出しました。買える食材は有機JASマークの付いたものか、都会のデパ地下にしかない「こだわりや」「ナチュラルハウス」などの店で売られているものに限られていました。ここで買った物だけが食品と認められ、他の食品はゴミでした。

3か月前の引越直後はひたすら多くのスーパーやドラッグストアを見て回ることを日課にしていました。50店舗は回ったと思います。1円でも安い食材が売っているのはどこなのか調査することが目的でしたが、前の家では決して食べることができなかった、色とりどりの食品を見ることも好きでした。

ああもうこの食べ物たちを毒だと思わなくていいんだ。そう考えると店中の品物がいとおしくなりました。彼らはどこからやってくるんだろう?どんな経験を与えてくれるんだろう?

わたしは今、世界を取り戻しつつあるようです。世界がやってくるスピードが速すぎて、一時的にバランスが取れなくなっているようです。外を出歩くと不安になり、人の多い通りや夜の暗さで心がざわつくことが増えました。この世界で生きていてもいいということが実感できれば、不安も取れていくのではないかと思います。


書籍レビュー: わかりあえてない『一緒にいてもひとり―アスペルガーの結婚がうまくいくために』 著:カトリン・ベントリー

★★☆☆☆

 

タイトルに惹かれました。

オーストラリアに旅行中だったスイス人の著者カトリンとオーストラリア人のギャビンが出会い数日で恋に落ち、結婚したところから物語が始まります。

著者の夫ギャビンは天才型のスペクトラム星人です。会計の仕事も投資も超出来るし、テニスも上手い。ジョークのセンスもある。そしてカッコいい。しかし結婚式でジョークのつもりでディープキスをしたり、大好きなゴルフのことをいつまでもしゃべり続けたり、子供が病気になるといつもと違うパターンだからパニックになったり、と振幅の非常に大きな人物です。

ギャビンは天才型ですから自信に満ちており、カトリンの言うことに全く妥協しません。口論があれば自分は絶対に悪くないと言い張ります。疲れたカトリンは故郷のスイスに帰ろうと一時は決心しますが、紆余曲折あってギャビンがアスペルガーと診断され、なあんだじゃあしょうがないわね、と納得してまた元に戻る、というのが大筋の話です。訳が悪いのか、本文がもともとひどいのか、論旨が分かりにくく読み進めるのが困難でした。

 

本全体から2人は全然分かりあえてないんだなぁと感じました。

最初の息子マークが生まれたときの描写です。

ギャビンはマークの小さな手や足で遊び、ついには空中に少し投げ始めました。(中略)彼は、腕の中の赤ん坊がただの遊び友だちではなく、感情や考えをもった小さな人間だとは思わなかったのです。その子が将来自分を見上げて、援助とリーダーシップを求めてくるだろう、父親に自分を理解してほしい、友達になってほしいと言ってくるだろうとは思っていなかったのです。(P80)

これひどくないですか?

ギャビンは子供をモノ扱いしたって断言してますよ?

本文を読めばギャビンは子供をとても愛していたことがわかりますし、つい嬉しくなって赤ん坊が身体的に弱い存在だって忘れちゃっただけじゃないですか?もちろん危ないから止めるべきですが。

次のページにも首をかしげました。

ギャビンに心の理論がないことを示す面白い出来事がありました。出産から5日後、私は数時間の外出を許されたので、ギャビンに服を持ってきてほしいと頼みました。そうすればアイスクリームショップに行けますから。彼はサイズ8の超ピッタリのジーンズとミッキーマウスのTシャツを持ってきました。妊娠中あまり体重は増えませんでしたが、このジーンズがはけるとは思えませんでした。(P81)

え?

それ心の理論関係なくないですか?

いつもサイズ8のものをはいてるから、やった!いつものサイズあったよよかった!っていう気持ちで持ってきてくれたのでは?

 

心の理論とはこういう奴です

本書、「ギャビンには心の理論がないから~」という記述が散発します。著者さんは、心の理論=思いやりの心って短絡して考えているようですし、しかもギャビンに他人を思いやる気持ちがまるでないような記述がたくさんあります。分かってくれなくて当然、だから「一緒にいてもひとり」というわけです。第16章のタイトル「身体はあるけど心はない」という題が心なさをひきたてています。

これは間違いです。

心はあります。表現することが難しいのです。

ないって言いきってほしくありません。

すごく悲しいです。

書いているうちに腹が立ってきたので星をもう一つ下げました。

「ASの人は違う方法で愛情を表現する」など理解を示す記述もあるのですが、それもギャビンに定型と同じ方法を取らせて解決するなど、ストレス負荷の高い方法を取らせているのでなんだかなぁ。

 

わたしの結婚は一体なにがいけなかったのか、どうすればよかったのか、何らかの示唆が得られれば良いと思いましたが、むしろ定型の人と理解し合うことが余計に難しいと思わされました。

わたしはパニックになるといわゆる自閉的行動をします。言葉が明瞭に出なくなったり、頭をふるふるしたり、目の色が乾いたり自分でも気づいていない症状がでるそうです。

この行動は「怖い」という印象を抱かせるそうです。

理解できない。怖い。だからやめてちょうだい。子どもも真似するでしょ。あんなふうになってはいけないよ。

こんな気持ちが相手の根本にあったら分かりあうなんて不可能です。

一体どうすればよかったのか、まったくわからなくなりました。残念です。

 


DVだったらしい

時間が経ったことですしもう一度冷静に振り返りました。今日だけ敬体をやめます。

 

・私は発達障害なので空気や状況を読まないことを言う。それは元妻の癇に障る。精神的に執拗に追い詰められ何度も自傷行為をした。自分の頭を叩いたり物を自分にぶつけたりした。自傷をしても「それは暴力だ」と言われた。確かに暴力には違いないがこの論理をもってすると自傷も責められる材料に一変した。これを回避するためにはイエスマンになるしかなかった。必死で先読みして心を文字通り砕いて肯定した。拒否権はなかった。10年以上かけて「怖い」ことが染みついた。

末期には、ブログ・ツイッター・各種書籍で学んだ知識をもとに責められても冷静に対処できるようになったがそれはそれで「あなたは人間ではない」と責められた。

・結婚に際して私の親と関係がこじれたので、私の両親兄弟親類の話題はご法度。それどころか「あのときはかばってくれなかった」「あなたはあいつら(私の親のこと)と同じだ」「○○人め(○○は私の地元の名前)」と10年以上言い続けられた。なお引っ越しを繰り返しても何回も何回も行方を追ってきた親にも問題はある。

親との関係を絶つためにペーパー離婚した。書類上はこどもの親権は全員元妻にあるので、別居してしまった以上は今後こどもに会うことはまず不可能である。

参考

ペーパー離婚後、戸籍から分離した私が親の目をくらますためにニセの住居を借りて住民票を移したり、引っ越した後に元妻側の住民票を移動しないで追跡を不可能にするなど徹底したので、医療費自費・児童手当なし・二重家賃・扶養控除ゼロとなって借金が増えた。わたしは嫌がったが罵倒され却下された。

 ・元妻には学歴コンプレックスがあるので学生時代の話もご法度(わたし社会上は高卒なのに)。つまり過去の話は全部禁止だった。「いまを生きる」といえば聞こえはいいけどそれって個人を宙に浮かせる行為じゃないの。

・生活能力がなくと他人の気持ちを読めないところから「勉強ができるくせに~はできない、勉強にしか全力出してない、私のことはどうでもいいと思ってる」とこれも最初から最後までなじられた。発達障害/自閉症を知る前から「勉強は簡単だった、生活は難しい、人を思いやるのも難しい」と何度も弁解していたが、私に診断が降りた後も評価が変わらなかった。

家事をやっても意に添わなかった場合は仕事を取り上げられた。家を出る数か月前にも、調理場の台拭きに扇風機を当てて乾かさなかったという理由で私の担当だった洗い物ができなくなった。私は物置にひきこもる生活となった。

・こどもに対して発言権が無かった。何かを教えてやろうとしたら「教育方針と違う」「今までやったことが台無しだ」「責任取って今後も教え続けられるのか」と言われた。注意が散漫だという理由でこどもの送り迎えもさせてもらえなかった。

家を出る際、情緒不安定で一番外に出る必要がある次女を引き取って学校にやろうか(当時こどもは学校に行っていなかった。今もそうだろう)と言ったが全力で拒否された。「どういうビジョンがあるの?」と言われたので「そんなのやってみないとわからん」と返した。失格となった。今となってはビジョンなんて毎日毎年変わってただろとあと知恵でツッコめるがもう遅い。

・こどもに「お父さん」「父ちゃん」「パパ」などの呼称で呼んでもらえなかった。本名と全く関連性のない通称で呼ばれていた。いまでもそう。これは私の親とこじれているので、親が付けた名前である私の本名を家から消滅させることが目的だった。通称を一定期間使うと家庭裁判所を通すことで法律的にも通称を使用することができる。家を出た後、元妻から来るメールのTo欄の名前も通称に変わった。同様の理由で、私の苗字は旧姓と違う。苗字を変えるための都合で、私は戸籍上バツ2である。

通称の指す範囲とは? – 別枠で、家庭裁判所へ申し出る改名について伺いま… – Yahoo!知恵袋

あと5年くらいで私の元の名前は日本からなくなっていたようだ。

・出かける自由が無かった。15時から夕食なので15時までに帰れない用事は一切できなかった。「家に帰るのが18時になるんだけど」「食事の後片付けができないし、暗いと蚊が入るからダメ」という具合だった。会社への出勤日に帰りが遅れると怒られた。早く帰らなければいけないのに仕事を振られると頭がうわーとなった。家に帰ることが強迫観念になった。

・「家の財布は一つ」と言われていた。私の給料は全て元妻が管理していた。払い込みなどは私の担当だったので食費や光熱費の概算はできたが、その他の詳細は知らされていなかった。

今日教えてもらった知識によれば、民法違反らしい。

民法第762条 – Wikibooks

なお現在でも養育費の相場を大幅に超える金額(数倍)を支払っている。減額を言い出したいのだけれど怖い。

 

ここからはもう少し具体的なエピソードです

 

・2008年ごろ、社会保障も昇給もない今の仕事が心配、何か資格はないかと元妻に相談したら弁理士を紹介してもらった。私は大学を中退したことの リベンジだと思って猛勉強した。ところが数年後に1次試験と2次試験を1発合格したところで罵倒され、最終の3次試験の勉強が一切できなかった。罵倒された理由は今でも覚えているが「3次試験の参考書買ってもいい?」という質問の調子がキモかったからだそうだ。「なんで私じゃないの?」とも言われた。これは(なぜアホのあなたが合格するのに頭のいい私は何にもなれないの)という意味だったと記憶している。

わたしはどうしても受かりたくて試験当日に反対を押し切って受験に向かった。今思うとこれは家を出るまでに唯一行った反抗だった。3次試験はいちばん簡単な試験だが、対策0だったので当然落ちた。帰り道に支離滅裂な反省文を書いて渡した。ばかにされた。一連の出来事は後々まで責められる種となった。

・田舎から大金をかけて都心に引っ越したけど「風呂場が汚い」と言われ、3週間で再度田舎に引っ越した。浴槽の底のひっかき傷にカビが生えていた。古い物件が多い都心ではよくあることで、毎日水を流すんだから正直どうってことないんだけど、その傷が致命的だったらしい。文句を言いたい気持ちを10秒かけて封じ込め、150万円を失った。風呂場を新調する交渉をさせられた。もちろん無理。わたしは田舎に引っ越す前日まで毎日風呂場の壁を磨いていた。

・311以降元妻の食材へのこだわりが異常になり、西日本から野菜を取り寄せるのはもちろん米も超高級品となり一時期は食費が20万を突破した。最大で月25万程度だったと思う。正確な金額は知らされていないのでわからない。30万近かった可能性もある。借金が毎月増えていくので「食費を減らしたら」といったら激怒されこの話題はご法度となった。その後、ジョコビッチの本を読んで考えを変えたらしく

ジョコビッチの生まれ変わる食事

ジョコビッチの生まれ変わる食事

 

パンをやめコメにしてさらに量を大幅に減らしたため体重が53→40kgまで落ちた。絶望した。月1しか出勤してない職場の上司にも「やせたね、大丈夫?」と心配された。飢餓になるとサーチュイン遺伝子なるものが働きエネルギー効率が良くなるらしいよ。死なないようにするための緊急機能だよ。 高級食材が嫌いになった。いま意地になって食費を減らしているのは、食費が異常に高かったことへの反動だという自覚がある。

 

 

 

よくよく振り返ってみると精神的DVだったようです。以前何を書いたか覚えていませんが渦中にいたときの記述とは温度差があると思います。

 

考察はまた後日行います。


生活向上なるか

新しいバイト先の個別指導塾では教室長が突然の仕事をどんどん回してくるので昨日は仕事の時間が1.5倍に伸び1日で約5000円を稼ぐことができました。クラウドワークス1か月分より多い金額をもらった。。本業に支障の出ない範囲で力を尽くそうと思います。

生徒さんは正直言ってできる子が少なく教えるのに苦労しています。私はたぶんLobinさんに近い受動型のタイプなので、相手の子のペースを無視してその場を盛り上げていくことが全くできません。子どものノリが良ければノリが良くなるし、逆だとノリが悪くなります。ノリが悪いと生徒のモチベーションが下がります。ですからあまり喋らない子とは相性が悪く、昨日も1人の生徒さんに非常に苦しい思いをさせてしまいました。

会話をしている時に気まずい雰囲気を嗅ぎ取ることはできます。でもそれを受けてどう行動すればいいかは全く分かりません。ですからただお互いに苦しいだけでいいことがありません。いったいどうすればいいのか。次回は分かりやすい教材を作っていこうと思います。

相手の出すサインを読めるようになったのは元妻のおかげだと思います。言葉の節々や仕草に現れるちょっとしたいやな感じを察知できないと裸足で泥沼に踏み込んで罵倒されパニックになるのがいつものオチでしたのでだいぶ鍛えられました。だからって防ぎようがないんですけどね私の行動を変えられないから。おかげっていうのかこれ。

 

数日前に学費半年分の約6万円を払ったので引っ越し後3か月の通算収支がマイナス約10万円になりました。バイトが見つかっていなければ死亡確定の金額でした。絶望していましたが昨日の稼ぎで気持ちが晴れました。

 

ところでAndroidアプリで鬼計算や計算100みたいなものを作ったら面白いんじゃないかなぁと思いました。iPhoneのことも考えるとHTML5+JavaScriptで作るのが順当な気もします。インターフェースが難しいですが汎用性を持たせれば授業にも使えるかも。。?

ƒiƒ“ƒvƒŒ(HTML5ƒAƒvƒŠ) for iPhone/iPad/ƒAƒ“ƒhƒƒCƒh/ƒXƒ}ƒz

これなんか参考になりそうです。タッチペン使って1~9までを選択させるとか。

一番いいのは3DSのような手書き認識なのですが、Androidには機能的にあるらしいんだけどHTML5でそれを実現できるかどうかは疑問です。

Ajax を使った手書き文字認識

やっぱサーバーに送信しないとだめみたいですね。ラグが発生するのでタイムアタックに不向きだし、オフラインで使えないと苦しいです。なにがいいのかな?