書籍レビュー: モルギアナさんの裁縫『少年少女世界の名作文学 古典1』 小学館

f:id:happyholiday:20151222211822j:plain★★★☆☆ 横になっちゃった 

 

近くの公民館に『少年少女世界の名作文学』全集が揃っていました。

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荘厳な眺めです。こういうのを見ると手に取りたくなりますよね。様式美ですよね。こども用の文学全集というのはだいたい昔に編集されたものですので、概して文章が綺麗です。それを期待してこの全集を読破してやろうと一度決めました。

 

最初200ページは「アラビアン=ナイト」でした。千夜一夜物語としても知られるこの話は、女性不信で毎晩女性を部屋に連れるなり殺してしまう恐ろしい王様のところへ行ったシェヘラザードという女性が毎晩毎晩合計1001の面白い話をして王様を楽しませ、王は続きが聞きたくなって殺すのをやめるというストーリーです。アラビアに伝わる昔話集という位置づけでしょう。

実は千夜一夜の名前は伊達じゃなく原典は岩波文庫で全13巻もあるという超大作です。しかしこの全集には200ページしかありません、、つまり抜粋なのです。上のようにあんなにたくさん本が詰まっているのに、世界中の話を詰め込んだら抜粋を免れないとは、一体物語とはどのくらい存在するのでしょう。

読んでみると本文も凝縮されていました!例えばシンドバットの冒険。次の超展開をご覧ください。

わたしは、また船で海に乗り出した。そのうちに、あらしがきた。ものすごい大波に押し流された。ガツーン!メリメリッ!と、船が岩にぶつかった。

「あっ!」

 そこはさるの島だった。数えきれないほどのさるどもが、岩の上から船の中へ飛び込んできた。さるどもは、あばれまわって、帆をずたずたに破ってしまった。

 わたしたちは船から逃げ出して、島の奥深いところまで逃げ込んだ。大きなほら穴が見つかった。

こんな調子で超簡潔にものすごいスピードで話が進んでいきます。シンドバットは7回冒険をしますが毎回難破してそこで必ず宝を見つけ必ず金持ちになるというお約束を漬け込みまくった話でした。

アラビアと言えばイスラム教、本書もイスラムな要素があちこちで出てきます。たとえば「りこうなダリラと娘のゼブラ」の記述です。

明くる日、ダリラは、あまさんのかっこうになって、白い毛織のマントを着け、太い数珠を首にかけ、手に水を入れたツボを抱えて広場へ出かけた。このツボの中には、小さい金貨が入れてある。

「ありがたや、ありがたや・・・アラーの神様は、ありがたや・・・」と大臣の屋敷の前で大きな声を張り上げた。

このあとダリラはこの金貨を使って口八丁手八丁で門番に自分を神の使いと思いこませ、人をだましまくります。アラーアラー言って神の使いを装うなんてめっちゃ神の冒涜で、今を時めくイスラム国には禁書にされてしまいそうです。これが余裕で流通していたアラビア世界のイスラム信仰は、かなりライトだったと思われます。千夜一夜物語の発祥は8世紀ごろと言われています。他にも「魚が取れないからアラーにお願いしろよ。アラーなら魚くらい取ってくれるだろ」などという困った時のアラー頼み的記述も見受けられました。

「アリババと7人の盗賊」は「開け、ゴマ」で有名ですね。この話、かなり荒唐無稽でした。隠し財産を入れたほら穴が開く盗賊の呪文「開け、ゴマ」を盗み聞きしたアリババは財宝を盗んで貧乏を脱出します。兄の金持ちのカシムがそれを聞くと欲が出て、真似して「開け、ゴマ」を唱え財宝を手に入れるものの、嬉しさで呪文を忘れ洞窟から出られなくなり、盗賊に見つかってなんとバラバラに惨殺されます

アリババは山のほら穴に行ってみた。びっくりした。兄のカシムの、ばらばらにされた体を袋に入れると、あわてて町へ帰ってきた。

カシムの家では、おかみさんが待っていた。

「うちの人は?」

「こんな姿になっちゃった!」

「あーん!」

あーんじゃねぇよ!まるでドラクエを見ているようです。どこまでも簡潔すぎます。

この後盗賊が兄カシムの死体を探して追ってくるのですが、モルギアナという召使の機転で、なんと靴屋にカシムの死体を縫わせて「バラバラじゃないからこいつじゃねぇ」と盗賊に思わせて一時を凌ぐという離れ業を披露します。モルギアナさんぱねぇ。

若くて美しいという設定のモルギアナさんの挿絵をご覧ください

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昔のこども向け小説は絵がとってもきれいですね。

 

他にはギリシャ神話やオデュッセイアなどが入っていたのですが重複するのでスキップしました。また、どの話も編者のフィルターを通してあまりに圧縮されすぎていてとても悔しいので、残念ですがこのシリーズはこれ1冊でやめにして、世界の名作は全訳か原文で読むことを目標にします。


ダブルワークするぞ!

貧乏なのに巨額の金が必要になりました。

しかたない唯一の休みの日曜日に働こうと思って日雇いのバイトを探していました。

まず確実にヒマな1/2,3に箱根駅伝のスタッフを募集していたので、応募しましたが既に応募多数のため落選しました。

次に日雇い派遣なサイトに登録してみましたが、2012年に派遣法の改正がありいわゆる「日雇い派遣」が原則禁止になってしまったため私は登録できませんでした。改正後、働けるのは次の項目のいずれかを満たした場合となったそうです。

・60歳以上

・学生(雇用保険適用外、つまりバイトしてない人間に限る)

・本業で年収500万以上

・年収500万以上の世帯の主たる生計者以外

派遣社員必見!労働者派遣法をやさしく解説【派遣法まとめ】 |はたらこねっと

おいおいこりゃ無理でしょー。副業で日雇いを望む人間は死ねと言われました。そりゃあ日雇い派遣は格差固定の温床ですけれども、それを望む人間だっているんだよー。この業態は学生とじーさんばーさんとリッチな会社員と主婦主夫しかいないのかなと思うと職場を覗いてみたくもあります。

どれもだめだったので打ちひしがれていましたが、そういえばクラウドソーシングなんてもんががあったっけ、と思い出して即行動即登録しました。

おすすめとして表示された仕事に簡単な翻訳がありました。面白そうなので即応募してみました。詳細を聞いてみると翻訳はテキトーでよく、メインはブログの記事ライティングであることがわかりました。ブログ+翻訳なんて趣味が2乗になったような願ってもない仕事です。ただ試用期間30日中は超薄給です。ピンハネもあり推定時給は100円。でも1記事書いて100円なんてすごいですよね!今日からさっそく取り組んでみようと思います。高PVを取ったり褒められたりしたらリンクを貼るかもしれません。

ここのところ、何でも即決断するのはいつも時間に追われているからです。いまは長期的な視点はあまり持っておらず、だめなら諦めて次!次!という気持ちです。


書籍レビュー: お前は戦う前から負けているのだ『ワーキングメモリと日常』 著:T.P.アロウェイ、R.G.アロウェイ

★★★★★

 

一週間前くらいに読み終わっていたのですが時間が取れずようやく今日レビューを書くことができました。

本書はワーキングメモリについて、最新の研究結果をいくつも報告した論文集という趣の本です。ワーキングメモリとはなにか、の説明は序論でちょろっと書かれているだけなので、先にこちらの本を読んでおくことをお勧めします。

やや読みにくい

全体的な印象を先に書いておくと、訳の日本語が悪いのか私の理解力が足りないのか、読むのにとてつもなく時間がかかりました。『脳のワーキングメモリを鍛える!』はするするっと読めたのですが、本書は学術書という体裁からか読むのに体力を必要とします。

また、論文集みたいなものですので、仮説をバンバン提出するも「因果関係はよくわかっていない。」と結論付けられているものが多いです。仮説自体は興味深いものが多いので以下紹介していきます。

自閉症スペクトラムとワーキングメモリのスキルには相関が無かった

低機能のASD*1児群の成績は、年齢を適合させた対照群よりも低いが、言語性と視空間性のワーキングメモリの評価は、知能指数を適合させた対照群と異ならない(Russell, Jarrold & Henry, 1996)。(中略)高機能のASDと診断された10代の子どもたちは、言語的短期記憶に問題を示したが、ワーキングメモリのスキルは平均的であった(Alloway, Rajendran & Archibald, 2009)。(P73)

自閉スペ人はワーキングメモリが有意に少ないと思っていましたが全然そんなことないみたいです。私のワーキングメモリが少ないように見えるのは個人的な特質であって、マルチタスクも余裕でこなせるスペ人もいるということですね。これは希望が持てます。鍛えることができるということだからです。近日中に鬼トレを仕入れる予定ですので、がんばってみます。

熟達と音楽とワーキングメモリー、努力

7章に「音楽」をテーマとした特集がありました。音楽は昔作曲のまねごとをしていたこともあったのでとても興味がありました。読んでみると主として「熟達・探求トレーニング」をテーマとして扱っている章でした。ヴァイオリニストやピアニストの熟練とワーキングメモリ、そして練習量の関係について述べられています。ざっとまとめるとこうです。

「ワーキングメモリの容量が高い人間はいわゆる才能がある人間を指し、伸びが早い。また、初見演奏に強い。」

しかし一方で次のようにも言われています。

国際的なソリストとなる可能性があると評価された優れたヴァイオリニストたちは、一人での練習時間が20歳までに累積1万時間に達しており、その域に達していない演奏者より何千時間も多かった。その後の研究結果はさらに劇的であり、熟達ピアニストが1万時間の単独練習をしていたのに対し、アマチュアはたった2千時間であった。(P132)

 

チャーリー・パーカーは(中略)次のように回顧している。「相当練習はしていました…(中略)少なくとも1日に11時間から15時間を練習に当てていました」(P134)

何だよ結局努力が全てじゃねえか!!!

しかし「才能」を「ワーキングメモリ」に、「努力する才能」も「ワーキングメモリ」にだいたい置き換えて考えると納得できるような気もします。というのも、『脳のワーキングメモリを鍛える!』にもあったように、ワーキングメモリの能力が高ければ、雑念を払って集中することが可能となるからです。

また、熟達トレーニングについてはワーキングメモリが少なくても心配することはありません。

Kopies & Lee(2006)の研究では、初見演奏の能力とワーキングメモリーの関連について、演奏の難しさ別の分析を行った。最も簡単な課題(レベル1~3)では、両者に有意な相関があった。しかし、課題が難しくなると(レベル4)相関は有意でなくなり、最も困難な課題(レベル5)でも、有意な相関はなかった(r=0.08)。 (P116)

つまりワーキングメモリーの能力の大小は、その場を何とか乗り切る能力に優れるが、熟達トレーニングの程度が高くなればなるほどワーキングメモリーの意味はなくなるということです。熟達とは自動化していくことですので、徐々にワーキングメモリーの必要性は薄れていくだろう、という直感とも符合します。ですので「努力が全て」で間違いありません。

戦う前から負けるな!

何か活動を行うにあたって最も我々のパフォーマンスを落とすのは「不安」です。不安はワーキングメモリーの容量を食います。いつも不安の対象のループが発生してあなたのCPU使用率を食うからです。学校生活を経験した我々にとって、最も不安をもたらす教科、、それは「数学」です。

数学不安を抱える個人にとって、数学の教材や文脈は、ネガティブな情動反応を引き起こす。この反応が強いと、指を振るわせ、ドキドキさせ、息苦しくさえさせることがある。(P216)

数学が苦手な人は多いのでこのように感じている人間はきわめて多いはずです。ところが、実は「私は苦手」という思い込み自体が、最もパフォーマンスを低下させているのです。これを本書では「ステレオタイプ脅威」と呼んでいます。次の例は「アフリカ系アメリカ人は頭が悪い」というステレオタイプが浸透しているアメリカ(マジかよ)で行われた実験です。

この研究では、参加者は、SAT*2の問題が2つの条件下で与えられた。1つは、「これは、言語能力を純粋に測定するテストである」と伝えられ、もう一方では「これは、言語的な問題解決における心理学的要因を明らかにするための調査である」と単に伝えられた。SATの問題が、言語能力を測定するものであると伝えられた場合、アフリカ系アメリカ人は、同時にテストを受けたヨーロッパ系アメリカ人よりも悪かった。この成績の差は、その問題が能力を診断しない調査という枠組みで実施された場合、減少した。(P218)

ビックリしませんかこれ?「お前は頭が悪い」という思い込みだけで成績が下がるんですよ。

私が本書で一番びっくりしたのは次の記述です。

数学のスキルを訓練するよりも、数学不安と関連した情動の部分を扱った介入が、高い数学不安の個人の成績を改善することが示されている(Hembree, 1990)。このことは、数学不安がパフォーマンスをどのように損なうかについての別の説明、すなわち、数学不安そのものが数学の問題解決中の弱さを引き起こしているという説明を支持している。(P216)

つまり数学が苦手な人間は、数学を勉強しても実は無意味で、「私は数学ができない」という思い込みを捨てることが一番の特効薬になるということです。

「私はできない」という固定観念を捨てましょう!戦う前から負けてはいけません!あなたの可能性を摘んでいるのはあなたです。「私はできる」と根拠なく思ってよいのです!

この研究結果からわかることは、一番成績を上げることができる人間とは松岡修造ということですね。

www.youtube.com

修造はすばらしい

 

他にも雑念を払うための瞑想の訓練がワーキングメモリーを飛躍的に向上させることや、人類のワーキングメモリーの歴史など話題盛りだくさんです。おすすめです。

 

*1:Autistic Spectrum Disorder: 自閉症スペクトラム障害

*2:アメリカのセンター試験みたいなやつ


親と凸凹とカネと鍛錬

親に奨学金を除く借金の全額を払わせることに成功したので、月の生活費が40%以上アップしてウルトラ楽になりました。人生の難易度はベリーハードモードがハードモードまで下がりました。

しかし私が連絡を絶っているうちに実家の経済状況が大幅に悪化していることが分かりました。詳しい内容は書けませんが、この状況で借金を支払わせた私は鬼です。

親、特に父は予想していた通り、善悪の判断の付け方が人と違っていました。おそらく私と程度が同じかもっと凸凹のある発達をした人間です。父がいまの時代に生を受けていたら、手厚い支援教育によってもっと楽に生きられたに違いありません。私には一般的に言う親子の情とやらは存在しないと思っていますが、その不器用さに大いに同情してしまいました。私も不器用ですので。父が定型だったらこんな気持ちにはなっていません。私は生物学的選民思想(ただし弱いものに限る)ですね。

今後は利子を支払わなくてよくなったので、利子を得る立場に移行したいです。いままで親から300万円も受け取ってしまったので、楽勝で300万返せるような資力を付けたい。これが当面の目標です。でも残してきた家族にもまだまだお金が必要なので、等量の金を支払えるようになってからですね。600万。いまのペースでは15年もかかりそうですので、何らかブースト装置を付ける必要があります。私は毎週月~土の間祝日関係なしで仕事がありますが、日曜は時間がとれるので日雇いでもしようかと本気で考えています。そうすると1か月の休日が0日という別次元ベリーハードモードになります。逆に考えるんだ。時間が比較的自由に使える月~土が休日であると。パラダイス

ここを参考にして年末年始を目途になにかやってみるつもりです。年末は毎年31日まで仕事してますけど、年始3日間は本業の仕事がないのでチャンスです。

 

きのう、もう一つのブースト装置の準備をしました。

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エセ投資経験0.7年の私がどこまでやれるか分かりませんが、今後国債がピンチになった時の期待インフレ率を考えれば、現金で持っているよりはずっと期待値が高いはずです。1単元買えるまで何か月かかるのかわかりませんが。

もう少し生活に慣れたら企業研究も再開します。

 

昨日ふかくささんとお話ししました。自分から話しかけることのほとんどない私にとってネットで知り合った人間と喋るなんて初体験でしたのでドキドキでしたが結果的として5時間も長話をしてとても楽しい思いをしました。

彼の経歴を聴いていると次のブログを思い出しました。

一般的に言って、工学部のような実学を除き学問と世の中の需要が一致することはまれです。訓練と探求は多くの場合カネになりません。しかしそのカネにならないことを何年にもわたり継続している人がいることに私は感動しました。

第50回 練習の効果 | ワイアードビジョン アーカイブ

例えばこちらをご覧ください。「みそさざい」という折り紙を15万回折って訓練の結果が対数グラフに従うということを自分で実証した木村泉という教授について書いてあります。一般的な価値観で見れば彼はアホです。誇るべきアホです。ふかくささんも同じように驚愕する趣味を持っていました。そして自分の趣味が語学や読書などメジャーでありふれていることをすこし恥じました(やめませんけど)。

わたしもこのような一般的でない趣味をひとつ持ってみたいです。今のところ一般人が引くような趣味と言うと、食費の削減と健康を両立させることでしょうかね。目標は月3,000円です。ただし今月はすでに14,821円と大幅にオーバーしていますので惨敗です。豆10か月分6,700円やサプリ4か月分2,000円、調味料・ダシ類推定1年分3,000円や引越前後の買い食いなどが入っているので仕方ないんですが。

探求といえばすごく読みたい本があるのですが、残念なことに自治体の図書館にありません。今は探して見つけたオーディオブック(英語)で我慢していますが半分も理解できません。誰かください。

習得への情熱―チェスから武術へ―:上達するための、僕の意識的学習法

習得への情熱―チェスから武術へ―:上達するための、僕の意識的学習法

 

 


語学が最強の趣味である件について

久しぶりに語学学習を再開しようと、まず自分用ソフトのデータベース修復から始めました。

自分用ソフトは登録した問題を最後に解いた日付から一定時間経過すると自動的に復習してくれる仕組みなのですが、休むことを想定していないため1日放置すると次の日の問題数が2倍になるという問題がありました。生活が落ち着くまで時間が取れなかったため、今日は10日ぶりですから問題量10倍です無理です。

仕事を超速で終わらせて修復用機能を作りました。google先生の助けを借りてSQL文で全フィールドの日付を足し算して調整するための方法を調べると、

【MySQL】SQL発行時に日時計算(加算・減算)する方法 | WEBマスターの知恵ブログ

UPDATE ??? SET Time = Time + INTERVAL ??? DAY

という呪文を唱えればよいことが分かりました。なんと直感的で分かりやすい上に1行ですみます。おかげで30分で機能追加することができました。DAYの部分はHOURとかMONTHとかなんでもありらしいです。

 

語学は私の知りうる限り、最も奥が深く最もカネのかからない趣味です。私たちは日本語を一生極めることができないがゆえに一生学び続けることができます。これは宇宙です。外国語1つ1つについても同じことが言えます。日本語だけでも宇宙の果てまで行けるのですから外国語を加えれば外宇宙とかビッグバン以前や、宇宙熱的死を超えた所までも到達できるわけです。

インターネット時代となり、全世界すべての言語の文章や音声にすべて指先一本ゼロコストでアクセスできるようになりました。アラビア語やウルドゥー語だって一発です。wikipediaの左側の多言語バーみたことありますか?一記事に何十、多い時は100以上の言語のページにアクセスできます。誰もしゃべってないはずのラテン語やエスペラント語すらあります。自分の知らない言語ってワクワクしませんか?ワールドミュージックでアフリカ系やアジア系、北欧系の知らない言葉の歌を聴くと血沸き肉踊りませんか?未知の宇宙があちこちに転がってるんですよ。

初期費用だけは、入門書で1言語につき2000円くらいかかります。しかしそのあとはネット上に山のように教材が転がっています。辞書だって音声教材だってあります。全部無料です。特に英語なんて入門書すら必要ないほど充実しています。

語学は頭の良さが全く必要ない、才能が全くいらないことも大きな特徴です。なぜかというとあなたは日本語を毎日使って生活できているでしょ?時間さえかければ、あなたが日本語を扱えるのと同じくらいまで、外国語を使えるようになることは自明です。言語はほぼすべての人間が扱うことのできるツールですので、落ちこぼれが原理的に発生しないのです。これはすごいことです。

学べば学んだだけ必ず結果がついてくることも魅力です。数か月単位のスパンで必ず上達を自覚できます。しかも外国語で書かれた文章はふつう異文化の文章ですから内容がぶっ飛んでいて超面白い。学べば学ぶほど読んだり聴いたりできるものが等比級数的に増え理解力も高まっていくため、モチベーションが尽きることはありません。

というわけで金がない人は外国語を趣味にしてみることをお勧めする、という話でした。

 

参考までに今日書いたPHPのコードです

else if(isset($_POST[“fix”])) {
    //日付修正
    //最後に解いた日付を得て2日前より前だったら、(今日-最終日付)-1日を全体にプラスする
    //例えば12/18に実行したとき、最終日付が12/8なら9日プラスして最終日付を12/17まで寄せる
    $mysqli = OpenDb();
    $query = “SELECT MAX(Time) FROM ltlog”;
    $result = ExecQuery($mysqli, $query);
    $row = $result->fetch_assoc();
    $MaxTime = $row[‘MAX(Time)’];
    $daysDiff = (strtotime(date(‘y-m-d’)) – strtotime($MaxTime)) / (60*60*24);
    if($daysDiff >= 2)
    {
        $shiftDays = $daysDiff – 1;
        $query = “UPDATE ltlog SET Time = Time + INTERVAL $shiftDays DAY”;
        $result = ExecQuery($mysqli, $query);
        echo $shiftDays. “日シフトして調整しました。”;
    }
    else{
        echo “調整の必要はありません。”;
    }
    $mysqli->Close();
}

 


やっと自宅にネットが/大久保新大久保

1週間以上も遅れて家にネット(ADSL)がやってきました。NTTが在宅無しで開通できると言ったのに実はできなかったという不手際のせいで二度手間となったためでした。

嬉しくて仕方ありません。やっと自分のペースで生活できるからです。

うれしくてラーメンや味噌汁やチャーハンを作ったら時間が無くなりました。今日は1.5人分くらい食べた気がしますが原価は113円で済みました。チャーハンは余りました。料理すると金を節約できるしご飯のおいしさが100倍マシになりますが時間を食われます。早く熟達したい。

裏技★スパゲティを一瞬で中華麺にする方法 by ぽぽたんこぶ [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが224万品

パスタに重曹を入れるとラーメンになるといううわさを聞いたので試してみたら本当にラーメンになりました。これで500g89円のパスタを消費できます。

 

自宅作業ができるようになったのでようやく転入手続きもすみました。今日からやっと新しい生活のスタートです。

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近所の図書室にはおびただしい数の全集本がありました。消化するのに年単位かかりそうです。

 

昨日はもうしばらく東京に来ることはないと思い、大久保~新大久保間を通って帰りました。途中に業務スーパーがあるのですがここは品揃えこそ他の業務スーパーと同じですが、客層が異様です。店員と私以外に日本人がいません。大量にマカロニをカートに積んでいる韓国風のおばちゃんや、洗濯物を洗っていない匂いのするアジア留学生風の男など、元気なお客さんで一杯でした。

外国語の新聞がいっぱいあったので全部もらってきました。

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中国語新聞だけで6紙あります。一番下のロゴは誤解を招くロゴですね。さすが中国人、尊敬します。

参考↓

毎日新聞・朝刊 : どれにする~?最強の新聞はこれだ!(読売新聞・朝日新聞・毎日新聞) – NAVER まとめ

一方韓国の新聞は1紙しかありません。しかも薄い。韓国コミュニティには中国商売野郎ほどのエネルギーはないようです。もっとあってもいいのに。


書籍レビュー: 小さき光 『紺』 著:c71

追記:『紺』電子書籍版が出版されました。

 

 


一体どんな記事が読まれているのだろう、とクリックしてみて衝撃を受けたのを覚えています。初めて読者登録したのはc71さんのブログでした。それ以後も新着記事が出るたびに読んでいます。このブログがどうして気になるのか分かりませんでしたが、過去のログもさかのぼって読んでいました。
本書はc71さんが第一回文学フリマ福岡に出品した作品です。上のリンクからstore.jpでも購入できます。私はここで購入しました。内容は小品が4つ、彼女の実体験に即した*1私小説、随筆とブログの記述をさらに大鍋でじっくり煮詰めたような作品でした。

1作目『「頭蓋骨を割られたんだよ、それでも」と彼女は』はDV被害者?のためのシェルターでの出来事です。ちょっと長いですが、一番印象に残ったところを引用します。

 痩せぎすの女は続ける。「警察を呼んでね。それで、わたしの自動車だったらまだ我慢できた。だって、わたしのだものね、わたしの頭蓋骨だって、ひびが入ったんだよ。それでもね、それでもさあ、体のことならまだ我慢できた、でも、子どものものをなんてね、あれはあの子のものなんだよ」と目の周りを黒くして、堂々とした調子で言った。わたしは、なぜ、頭蓋骨を割られても我慢したのか、ということが理解できないでいる。
 「それでね、わたしは、逃げることにしたの。そうだよね、誰だって逃げるでしょう。頭蓋骨は自分のことだからなんとか逃げないでいても、ほら、子どものものだったら、自分のものじゃないから、それはひどいと思って」わたしはそれを聞きながら、魚の煮物を食べようとしている。頭蓋骨を割られても女は、我慢するものだ、という気持ちの欠片がわたしを刺している気がした。

よく読むと、実は痩せぎすの女は「頭蓋骨を割られても女は我慢するものだ」とは言っていません。「私は我慢した、子ども(を殴った?)のは許せない」と言っています。ここから「わたし」は相当に強い歪みを植え付けられたことがわかります。2作目を読むと分かるのですが、「わたし」がシェルターに避難する前に交際していた男性は拘束する男性だったということですので、四六時中、女は耐えるものだとか俺の言うことだけ聞いていろ反抗したらただではおかないとか言われ続けたに違いありません。つまり気持ちを刺したのは痩せぎすの女の言葉を借りた、男です。後述しますが男はアホです。支配自体が好きなので何でもします。

2作品目の『ブルー・ビーナス・ブルー』は個人的なことで申し訳ないのですが、あまりにも自分の状況とタイムリー過ぎて打撃をうけました。これを読んで私がなぜc71さんのブログが気になっているのかわかりました。1作目から時系列が戻り、同居男性からの拘束から脱出する前後の過程を描いています。

直接殴られることはなかったものの、生活の中で、私の意志が通ることはなかった。あれが「生活」と言えるならば。今のわたしはあれが、「生活」なんてものなんじゃないと知っている。わたしは「言葉」で、愛していると言われたから、それが約束だと信じていた。信じていたけれども、実際には、いつも譲ることが多く、だんだん、意思やからだの安全を浸食されて、友人との接触も家族との接触も禁じられるようになっていった。

わたしが探していたのは、この感覚だったようです。私の意志は、十数年間の生活の中で、葬り去られようとしていました。外出できる時間は限られ友人との接触もない、食事への無駄な浪費*2のせいで私に残るお金はゼロ、意見の違いは私の異質性と頭の回転の悪さのせいで、論駁され切り捨て、すべてどこかに置いて行かれました。
私の親がキチガイなのも悪いのですが、過去の自分と関連がある世界は全てタブーでした。口に出すことも許されていませんでした。私は過去の夢をしょっちゅう見ました。明らかに抑圧の補償のためだったと思います*3。家族との亀裂の決定打となったのは私が古い友人と会うと言ったことでした。私も決定打となることが分かっていて言い出しました。
わたしはc71さんの段階よりもさらに進んで、結婚しこどもも生まれました。そしてこどもを3人置いて家を出ました。世間一般の常識から言ってクソ人間です。自分のお金がないことで困っていたのに、結果的に生活費はワーキングプア以下となりました。通帳もカードも置いてきました。給料の80%以上が毎月そこから引かれます。しかしそこまでしてでも自分の独立が欲しかったのです。
20代の頃は愛というものが存在すると思っていました。そしてそれを求めなければいけないと思っていました。求めなければ人間としてのレベルが低い、人間失格、自己卑下すべき存在だとすら思っていました。私たちはいかに社会に思考様式を規定されてしまうことでしょう。
しかし私にはもともと愛なんて備わっていなかったようです。気が付くまで10年以上かかりました。でも指輪はしたままです。外す理由が見つからないのです。あるのかないのかどっちなんだ。まだ家を出たばかりで、気持ちが整理できるまで時間がかかるのでしょう。もっと正確に言うならわたしには愛はあるが世間一般の愛とはずいぶんと違うものなのではないかと考えています。どう違うのか説明するためにはもっと頭が良くならないといけません。

脱線しました。自分のことを話したがるのは、抱えていたものが重すぎて吐き出さないと潰れてしまいそうだからだと思います。拘束される男から逃げるくだりでは、「わたし」ははじめ歩けないと思っていたと書かれています。

風はわたしの方に吹き込んで来たので、わたしは風に抵抗するように歩いた。風を切って、振りほどくように。歩こうと思ったら、歩けた。歩き方も忘れたと思っていたのに。指示されなければ右足の出し方も忘れてしまったのだと思っていたのに。右足を出したら、左足が出た。交互に動かしたら歩けた。

とても感動的な描写です。この「右足の出し方も忘れてしまった」というところがグッとくるのです。そう思わされているだけなのです。無能力にされていたことに気づけて良かったと思います。恫喝によって近しい人間を無能力にするというのはアホの使う常套手段ですが、それはそれだけあなたが脅威であったということですので、自信持ってください。

 

3作目『柔らかにつたのつるは伸びて』稼がない男や生活能力のない男の批判がされています*4

 小菅井さんの口癖は「どう思う?」と「男なんてほんとろくでもない」で、わたしはその後者に強く同意する。本当に男はどうしようもない。働かないし、偉ぶるし。

私は男ですが、主語を大きく一般化して男はバカだと言い切ってよいと考えています。思うに、女性は生理があるため体のバランスが周期的に変わります。したがって体調を常に気にせざるを得ません。すると、あああの人も大変なんだなと他人への思いやりも湧きやすいのではないかと想像します(共感しない人もいると思います)。視点が自らの周辺に集中する以上、生活への関心も高くなるでしょう。
男は体温が一定です。自らの生存についてあまり考えないでよく、せいぜいウンコ漏れそう程度の生理現象を気にしていればよいです。なので体のことなんか無頓着です。自分の体に無頓着なら他人の体にも無頓着で想像力不足です。いきおい視点は他人ではなくオレ様に向かいがちです。しかし他人は自分の言うことを聞かないし、男は言語的能力が低いことが多いため他人を説得し納得させる能力もありません。
そこで生物学的に恵まれやすい腕力をもって他人に言うことを聞かせます。自分の体はてめぇのおかげで獲得できたわけではないのに、腕力が自分の力である、自分えらい!すごい!と考えます。口では絶対に言い負かされてしまうことが分かっているので、腕力への盲従バイアスはらせん状に強まります。暴力を振るう人間はいつも隠れてビクビクしているのです。砂上の楼閣です。このような人間にはバンバン公権力を使ってください。後ろ暗い人間は法や権力に弱いのです。

ラスト『夜には星をつかんで』はいつものc71スタイルで、とても好きな作品です。

 頭を抱えたくなることもたくさんあるし、自分がやってしまったことを後悔することもある。恥ずかしさに叫びだしたいときもある。夜には気持ちがすっと深い色になる。悲しみも、苦しみも、苦さも、秋の色のように、深く沈んだ、でも豊かな色合いになる。

c71さんは色の表現が好きですね。脳の配線が知覚と色で混線すると共感覚が発生するそうですが私は色彩が感情と分断されており夢にも色の概念が存在しないのでとてもうらやましいです。タイトルも『紺』でしたね。紺色がどのような気持ちと重なるのか興味があります。

本作品は特に最後の1ページが好きで紹介したいのですが、ここで引用すると本作品の価値が減ぜられるおそれがあるので、みなさん買って読んでください。私のブログはc71さんのものとくらべると2ケタ少ない人数しか読まれていないので、大した数にはならないですが。。

そういえばc71さんは自閉症スペクトラムであると書いていました。私は8年ほど前にアスペルガー(DSM-5では自閉症スペクトラムの一部分になりました)と診断を受けています。誤解を恐れずに言えば自閉症スペクトラムとは、先天的わがままである、と考えています。

自閉症スペクトラムは脳の配線や機能的な不均一に由来することが近年わかってきていますが器質的なことはさておき、いくつもの実証例を見てわかることは、スペクトラム星人は地球人とは思考様式が異なるということです。常に日本語とスペクトラム語に同時通訳しながら他人と関わる必要があるため、消耗します。地球人との会話は不可能ではありませんし家庭生活を営める星の人間も存在しますがきっとその人は疲れています。私も疲れた人間のうちの一人です。先天的わがままと表現したのは、他人と交わることを期待しつつ、根源的なところで孤独を好む存在であるということです。他人と有機的で実りのある、お互いに高めあうような交際をしたいんだけれど、実は心の底で自分の利得を計算している。根っこのところで他人の願いよりも自分の願いを優先したいと思っている。いま読んでいるソローもそんな人間に見えます。でもそれの何が悪いのかというと、何も悪いところはありません。地球人よりも自覚的にわがままになれる、らくーにわがままにスイッチを入れ替えることができるというだけです。ただし近年知られているように、スペクト星人には色んな惑星の出身者がいますから、みんながみんなそうという訳ではありません。これは私の主観です。どうも、スペ人には他人との密な交流を求めるも挫折する人間が多すぎるように思うのです。。

最終1ページがなぜ好きかというと私がここにものを記すスタンスと完全に一致しているからです。一人になって、誰もいない住宅街を歩き誰もいない部屋に帰る夜、この記事の下書きをほのかな光の中で作っている気持ちにジャストミート*5しました。あなたのシグナルが届いている人はたくさんいます。ここにもひとり。

 

 

紺

 

 

*1:そうじゃなかったらごめんなさい

*2:家族は無駄と思ってないでしょう

*3:「夢判断」を読まなければ

*4:1作目にもあります

*5:いつ流行ったんだっけこれ


ネットが開通しそう/小田急夕ラッシュ

昨日adsl-directの親会社ソフトバンクモバイルから、17日木曜にネット開通できるかもと連絡が来ました。一刻も早く開通させろと文句を言ったので開通が5日も早まりそうです。文句は言ってみるものですね。「求めよ、さらば与えられん」とはイエス様もうまいこと言ったものです。逆もまた真で「求めなければ与えられない」ですね。

これで日中役所に行けず転入できなかった事態も解消されます。転入できれば図書館カードが作れます。また本が借りられるようになれるなんてうれしい。

小田急の夕ラッシュには辟易しました。夜18:30頃乗ろうとしたら既にすし詰め、代々木上原と下北沢でさらに追加、登戸では降りる人間<乗る人間、遊園で1割減るも新百合ヶ丘でも降りる人間<乗る人間、町田ですら降りる人間=乗る人間です。いったいどうなってるんでしょう。小田急はブラックホールでも入ってるんでしょうか。

朝は7時前新宿着に乗ってるのでラッシュ直撃ではありませんが、1時間ずらしたら朝も夜も悲惨な状況間違いなしです。カネのための人の流れの洪水はおそろしいものです。

 

また明日です。早く開通しろ


mp3プレイヤーから更新

日曜日もほとんど生活のために終わりました。Kからバターをもらっていた(正確には不用品を押し付けられた)ので、今週いっぱいくらい通わなければいけない会社のおやつ用に米粉クッキーを作ろうとしたら米粉を作るのに苦労して午前中が潰れました。だいたい料理もまともにしたことがないのにお菓子を粉から作ろうなんて上級なことをやったので時間がかかって当たり前でした。クッキーについてはまた書きます。

この記事は家で下書きを書いてテキストファイルをmp3プレーヤーにぶち込みました。書籍レビューは途中までしか書けませんでしたので、また今度です。

土曜は新宿のブックオフに、日曜は町田のブックオフに主に料理の本を買いに行ったはずなのですが、イラストレイテッド生化学や有斐閣の政治学が510円とか、エミール、ツァラトゥストラ、哲学原理が100円とか正気の沙汰ではない金額で投げ売りされているのを見ると嬉しくなってしまって、借金が増えるのにもかかわらずかなりの冊数を買ってしまいました。あと前から欲しかった各国語の紙辞書も買いました。1000円を超えている本はありません。ですが数買い過ぎたので金が尽きました。次にブックオフで買い物ができるのは借金が無くなってからです。

イラストレイテッド生化学 原書6版 (リッピンコットシリーズ)

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政治学 補訂版 (New Liberal Arts Selection)

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  • 作者: 久米郁男,川出良枝,古城佳子,田中愛治,真渕勝
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エミール〈上〉 (岩波文庫)

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ツァラトゥストラはこう言った 上 (岩波文庫 青 639-2)

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哲学原理 (岩波文庫 青 613-3)

哲学原理 (岩波文庫 青 613-3)

 

引っ越しから何日か経過したことですし自分の金を自分のために使いたい欲望が抑えきれませんでした。

カーテンは高いので夏まではあきらめようと思います。しかし石油ストーブは必須です。最低気温はせいぜい10度くらいなのに朝寒いです。今日は4000円でファンヒーターが売っていたような記憶がある近くのリサイクルショップが閉まっていたので、仕方なくホームセンターで灯油缶と石油入れポンプだけを購入しました。天気予報を見ると金曜日から一気に寒くなるようなのでそれまでにストーブを手配しないといけません。
生活にはいまだに慣れず夕食・明日の朝ごはんと弁当(おにぎりのみ)の準備・洗濯・洗い物で2時間もかかってしまいました。こんな調子で本当に大丈夫なのでしょうか。

 

なんだか身辺雑記ばかりです。いい加減内省したいのですが生活が全然許してくれません。

通勤時間で本が少し読めます。積読のつぎはこれです。

森の生活―ウォールデン (1979年) (岩波文庫)

森の生活―ウォールデン (1979年) (岩波文庫)

 

 

また明日です


パクリではないと思います

引っ越している間に当ブログに言及がありました。

 

 

はてなブログってエントリ貼り付けると通知が来るんですね!初めて知りました。クソログさんは読者登録してますし偶然話題が被って驚いていました。たぶんパクリではないです。私が書いてないことも書かれてますから。たまたま同時に同じ本を読んだんじゃないでしょうかね。ネット上のソースなんてコピペされる運命にあるものですし、損害を受けるわけでもないのでパクリだったとしても全然構わないです。むしろそれだけ自分の記事が有用だったということになるのでうれしいです。

 

綿密に比較していただいてありがとうございました。

同時期に同じようなテーマでエントリ書いて、
比較的に正確&丁寧な人のが全然読まれず
文に勢いとスナック感覚があって過去にたくさんヒットや炎上こなしてファン&アンチ背負ってる人のだけが読まれるんだな

正確・丁寧なんですか!?まじですか

 

 


 

エントリ貼ってみました