Amazon.co.jp: Ludwig van Beethoven, Horst Stein, Wiener Philharmoniker, Friedrich Gulda : Beethoven: Piano Sonata No. 1-32, Piano Concertos No. 1-5 – 音楽
★★★★☆
小品揃いの1枚。18番の4楽章が三連符ダサ爆発曲となっており、かなり暑い。19番、20番は突然地味になるが、それもそのはず、この2曲だけは出版される9年前に作られたものらしい。
このCDの胆は21番「ヴァルトシュタイン」。グルダさんの演奏はとにかく速い!速い!まるでジェットコースターだ。笑っちゃうくらいだ。この映画のテーマ曲だったのでよく覚えているが、こんなに速くなかった。この速度のせいで、手数で分散しがちな楽曲が一つの大きな塊になっているようだ。曲の大局を支配する大波小波はよく表現されており、このシリーズの名演奏の一つに数えてよいと思う。第2楽章は第3楽章のおまけで、3楽章目もシンプルながら心に響く主題、そして後ろで鳴ってるジェットコースターその2が印象的。
22番は地味。
未分類
root化
F-11Dというスマホを持っている。Android端末がどういうものか触ってみたい、という目的で、新宿の中古PC屋で5000円で購入した。金のかかるSIMカードは刺さないで、オフラインのみの利用だ。オフラインでも、エクスプローラー的なアプリさえインストール済みなら、APK Downloaderを使用してアプリをいくらでも入れられる。現在は電車内で映画を見るための端末と化している。今日判明したところによると、オフラインでもGPS機能は使用できるらしい。せっかくTrainNavi2をオフラインでも使用できるように変更中なんだから、GPSと連動させる機能を作ってみてもいいかもしれない。動作確認が実機でできるというのはありがたい。
さて、必要があって、root化(システムフォルダへのアクセス権を得ること)を試してみたところ、2時間ほどでできた。
参考リンク:
むう゛の: USB Driverのインストールとadb接続 F-11D編
むう゛の: Android 4.0.3(ICS)のroot化・・・F-11D(V26R42B)の場合
root化の過程でAndroidアプリの開発環境を得ることができた。夢がひろがりんぐだが、Javaの習得が必要なので、また長い道のりになりそうだ。
しかしexploitのコードを書ける人ってすごいよな。メモリ上のアドレス直書きしてるし。憧れちゃう。いつかハードウェアハックできるような腕前になってみたい。
Beethoven, Friedrich Gulda(pf): Piano Sonata No.15-17(CD8)
Amazon.co.jp: Ludwig van Beethoven, Horst Stein, Wiener Philharmoniker, Friedrich Gulda : Beethoven: Piano Sonata No. 1-32, Piano Concertos No. 1-5 – 音楽
★★★★★
何故か「田園」の副題がついた15番。言うほど牧歌的ではないです。むしろ宮廷的。1楽章目にあまり肩の力が入っておらず安らかに聞けます。2楽章目が演歌炸裂、クサメロが出てきてそのままメタルにでもできそうでたまりません。3-4楽章とまるで交響曲のような構成。3楽章はwikipediaに農民的な響きって書いてあるけど農民的ってなんだ?上流階級の踊りっぽいけどなぁ。
16番の第1楽章は非常に変わっていて、右手と左手がほんの少し(16分?)ずれてます。ずれ部分の直後の同一主題を小さく弾くところがかわいい。激しい部分と可愛い部分を交互に挟む名曲。さらに第3楽章がダサい主題なのに非常に熱いダサアツの一曲、走って走って最後に意外な結末になる、という優れた曲でした。
17番は「テンペスト」として有名らしいです。1楽章目はやはりダサアツ、さらにラストが静かという点で16-3と共通しています。ただし今回のダサには泣き成分がかなり強めに含まれていて、しかも激しい。3楽章目は非常に有名ですがこの6/8の泣きメロの嵐は素晴らしいですね。グルダさんのやや誇張気味で腕力あふれたダイナミック演奏が実に良い効果を生んでいて、心が終始かき回されてどうにかなってしまいそうです。文句なしのMVP。
今後の予定
kickzone/TrainNavi2 · GitHub
結局、起動時の読み込み処理までしか完成できなかった。来週こそは、線路を描画したい。線路が描画できたら、次は列車の動的読み込みと表示だ。そこまでやれば、前回のTrainNaviとほぼ同機能になる。しかしながら、追加したい機能は大量に存在する。いつまでかかることやら。
当面の残り作業(優先順)
- 駅、線路の描画
- 列車の読み込み
- 列車の表示、アニメーション、発車停車時の速度変更 列車の加減速 – diary 六帖
- パッケージファイルの読み込み
- 拡大縮小
追加したい機能(優先順)
- スクロールできるようにする。
- スクロールに合わせた画面表示をする。画面にないオブジェクトを削除して動作を軽くする。スクロールして画面内に入ってきたところではじめて表示する。
- 通過点のエディット機能、ベジェ曲線で完璧な線路を引くためのGUI作成。ベジェ曲線 – diary 六帖
- GoogleMapと連携する。地図上を列車が走る。
- スキン機能。あらゆる路線図を作れるようにする。
- ターゲットとなる列車を決めて、強調表示する。今どのあたりを走っているかが分かる。
- 駅をクリックしたら情報を表示する。あと何分で電車が来るとか、目的地を決めたらそこまでかかる時間とか。
- 列車をクリックしたら情報を表示する。現在速度とか表定速度とか、次はどこに止まるかとか。
- 運賃を表示できるようにする。FareMap(自作)の機能を全部移植する。
- 時刻表を自動生成する。
- この際、NAVITIMEみたいな最短経路・最安経路生成機能も付けてしまう。
二次ベジェ曲線
ベジェ曲線 – からすの日記
げっ、さっきの↑のサンプル、3次ベジェ曲線じゃん!そんなに複雑じゃなくていいので、2次ベジェ曲線を繋いだ図形で十分だ。3次にするとテーブルのカラムも2倍になるし!
なので、2次ベジェ曲線の近似式は、自分で作らなきゃいけないことになった。。まあさっきのサンプルを参考にすればいいのかな。
ベジェ曲線
路線図を滑らかに描くには、ベジェ曲線を使う必要がある。Illustratorなどで使われてる、こういうやつ。
参考リンク:中学生でもわかるベジェ曲線 – Rui's Blog
しかしながら、canvasやCreateJSには、ベジェ曲線を描くメソッドはあるが、ベジェ曲線の関数をゲットできるわけではない。
路線図上に列車を走らせるには、ベジェ曲線から一定間隔離れた点を連続してゲットする必要がある。曲線と直交する単位ベクトルを求めて一定倍して、その軌跡を作らないと列車が走れない。そのためには、曲線の傾きが分からないと垂線が引けない。せめて近似式でもいいから関数を作れないか、と思って探していたら、あった。
ベジェ曲線 – からすの日記
なぜこの式になるのかは改めて勉強する必要があるが、これなら曲線を、直線が連続したものとして近似できる。しかもn分割できる。通過点の配列を作るので、隣り合う2点をもってこれば変換は楽勝だ。列車の軌跡が簡単な計算で作れそうだ。助かった。
さて、ベジェ曲線のためのテーブルも必要になる。次のように定義しよう。
- tnhalfway
- linename 所属する路線名
- kilo 営業キロ(必ず駅と駅の間の値にする)
- latitude 緯度
- longitude 経度
- sp1lat ベジェ曲線の制御点1 経度
- sp1lon ベジェ曲線の制御点1 緯度
- sp2lat ベジェ曲線の制御点2 経度
- sp2lon ベジェ曲線の制御点2 緯度
kiloの値は、位置関係を表すだけの便宜的なものでよさそうだ。直線の距離を足せば合計の直線の長さが計算できるから、駅と駅の間の何%の所の点なのか簡単に計算できる。読み込み後、計算しなおせばよい。
少し前に、いま絶対座標を緯度と経度の小数点以下4桁まで、で持っているけど、精度が良くないんじゃないか。。と思って、経度0.0001度の距離を計算してみたら、約10mだった(計算式は忘れた)。路線図として表示するには、まあまあ許容範囲か、と思われる。wikipediaに載ってる緯度経度情報はおおむね、小数点以下6桁まで表示されている。誤差0.1mまで計算できるなら完璧だ。入力しなおすのはちょっとうんざりだけど、仕方ない。やってみよう。
明日はせめて直線だけでも線路が描けたらいいな!
Beethoven, Friedrich Gulda(pf): Piano Sonata No. 11-14(CD7)
Amazon.co.jp: Ludwig van Beethoven, Horst Stein, Wiener Philharmoniker, Friedrich Gulda : Beethoven: Piano Sonata No. 1-32, Piano Concertos No. 1-5 – 音楽
★★★★☆(13番の2が汚いので減点)
Beethoven, Friedrich Gulda(pf): Piano Sonata No. 7-10(CD6) – diary 六帖の続きです。ピアノソナタ、中盤戦。比較的無名の11-13番の後に、「月光」の副題で有名な14番が続くという1枚。11番は3-4楽章がよいです。グルダさんの演奏はダイナミクスの幅が非常に大きいのが特徴で、ここではその良さが良く発揮されています。4楽章の16分ゾーンも燃えます。12番は1楽章を静かに始める、という初めて聴く構成。wikipediaにも載ってましたがここからベートーヴェンは古典的なソナタの形式を無視し始めます。なんで形に縛られなきゃならない、俺はやりたいようにやるぜ!というロックな思想が見えてきました。第3楽章は「葬送」の名がついてるらしく、交響曲7番2楽章を思わせるような旋律をさらに重ったるく荘厳ぶってダサオーラをまき散らすベートーヴェンらしい名曲です。4楽章も初めて聴くような形式で、ベートーヴェンの俺様道の幕開けを感じます。下降スケールの3連符が可愛いです。13番も名曲揃いで、特に第2楽章は短いくせに超絶美しい旋律が華やかに…と思ったらうるさいよ!強く弾きすぎで汚い!!!これはいただけません。曲がめちゃんこ良いのでもったいなすぎる。彼のダイナミクスの激しさが悪い方に作用している例になってしまった。このシリーズ、熱の入った演奏は異様に音が大きくなるので、グルダさんの思い入れがあったということなのかもしれないけれど、この演奏はやりすぎ。4楽章はよいです。最後に突然盛り上がって終わるところなんか一人オケって感じでよいですね。
で、間髪入れずに14番月光へ(なぜ間を空けないのか?)。私は月光の1楽章だけは弾ける、という人はいるのでは?意外にも2楽章がキュートでよいですね。3楽章目は有名すぎて語ることが何もないです。演奏もパーフェクト。
Faust – The Faust Tapes(1973)
Amon Tobin – Supermodified (2000)
★★★★★ ∩(・ω・∩)
リズム大魔神の3枚目。前作よりまた一段とパワーアップしてます。ビートの手数の次は中毒性が大いに増していて、曲自体もジャズ風味のテクニカルなサンプリング魔法が作り出すハイクォリティ。前2作同様アナログな音、デジタルな音が混在しており、アナログ的な音が余計に不気味さを掻き立てる。まず5曲目のGolfer vs Boxerが一つの山で、一貫して酔いそうなベースがうねる中を一度聴いたら忘れられないドラム旋風が吹き荒れる。意味不明シンセ、気味の悪いパッドなども手伝って緊張したまま突っ走る。6曲目Deoも泣きのアナログ音の中に高速ドラムンが駆け巡る印象的な曲だ。7曲目Precursorはボイスパーカッションだけでドラムが構成されている新機軸、8曲目Saboteurは木の音?のようなアフリカ風の打楽器で萌える。さらに10曲目Rhino Jockeyが素晴らしい。中東の香りと頭の悪いベースを漂わせながらサイとラクダの群れが行進してる様なパーカッションを何重にも重ねて、時々フルート?の音で調子をとって目を覚ますという壮大なようなアホなような押し出しの勝ち越しという感じの曲。
アルバムの度にうんと進化しているAmon Tobinさんに今後も注目だ。
ジャズ100枚
昨日、久々に入った本屋で売っていたもの。
ジャズの100枚。 – 「ジャズの100枚。」シリーズ全100タイトルセット – UNIVERSAL MUSIC JAPAN
なんと名盤ばかりの100タイトルが全部1000円。これは超お得プライスだ。順に揃えていっちゃおうか!?いままでverveのシリーズしか聞いていなかったので、せっかくだからオリジナルアルバムを揃えてもいいかも。正直、自分の力だけで名アルバムを揃えられる気がしないので、このようにまとめられているとすごく助かる。