レバレッジ生活の終わり

風邪がなかなか治らない。熱は引いたが今日は鼻水とくしゃみが止まらない。もう少しで治るのだろうが、頭のパフォーマンスが足りていないのが分かる。融資の焦げ付きはこれ以上は起きないが不良債権の減損処理のために一時的に収支が悪化しているかのようだ。負債はいけませんね。
昨日から睡眠時間が6時間程度まで回復した。5時間睡眠のときと比べると今の方が眠い。無理していた疲れが出てきているのだろうな。体重はピーク時から2.5kg減。去年一番やばい時期から1年かけて5kg増えた後、たった2週間でその半分が帳消しになってしまった。リーマンショック並だ。


Anthony Braxton – Six Compositions (1984)


★★★★★
強烈インプロ管楽器吹き、アンソニー・ブラクストン。ボックスの3枚目もはっちゃけていて、特にピアノの練習のようなスケールに乗せてめちゃくちゃする1曲目の印象が強い。3曲目もテンポの激しい振りが効いていて、演奏が大変だがみな楽しんでやっているようだ。彼はクラリネット、サックスが主な使用楽器だが4曲目はなんとフルートを吹いている。wikiによるとピアノもできるらしい。5曲目は一聴するとクラリネットソナタなのか?と思わせる抒情を見せる、でも崩れてる。これほどまでに曲に意味がなくかつ演奏が楽しいアルバムって珍しいよな。
ここで視聴できます。3枚目。


Modern Jazz Quartet – Django (1956)


★★★★★(๑˃̵ᴗ˂̵)و
ジャズの100枚、ようやく10枚目。MJQの代表作、有名すぎるアルバム。ビブラフォンが特徴的なこのバンドのサウンドはとにかく可愛い!可愛すぎる!ドラム、ベース、ピアノ、みんなお菓子みたいに音に聞こえる。ジャズ界きっての萌え萌えサウンドだ。ぎゅってしたくなるよね。全曲超おすすめ、胸が締め付けられます。10枚目(実はWynton Kellyが11枚目だったので正確には11枚目)にしてダントツ首位のお気に入り。


シストレ完全に否定される

ジェームズ・P・オショネシーが分析した手法はWhat Work on Wall StreetじゃなくてWhat Used to Work on Wall Streetだ、と論じた後、Foolish Fourというすごく怪しい方法を取り上げて次のように言う。

The Foolish Four, in short, was one of the most cockamamie stock-picking formulas ever concocted. The Fools made the same mistake as O’Shaughnessy: If you look at a large quantity of data long enough, a huge number of patterns will emerge―if only by chance. By random luck alone, the companies that produce above-average stock returns will have plenty of things in common. But unless those factors cause the stocks to outper-forms, they can’t be used to predict future returns.
―The Intelligent Investor, Commentary on Chapter 1

過去のデータから未来を予測するんじゃないよ、との教え。


Igor Stravinsky, Pierre Boulez (Cond), The Cleveland Orchestra : Petrouchka; Le Sacre du Printemps (DG111 CD 8)


★★★★★
ストラヴィンスキー(1882-1971)はロシアの作曲家。このアルバムには三大バレエ曲?のうち二曲が収録されている。初出は1910年代前半とのこと。リズム、調整、曲の構成、どれも当時は異色のものだったに違いない。特に「春の祭典」に何度も登場する同音リズム地帯からほとばしるエナジーは計り知れない。彼の作曲キャリアにおいて、これらバレエ曲はごく初期のものであり、収入源でしかなかったようだ。ぜひ中期後期の曲も聞いてみたい。オケはめちゃんこ上手で、非の打ちどころなし。
ストラヴィンスキー・エディション(22CD) : ストラヴィンスキー(1882-1971) | HMV ONLINE – 88697103112
全集も出ている(売り切れてるけど)ので、何とかして手に入れたいものだ。


体重=株価

ここ2週間ほど、訳あって睡眠時間を毎日2時間程度減らしています。日常的に7時間寝ていたのが、5時間程度に。はじめの3日間はとても辛く、朝はフラフラ夜も眠くてしょうがないという有様で、しかしそれも1週間経つ頃には慣れてきました。しかし体重は3日で1kg減、1週間でさらに1kg減。起きている時間が長ければ消費カロリーも多くなるので、当然の結果ですが命を燃やしているようにも思えます。
睡眠時間の減少は、負債を抱えたレバレッジ経営に似ています。運転資金が足りないから借金するような企業はROAが低下し株価が下がります。人間は体重が減ります。そして極端に負債が大きくなった場合、企業は倒産で済みますが人間は命がなくなります。おそろしい。
2週間たった今、体力が落ち風邪をひいてしまいました。これを1か月続けるとどうなってしまうのか。。


2928 健康コーポレーション

健康コーポレーション
最新の説明会資料

当社グループの唯一の目的
いつまでも健康で輝きたいという
「自己実現の欲求」の満足(=「自己投資」)支援

怪しさ満点。別の意味で時々チェックしたい銘柄。売り上げが飛躍的に伸びているとはいえ、なんでこんな企業のレポート書いてるのかなぁ。。ぼろ儲けしている会社はコケるのも早いと思うのだけれど。

RIZAP (株) は2ヶ月間で入会金50,000円、会費
298,000円という一見すると高額に思える料金設定であるが、2ヶ月間でボディメイクをコミット
するという事業モデルが消費者に受け入れられて、もはや料金の高さは問題とはならない状
況になっている。

いや、高いよ!!!!


6075 フォトクリエイト

フィスコのレポート
契約カメラマンをイベントに派遣して写真をネット経由で販売することをシノギとする一風変わった会社。このレポートにはラボネットワークとの提携により学校写真の潜在顧客数が全教育機関の3.4%→39%と飛躍的伸びたことを評価しており、成長への期待が文章からあふれている。そのせいか、レポートが出た翌日の午後に突然株価がストップ高、21.7%の伸びとなった。ただし今期は赤字であり、流動性も極めて低いので超ギャンブル株と言えよう。面白いから推移は見たいけれど、投資はしないだろうなぁ。


People who invest make money for themselves; people who speculate make money for their brokers.

On the other hand, investing is a unique kind of casino―one where you cannot lose in the end, so long as you play only by the rules that put the odds squarely in your favor. People who invest make money for themselves; people who speculate make money for their brokers. And that, in turn, is why Wall Street perennially downplays the durable virtues of investing and hypes the gaudy appeal of speculation.
―The Intelligent Investor, Commentary on Chapter 1

私も投機は嫌です。


Mozart, Karl Böhm (Cond), Vienna Philharmonic Orchestra : Requiem (DG111 CD 7)


★★★★★
モーツァルトのレクイエムと言えば、悪魔が依頼に来た?とか、これを作曲してすぐに死んでしまった、とか曰くつきの曲だ。それもそのはず、いつもミッ○ーマウスみたいにアハハーッ!って声が聞こえてきそうなキラキラ曲ばかり作っているモーツァルトの作品とは思えないほど、重苦しく深刻な曲だ。1曲目のイントロから暗い暗いオーラが伝わってくるだろう。合唱が入るせいで荘厳さが120%アップしている。実は1曲目以外は未完成で、すべてモーツァルトの死後に弟子が補遺したらしい。とはいえその完成度には恐れ入る。
そういえば餓狼伝説のクラウザー様のステージにDies Iraeが使われてた。