CDレビュー: King Crimson – Earthbound


★★★★☆
音質が悪いことで有名なライブアルバム。確かに悪い、悪すぎる。しかし1曲目21st Century Schizoid Manは長大な爆音即興パートが挿入され聞くものをミスター味っ子で旨い料理が出たときくらいぶっ飛ばす勢いがある。これが1stアルバムにスタジオレコーディング版で入っていたら相当印象が変わっていただろうに。。とにかく音が悪いのが惜しまれる。5曲目Groonもわざと歪ませまくった意欲作だが、やはり1曲目が良い。

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CDレビュー: King Crimson – Islands


★★★★★+
4thアルバム。アルバムとしての完成度は最強レベルだ。洗練され過ぎている。1曲目Formentera Ladyの気だるさと不思議な空間に圧倒されると、2曲目Sailor’s Taleの超即興爆裂金管&ギターでまた圧倒され、そのままちょっと擦れてる3,4曲目を通過したら、あとはただ美しさでまた圧倒される5,6曲目。看板曲Islandsはメロディーが素晴らしい。自分は下降するメロディーに弱いらしい。to↑my↓is↓land…と下がる所がたまらない。この曲だけ全然ロックじゃないけど良い。

東京で挫折して打ちひしがれていた時の一番の清涼剤になった。現時点ではこのアルバムが一番いい。絶望していた時は何故かずっと2ndアルバムのIn the wake of Poseidonが流れていたけれど、同じアーティストに救われた。

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PC組立

パーツがすべてそろったので組み立てた。
初めてなので慣れず、開梱からOSのインストール終了まで4時間もかかった。
最も苦労したのがマザーボードのPCケースへの取り付けで、IOパネルがうまく嵌められず、それに関連してマザーボードがスペーサーに届かなくなりなかなか固定できなかった。
また、ベイにHDDや光学ドライブを取り付けるのもどこにネジを付けるのか分かりにくく、これも時間がかかった。
全部組み立て終わったら電源を入れて、不発に終わった時は焦った。初期不良だとすると、どのパーツが悪いのか全く分からない。結局、ATX電源のコネクタがしっかり刺さっていなかったことが原因だった。
MicroATX用のマザーボードは小さい。ケースは安い直販系PCで主流の省スペースのものではなく、標準的なサイズなので部品がマザーボードに当たってしまう心配がない。
CPUがCeleronと言えども今使っている旧式のPCの1.5倍くらいの処理速度、メモリは今使っているマシンの倍、HDDは4倍、DVDドライブは持っていたのでタダ、液晶ディスプレイは15型から21型に変わり解像度は倍くらいある。このクラスがほんの5万で揃ってしまったのだから、自作PCは今の時代でも十分お得であることが分かった。


CDレビュー: Fracus & Darwin – Filth And Dumb Hatred(2014)


★★★★☆
UKハードコアの有名どころ、だったらしい。もともと、DDRにWhy notという曲やOn The Breakという曲を提供していたので知っていたアーティストだった。試しに聞いてみたら、良く出来ていて驚いた。ダンス曲は一般的に単調で似たり寄ったりのものが多くすぐに聞くのをやめてしまうのだが、このアーティストは全く退屈させてくれない。

まず2曲目Free Form Fromが良い。エキゾチックなVoと打楽器(マリンバ?)で始まったかと思うとどことなく哀愁を帯びたメロディーで入ってきてやられた。ハッピーハードコアだろうのになぁ。このジャンルでびっくりさせられるとは思わなかった。4曲目Floor Burnのピコピコファミコン音、6曲目Oh Yeahのもの悲しさもよい、8曲目Little Shadowsのオーボエ(不自然に切れてるのは気になるけど)とメインメロディ、サブの電子音も寂しくなって心に残る。この曲が一番好きだな。そう、ハードコアなのに泣き、というこのギャップが印象を残す理由なのだろう。

後半は自分としてはもうちょっと頑張ってくれーという気持ちだが、最終14曲目End On A Hard Noteは非常に良い。ラストのBPMが徐々に上昇するところは是非DDRに収録してゲーム化して欲しい。足が壊れそうだ。洋王道ポップス寄りの曲からドラムンベース、ガバ、トラディショナル、マッチョ系など高速BPMダンス曲のお手本がぎっしり詰まったCDと言えるだろう。何度も聞き直したい。

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10年ぶりの秋葉原

とある理由から、仕事場を借りて日中はそこで仕事をすることになった。そのため、PCをもう一台買う必要が生じたので、東京に住民票を取りに行くついでに秋葉原によってPCパーツを買うことにした。
秋葉原は2000年代前半に行ったきりで、それ以来一度も足を踏み入れていない。当時はアニメ・ゲームショップの進出が激しく、秋葉原は変わってしまったと言われていた。しかし今日見た所、2000年代と比べてアニメ・ゲーム店の比率が変わっていない。すぐ飽和したのだな。当時と違うのは、路上にメイドカフェらしい勧誘員がいること、AKBグッズ店ができたことくらいだ。相変わらず電子工作店もPCパーツ屋も大量にある。安心した。
安ければ儲けもの、と思って向かったものの、ネットショップの台頭のせいか割安感が全然ない。結局、マウス・キーボード・HDD・メモリのみ購入して帰った。残り、ディスプレイ・マザーボード・電源・ケース・CPU・OSは全て通販で揃えることにした。
全部合計して約5万円になる見込み。格安直販PCとほぼ同じ値段だが、以前DellのVostro 220sというPCを購入してすぐに電源がダメになりHDDまで巻き添えでダメになったこと、しかも電源が特殊な形(TFX)で探すのに苦労したこと、DVDドライブが一つ余っていることを考えて、まともなパーツで自作してみることにした。自作は初めてなので、とてつもなく不安だ。

CPU:Intel Celeron G1840 BOX \4,558
マザーボード:GIGABYTE GA-H81M-DS2V \4,980
ケース:ENERMAX Fulmo Q ECA3360B-BT(U3) \3,240
電源:Corsair CX430M (CP-9020058-JP) \5,390
メモリ:CFD Panram W3U1600PS-2G(2GB*2) \5,292
HDD:WD20EZRX 2TB \7,506
マウス:Radius RP-MU111K \572
キーボード:ELECOM TK-FCM008BK \410
OS:Windows8.1 64bit \9,980
ディスプレイ:BenQ GW2255(21.5インチ 1920*1080) \9,197

\51,125

ほぼ直販PCと同じ価格になった。
安いPCは、メモリが2GBだけだったり電源が怪しいものだったりHDDが500GBしなかなったり、なのでもう買いたくない。
明後日くらいに残りのパーツが届くので、少しずつ組み立ててみよう。


CDレビュー: dj TAKA – True Blue (2013)


★★☆☆☆
音ゲーにはbeatmania 2ndmixからずっと親しんできた。自分の音楽的感性には音ゲーが大きな位置を占めていた。そのため、音ゲーのサントラには必ず食指が動く、のだが、年を取って趣味が変わり、今では聞くアルバムいずれも毎回ガッカリする羽目になることが多い。このCDも例外ではなかった。昔はこの人の dj というDJを小文字にしたスタイルを真似たハンドルネームを自分でつけていたものなのだが。

ピアノを多用したトランス系の曲が多く、曲単体では決して悪くないも。が、どれも似ている。進行がかぶってる。1曲目BrokenはColorsとどう違うんだ?3曲目True BlueはTime to empress+Frozen Rayとどう違うんだ?5曲目ZZも完全にAA(嫌いじゃない)の焼き直し、6曲目messageはヴォーカルが耐えられないのでスキップしてしまったし、9曲目ΕΛΠΙΣ、13曲目天空の夜明けはおそらくボス曲なのにださい。12曲目Last Danceはイントロはとてもいいのにヴォーカルが入ったところから曲調が変わって台無し。とどめに14曲目VENUSは何もかも下手すぎる。。

4曲目CARTE BLANCHEと10曲目perditus†paraditusは例外で、とてもよかった。CARTE BLANCHEは浪人時代によく聞いていたトランス大御所のVincent de Moorという人の曲のリミックス。Vincent de Moorの中では一番好きな曲だったので嬉しかった。perditus†paraditusはこれも原曲がVotum stellarumというポップン発の曲で、wacという人との共作。メインテーマが終わった直後の疾走部分+三連符部分が非常に良い。どちらもTAKAさんのオリジナルではない。昔の感性はどこいっちゃったんだろうね。

2枚目のリミックス集も今イチ。rainbow flyer -DUBSTEP RMX!!とColors -sasakure.UK Futurelogic Remix-以外は単調で光るものがなかった。もっと尖ったミックスはないのかなぁ。

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あと4日

転出届を出した。書類上は、5/9付とした。引っ越してしばらくの間は忙しいので、こどもの学籍関連で急かされると困るからだ。
ブックオフに25冊の本を持って行った。重かったけど半分程度は値がつかずたったの230円にしかならなかった。電車代が130円かかったので、実質100円の利益。