TypeScriptのスコープ

TypeScriptには、カッコ内のみ有効になるスコープはないようだ。例えば以下のコードはコンパイルエラーにならないが、まともに動作しない。

for (var i in this.elements) {
var element: GraphElement = this.elements[i];
if (element.date >= xrange.start && element.date <= xrange.end) {
this.validElements.push(element);
}
}
for (var i in this.validElements) {
//elementがエラーにならない
element.paint(stage, min, max, xrange.GetX(element.date), xrange.xsize, xrange.xmin, xrange.xmax, this.ymin, this.ymax);
}

これがC#だとelementなんかないよ、ってエラーになるんだけどね。javascriptでもこれはエラーにならない。ただしどちらの場合も、elementはundefinedとなるので、動作はしない。


Statistics in Plain English

Amazon.com: Statistics in Plain English, Third Edition (9780415872911): Timothy C. Urdan: Books
読了。
題名の通り、分かりやすい英語で書かれているので読みやすい。前半の、平均〜分散〜t testまでは非常に良かった。しかし後半にANOVAの解説をし始めたころから、「SPSS(統計解析ソフト)で計算するとこうなる」という記述が目立ち始め、途中の計算の大部分が省略されてしまう。限られた紙面で説明する必要があるから複雑さを避けるためには仕方ないが、消化不良を感じる。「詳しくは他の本を読め!」と何度も書いてあるから、そうするべきなんだろうね。概念はよく理解できた。ANOVAはデータが正規分布に従っている必要があるとはいえ、統計だけでデータを複数の要素に分解できるという夢のような手法だ。ぜひ計算式を自作してみたい。


(株)SOL Holdings

とてつもなく赤字決算
https://ircms.irstreet.com/contents/data_file.php?template=1386&brand=240&data=170738&filename=pdf_file.pdf
なのに激しく上がる株価。スーパーソルガムペレットとやらへの期待で上がったと考えられる。そしてまた元の値段に戻りつつある。。
(株)SOL Holdings【6636】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
IR情報には、大量に売り抜けた大株主たちが数名記載されている。アミーズキッチン、斎藤総合企画など。「主要株主の異動に関するお知らせ」を参照。3/4にはブルネイの謎の投資家が山のほぼ頂上で売り抜けている。
株主・投資家情報 | SOL Holdings
残されたのは大幅な含み損を抱えた個人投資家たち。実績の伴わない上昇は怖いですね。私はこの手の銘柄は怖すぎて絶対に投資できません。


PERと企業の成長性との比較

The P/E ratio of any company that’s fairly priced will equal its growth rate. I’m talking about growth rate of earnings here…. If the P/E of Coca-Cola is 15, you’d expect the company to be growing at about 15 percent a year, etc. But if the P/E ratio is less than the growth rate, you may have found yourself a bargain. A company, say, with a growth rate of 12 percent a year and a P/E ratio of 6 is a very attractive prospect. On the other hand, a company with a growth rate of 6 percent a year and a P/E ratio of 12 is an unattractive prospect and headed for a comedown.
In general, a P/E ratio that’s half the growth rate is very positive, and one that’s twice the growth rate is very negative. We use this measure all the time in analyzing stocks for the mutual funds.

Peter Lynch – In One Up on Wall Street
ゆうゆーさんのブログで出てくる分析方法の大本。よく覚えておく。PERは割安性の指標ではあるが、その企業の成長性と比較してはじめて意味がある。P/Eが成長性を下回っていればいくらPERが低くても買ってはいけない。


Morris Ravel, Daniel Barenboim(Cond), Orchestre de Paris(Orch) – Boléro, La Valse, Pavane pour une Infante défunte, Daphnis et Chloé, Suite No. 2 (111 Years of Deutsche Grammophon CD4)


★★★★★ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧
オーケストラの魔術師ラヴェル特集のCD。素晴らしいです。
お馴染みボレロは、後半に向けて1次関数+ラストは2次関数で単調増加で盛り上がっていく、もっとも好みの構成。楽譜がそうなっているのか、バレンボイムさんがそうしているのかはわからないが、1拍目をわざと遅めに入って揺らぎを作っているのが軽い酩酊感を生み出し、不思議ワールドな雰囲気をより一層高めていた。この曲のラストを聞くとどうしてもTVチャンピオンを思い出してしまう。TVチャンピオンを見ていた時は、この曲が実はボレロだなんて知らなかった。ボレロと言ったら繰り返しのメロディーの部分が有名なので。
亡き王女のためのパヴァーヌはラヴェルの最萌曲と言っていいだろう。メロディーが優れすぎている。ラ・ヴァルス、ダフニスとクロエ、両方ともラストの盛り上がり加減は異常。改めてラヴェルかっちょいーー
バレンボイムさんは御年72歳ですが、なんと現役ピアニストです。去年にピアノリサイタルの番組やってました。共演のアルゲリッチもほぼ同い年か。すげぇ。


Slayer – Season In The Abyss(1990)


★★★★★(゚∀三゚三∀゚)
演奏レベルがまだ上がるのか。とんでもない人たちだ。マスタリングが悪くやや音量バランスが良くない点を加味しても、3rdに次ぐヒットと言える。何がすごいってドラム!リフが一本入るごとに溜息が出るほど美しい、正確かつ歌いまくりのドラム。ドラムだけでご飯三倍いけるという恐ろしいアルバムです。左右のギターも超がつくくらいパワーアップ、早いのから遅いのまでなんのその、妖怪サウンドをまき散らしながら進むのです。


75 Jahre Donaueschinger Musiktage 1921-1996 (CD3) John Cage, Alois Hába, Dieter Schnebel, Paul-Heinz Dittrich, Friedrich Cerha


★★★★★(°ω°)
2曲目String Quartet No. 2 (“In quarter-tone system”)に衝撃を受けた。quater-tone systemというのは四分音とう半音の半音を使った曲のことらしい。この曲が美しい。美しいけれど、四分音だから音がずれて聞こえるので、物理法則が狂った世界に居るかのような感覚になる。狂っているから美しいのか、美しいのに狂っているのかわからなくなる。2楽章目はいまいちだが。。
1曲目のジョン・ケージと言えば無音の「4分33秒」で有名だ。本CDでは、弾けば弾くほどぶっ壊れるピアノ、というわけのわからん曲が入っている。これは映像で見なきゃ意味がないが、残念ながら映像を見つけられなかった。
5曲目もやばい。スタジオのような狭い音場の中で、楽器と歌が適当にめちゃめちゃやってるようにしか聞こえない。楽譜はどうなっているのだろう。歌のテンションは、昔「DL52便」といって友人がひたすら一人語りでアナウンスやら効果音やらをマシンガンのように並べ立てる作品を作っていたことがあったが、あれのノリに近い。ディキディキディキディキブッポーブシャーーーー
6曲目も、55本の弦が弧を描いて突っ込んでくるような序盤の迫力は類を見ないものがある。
現代音楽ってすごい。既存のものを超えようともがいているのかバカが吹っ飛ばしてるのか判別できない。しかし、その熱量を感じ取ることはできる。時々、星屑が爆発するようなものを聴き取ることができる。このボックスは12枚もあるけれど、最後まで聴いてみて、この後いったいどんなものが出てくるのか楽しみで仕方がない。

Track List
1
12’55.6078″, for two prepared pianos (condensation of 34’46.776″ and 31’57.9864″ played simultaneously
John Cage

2
String Quartet No. 2 (“In quarter-tone system”), Op. 7
Alois Hába

3
String Quartet No. 2 (“In quarter-tone system”), Op. 7
Alois Hába

4
DIAPASON, Kanon à 13 für ungleichartige Instrumentalgruppen
Dieter Schnebel

5
Areae Sonantes für instrumentale und vokale Gruppen
Paul-Heinz Dittrich

6
Spiegel II für 55 Streicher
Friedrich Cerha


トレダビが好調

kickzone さんのマイページ | 株初心者でも学べるバーチャル株投資ゲームならトレダビ
週間順位 (20,199人) 379位 大会順位 (22,091人) 2,608位
だそうです。でも日経平均は空前の大好況ですから、全く喜べません。好調で当然というか。
今一番注ぎ込んでいるのがセブン銀行(8410)です。他銀行との提携によって手数料で儲けるという、他人の褌を最大限に利用したビジネスモデルです。今後少なくとも5年は安定して成長するでしょう。特に、田舎でセブンイレブンが増えるほどここは儲かります。現に、私はUFJ銀行の口座を引き落としに使っていますが、田舎に越したためにATMが電車で30分以上移動しないと存在しないので、セブン銀行に毎回108円の手数料を払いながら利用せざるを得ません。
とはいえ、今はどう考えても上がり過ぎ(PER30倍、PBR4.3倍程度)なので、暴落を経験する機会となってしまう懸念があります。始めたばかりでデータも分析せずにイメージだけで買ったのでこのザマです。今なら怖くて買えない。
現実世界では、事情があって当面証券口座を作ることができないので、このゲームで安定して1000位以内に入れるようになるといいな、と思っています。
ところで今ホットな株と言えば大塚家具(8186)です。
(株)大塚家具【8186】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
ずっとほぼ直線のつまらないチャートだったのに、お家騒動が始まってから株価はぐちゃぐちゃです。ひどい時は最大で2.5倍になってます。これが人間の欲望というやつです。他人の不幸で飯が美味い人間、ギャンブルに走って何千万吹っ飛ばした人間が目に見えるようです。宴の後、最終的に何円に落ち着くかに非常に興味があります。


CDレビュー: Yes – The Yes Album (1971)


★★★★★
進化している!まず2曲目The Clapのギターが冴える。3曲目Starship Trooperは大好きな後半漸進盛り上がり型の曲で、4曲目I’ve Seen All Good Peopleは美しい。実に気持ちいいヴォーカルだ。後半のシャッフルなパートもよいです。6曲目Perpetual Changeのような目まぐるしい展開の曲もいいですね。まだ楽曲の完成度が途上という感じがするので、これからどんな音に化けていくのかとても楽しみです。

プログレッシブロックの他のCDレビューはこちらです。rokujo.hatenadiary.com