マウスカーソル情報

kickzone/SHChart · GitHub

だんだんそれっぽくなってきた。今日はここまで。残りはスクロール・拡大縮小と、DBからの読み込み。
本日苦労したところ:マウスカーソルの位置を取得するとき、MouseEvent.clientX が得られる位置は、ウインドウ内の位置だ。canvasはウインドウ端から若干(8ピクセルくらい)右にずれて配置されているので、clientXの位置をそのまま使用して描画すると、マウスカーソルの位置と8ピクセルくらいずれてしまう。なので、canvasの置かれている位置を考慮しないといけない。

//これではだめ
CanvasMouseMove = (e: MouseEvent) => {
this.mi.drop();
for (var i in this.graphs) {
this.graphs[i].paintMouseInfo(e.clientX, this.mi);
}
}
//これならOK
CanvasMouseMove = (e: MouseEvent) => {
this.mi.drop();
var xCanvas = e.clientX - this.canvas.offsetLeft;
for (var i in this.graphs) {
this.graphs[i].paintMouseInfo(xCanvas, this.mi);
}
}

はじめはMouseEvent.xを使用して開発していたが、FireFoxでは使えないらしく全く動作しなかった。clientXを使用するのが無難。
それから、破線を引く機能がcanvasには存在しないので、自作する必要があった。easeljsのmoveToとlineToを交互に呼び出すことで実現可能だった。

public createDashX(x: number) {
var g: createjs.Graphics = new createjs.Graphics();
g.setStrokeStyle(1).beginStroke("#000000");
//破線の数(*2)を計算
var dashes: number = (this.ymax - this.ymin) / this.DASH_LEN;
//半分ずつ線を引く
for (var y: number = this.ymin, q: number = 0; q < dashes; y += this.DASH_LEN, q++) {
if (q % 2 == 0) g.moveTo(x, y);
else g.lineTo(x, y);
}
this.dashX = new createjs.Shape(g);
this.stage.addChild(this.dashX);
}

スマホ脳

ゲーム脳が騒がれだしてもう20年は経ったでしょうか。私はファミコン、スーファミ全盛期に子供時代を過ごしたので、ゲーム漬けでした。ゲームの悪影響はありますか?という答えには、実体験からYESと答えざるを得ません。視覚刺激に常に反応し続けなければならないので、何につけても手が出やすくなります。待つことができません。またその刺激、過程と結論、A→B→Cといった三段論法のBが現実に根差していないことがよくあるので、実世界でも論理の繋がらない部分を強引に繋げてしまいがちになります。例えば昇龍拳を発動できるキャラに起き攻めを仕掛ける(A)とほぼ確実に反撃を食らいます(C)が、これは昇龍拳の開始3フレームが無敵だから(B)です。見事に論理の根っこが生活から抜けてますね。
さらに深刻と思いますのは、ゲームに費やした時間による逸失利益です。ゲームはハマることが前提、ハメるための策略を高度に盛り込んだ情報兵器です。その性質上、ひたすら時間だけが食われていきます。金を払って時間も捨てていくわけです。この失った時間は、一生取り戻すことができません。子供時代という貴重かつ濃密な時間、失った時間で本を読んだりものを書いたり考えたりしていればどれだけプラスになったことか。ゲームが日本人の知性を低下させたことはほぼ疑いが無いと思っています。
さてなぜそんなことを書いたかというと、ここのところ電車でスマホをいじっている人の行動が明らかにおかしいからです。今日電車に乗っていたら、右からバリバリと断続的に音が聞こえるのです。右を見るとマジックテープを貼ったり剥がしたり貼ったり剥がしたりエンドレスでバリバリやっている人がいました。彼はスマホで動画に見入っていました。動画に熱中するあまり手が動いてしまったのでしょう。他にもやはり動画を見ながら顔をほじって食べるのを繰り返す人、ブログを見ながら口が開いてくる人、電車の始点から終点まで何十分もゲームでスワイプしっぱなしの人。。色々な報告例があります。2年前くらいから歩きスマホでホームに転落する人も増えてますね。私はゲーム脳が進化したと感じました。プロセッサの進化でさらに豪華になった視覚刺激とソーシャル化によるまばゆいばかりの報酬系の強化により、人間の頭をアヘアヘさせる度合いが赤丸急上昇しています。常同行動の明らかな昂進が目に見えています。やばいです。アヘン戦争再びといった感じがします(儲けてるのは日本企業だけど)。


20 stocks strategy

So I stole a blank sheet of paper from my laser printer and scribbled across the top, “Stocks I Like.” Then I went through every stack of paper, writing down the name of each company and a few measurements that were easily obtained from the paperwork. When the last piece of paper hit the floor, I had a list of 58 company profiles in front of me. Picture me looking at the sheet of paper as fairy dust sprinkled the air. What a revelation! Putting every company in the same place with the same measurements allowed me to instantly see which companies were most attractive. I scratched out the duds and gleefully whittled my list to a tidy group of 20 stocks. I’ve never looked back since. Now, whenever I encounter a stock tip in an article, a conversation, or on a bathroom wall, I simply find its worksheet measurements, compare it with the 20 stocks I’m watching, and see if it beats out any of the current 20. If not, I forget about it. If so, I strike the weakest of the 20 and replace it with the new stock. In the course of this simple process, I either save myself the hassle of reading a lot of material on a new company or I strengthen my list of potential investments.

from Jason Kelly – “The Neatest Little Guide to Stock Market Investing”
これがPC上でできるシステムを作ろう。


PRISM – 1977 Live at Sugino Kodo (2004)


★★★★☆
日本のフュージョンバンド、PRISM。現在もコンスタントに活動している。これはデビューライブを収録した音源だという。2枚組。
序盤の2曲がソフト過ぎて聴くのをやめようと思っていたら、3曲目Fredからギターが本気を出してきて、はっとする。1枚目1-2曲目、2枚目1曲目を除いて、非常に楽曲の質が高い。特に、当時の新曲だという「風神」「Beneath The Sea」の2曲は図抜けているように感じた。フュージョンと言っているが、かなりロック寄りのサウンドに聞こえた。事実、最近のアルバムはプログレ色が強いらしい。演奏については、ドラムがうまい。終始安定しているし、要所要所で歌ってくれる。3連符ロールで歌えるドラムを聞いたのは久しぶりかもしれない。ベースにやや難がある。ギターは速弾きは上手いがスウィングが下手だ。2枚目3曲目の看板曲?「PRISM」は、前衛的で意欲的な作品なのだが、ここらへんから演奏が崩れだす。ギターとベースがかみ合わない。ハイペースな曲が多かったので疲労だろうか。崩れたままラストまで行ってしまう。残念だった。楽曲がよいので、最近のアルバムも1枚聞いてみようと思わせるバンドだった。


アメリカの投資サイトすごすぎ

FINVIZ.com – Stock Screener
株をヴィジュアライゼーション、しかもリアルタイム。無料。
Value Line – Research – Browse Research
何千もの銘柄を超詳細に格付け、分析。適時アップデート。各銘柄のレポートも多数。リンク先はアメックスの格付け、分析。ほぼ無料。
他にも多数存在する。アメリカで投資するならこれらのサイトが存在することが前提になるから、とてつもなく厳しそうだ。向こうは株・信託投資の財産が3割あるって言うしなぁ。日本とは格が違う。しかしながら、日本では決してこのようなツールが発展しないでほしい。だって、自分で集めた情報がアドバンテージにならなくなるから。。


英語の語彙数が1000を突破 + 辞書引き学習

自分用アプリLanguageTrainerを半年ちょい続けたところで、英語記憶用の単語数が1000を突破した。まだまだ洋書1Pごとに数個は知らない単語やイディオムが出てくるので、これが本1冊読んで10個くらいしか知らない単語がなくなったとしても、まだ向こうの高校生並くらいなんだろうな。あと10000は覚えなきゃだろう。
洋書は単語を調べないで英語だけで読め、速読で読め、と言われるが、私は絶対に勧めない。自分が日本語を覚えた過程を思い返すといいだろう。一体いくつ知ったかぶりをしている言葉があるか?正しい言葉の意味を知らなくて恥を掻いたことはないか?私は何回も何十回もある。読みが間違っていたこともよくある。
英語学習でも、当時速読英単語が大流行りの時期だったため、なんとなく意味を推測しながら英文を読んでいた。しかし、これは後々のことを考えると理解を大幅に阻害するだろう。一度意味を推測した言葉は、二度三度出てこれば推測した意味が定着していく。ここで、はじめの勝手な推測が的外れであれば、間違った意味が定着する。非常によくない。意味一つの取り違えで文章全体がひっくり返ることもある。それが怖いので、意味があいまいな言葉はすべて辞書を引くことにした。
辞書は先人たちが言葉一つ一つについて大多数の人間の一致を得ると思われる共通了解をまとめてくれた、ありがたい書物だ。辞書に書いてある言葉の意味は1つではない。2つも3つも書いてあることが多い。1つの意味から円ができる。この円が重なり合った部分が、その言葉の意味の芯だ。どの言葉についても意味の中心を捉えた上で、筆者の言いたいことを誤解してしまうおそれがある。表層的な理解しかできなくなる。ああ日本語も子供のときにもっと辞書を引いておけばよかった。今からでも遅くはないか?
もちろん毎回辞書を引いていれば文章を読むスピードは極めて遅くなる。ましてや毎日仕事があり時間が無いので、1冊の本を読み終わるのに何か月もかかる。大きなデメリットだ。しかしこれは語学学習では仕方のないことと割り切ることにした。100冊の本をなんとなく読んで浅薄な理解を得るよりも、1冊の本を100倍の時間をかけて読み、100倍の理解を得る方がよい。したがって本の選択に大きな注意を払わなければならない。ノリで書いたような薄っぺらい本は読めない。
時間はかかるが、数年スパンで考えると非常に大きな効用があることが分かってきた。英語、フランス語、中国語については読んだ中で知らない単語、意味があいまいな単語を全部記録しておいて例文ごと復習できるような仕組みを作ったら、約半年しか経っていないのに、読むことが苦労でなくなったきたのが分かる。効果は確実に大きい。なんとなく文章を読むのなら理解は1次関数的についてくるが、言葉を調べながら読むのであれば2次関数的に理解できる、と思った。はじめは極端に遅いが、長い時間をかければ爆発的にわかるようになるんじゃないか。


Thelonious Monk – Thelonious Himself(1957)


★★★★☆
ジャズの100枚、8枚目。セロニアス・モンクのソロピアノを中心としたアルバム。彼のピアノの音は、硬いです。やや聴くのが苦しくなるくらい。しかし昨日まで聴いていたアルゲリッチの音とは違って、彼の場合は不器用さゆえの硬さである、と感じました。そのため、ラストMonks’ Moodでサックス(ジョン・コルトレーンらしいです)が入ってきたとき、この上なく落ち着いた曲に聞こえたのです。もわもわとサックスが包み込んでくれるために、至上の音になるように聞こえたのです。彼の良さは誰かと演奏したときに一番発揮されるのでは?
Round Midnight(in progress)では素人耳でも少しずつ曲に色が添えられていく様子がよくわかる、とても面白いテイク集です。必聴。


アンチイスラム教プロパガンダの構造

これは前から考えていたことと同じだけれど、腑に落ちるまとめなので。
田中宇の国際ニュース解説 テロ戦争を再燃させる

ISISは首切りなど残虐な殺害を喧伝したがる。彼らは、人質を首切りで殺す映像が世界に飽きられていると感じ、ヨルダン人の人質を檻に入れて焼き殺す映像を流し、新たな残虐性を世界に流した。こうしたISISの残虐性も、イスラエルやテロ戦争の構図にとって好都合だ。もともとイスラムの法体系の中には、投石による処刑やむち打ち、一夫多妻など、米欧人が「残虐」「ひどい」と考えやすい事象が入っており、米欧人がISISの残虐性をイスラム教の残虐性とみなすことは簡単だからだ。ISISが残虐性を喧伝するほど、イスラム教徒(パレスチナ人)が「悪」で、米欧とその一部であるイスラエル(ユダヤ人)が「善(無実)」という善悪の逆転を促進できる。

私は「Je suis charlie」「I am Kenji」が嫌いです。