Slayer – Season In The Abyss(1990)


★★★★★(゚∀三゚三∀゚)
演奏レベルがまだ上がるのか。とんでもない人たちだ。マスタリングが悪くやや音量バランスが良くない点を加味しても、3rdに次ぐヒットと言える。何がすごいってドラム!リフが一本入るごとに溜息が出るほど美しい、正確かつ歌いまくりのドラム。ドラムだけでご飯三倍いけるという恐ろしいアルバムです。左右のギターも超がつくくらいパワーアップ、早いのから遅いのまでなんのその、妖怪サウンドをまき散らしながら進むのです。


75 Jahre Donaueschinger Musiktage 1921-1996 (CD3) John Cage, Alois Hába, Dieter Schnebel, Paul-Heinz Dittrich, Friedrich Cerha


★★★★★(°ω°)
2曲目String Quartet No. 2 (“In quarter-tone system”)に衝撃を受けた。quater-tone systemというのは四分音とう半音の半音を使った曲のことらしい。この曲が美しい。美しいけれど、四分音だから音がずれて聞こえるので、物理法則が狂った世界に居るかのような感覚になる。狂っているから美しいのか、美しいのに狂っているのかわからなくなる。2楽章目はいまいちだが。。
1曲目のジョン・ケージと言えば無音の「4分33秒」で有名だ。本CDでは、弾けば弾くほどぶっ壊れるピアノ、というわけのわからん曲が入っている。これは映像で見なきゃ意味がないが、残念ながら映像を見つけられなかった。
5曲目もやばい。スタジオのような狭い音場の中で、楽器と歌が適当にめちゃめちゃやってるようにしか聞こえない。楽譜はどうなっているのだろう。歌のテンションは、昔「DL52便」といって友人がひたすら一人語りでアナウンスやら効果音やらをマシンガンのように並べ立てる作品を作っていたことがあったが、あれのノリに近い。ディキディキディキディキブッポーブシャーーーー
6曲目も、55本の弦が弧を描いて突っ込んでくるような序盤の迫力は類を見ないものがある。
現代音楽ってすごい。既存のものを超えようともがいているのかバカが吹っ飛ばしてるのか判別できない。しかし、その熱量を感じ取ることはできる。時々、星屑が爆発するようなものを聴き取ることができる。このボックスは12枚もあるけれど、最後まで聴いてみて、この後いったいどんなものが出てくるのか楽しみで仕方がない。

Track List
1
12’55.6078″, for two prepared pianos (condensation of 34’46.776″ and 31’57.9864″ played simultaneously
John Cage

2
String Quartet No. 2 (“In quarter-tone system”), Op. 7
Alois Hába

3
String Quartet No. 2 (“In quarter-tone system”), Op. 7
Alois Hába

4
DIAPASON, Kanon à 13 für ungleichartige Instrumentalgruppen
Dieter Schnebel

5
Areae Sonantes für instrumentale und vokale Gruppen
Paul-Heinz Dittrich

6
Spiegel II für 55 Streicher
Friedrich Cerha


トレダビが好調

kickzone さんのマイページ | 株初心者でも学べるバーチャル株投資ゲームならトレダビ
週間順位 (20,199人) 379位 大会順位 (22,091人) 2,608位
だそうです。でも日経平均は空前の大好況ですから、全く喜べません。好調で当然というか。
今一番注ぎ込んでいるのがセブン銀行(8410)です。他銀行との提携によって手数料で儲けるという、他人の褌を最大限に利用したビジネスモデルです。今後少なくとも5年は安定して成長するでしょう。特に、田舎でセブンイレブンが増えるほどここは儲かります。現に、私はUFJ銀行の口座を引き落としに使っていますが、田舎に越したためにATMが電車で30分以上移動しないと存在しないので、セブン銀行に毎回108円の手数料を払いながら利用せざるを得ません。
とはいえ、今はどう考えても上がり過ぎ(PER30倍、PBR4.3倍程度)なので、暴落を経験する機会となってしまう懸念があります。始めたばかりでデータも分析せずにイメージだけで買ったのでこのザマです。今なら怖くて買えない。
現実世界では、事情があって当面証券口座を作ることができないので、このゲームで安定して1000位以内に入れるようになるといいな、と思っています。
ところで今ホットな株と言えば大塚家具(8186)です。
(株)大塚家具【8186】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
ずっとほぼ直線のつまらないチャートだったのに、お家騒動が始まってから株価はぐちゃぐちゃです。ひどい時は最大で2.5倍になってます。これが人間の欲望というやつです。他人の不幸で飯が美味い人間、ギャンブルに走って何千万吹っ飛ばした人間が目に見えるようです。宴の後、最終的に何円に落ち着くかに非常に興味があります。


CDレビュー: Yes – The Yes Album (1971)


★★★★★
進化している!まず2曲目The Clapのギターが冴える。3曲目Starship Trooperは大好きな後半漸進盛り上がり型の曲で、4曲目I’ve Seen All Good Peopleは美しい。実に気持ちいいヴォーカルだ。後半のシャッフルなパートもよいです。6曲目Perpetual Changeのような目まぐるしい展開の曲もいいですね。まだ楽曲の完成度が途上という感じがするので、これからどんな音に化けていくのかとても楽しみです。

プログレッシブロックの他のCDレビューはこちらです。rokujo.hatenadiary.com


マウスカーソル情報

kickzone/SHChart · GitHub

だんだんそれっぽくなってきた。今日はここまで。残りはスクロール・拡大縮小と、DBからの読み込み。
本日苦労したところ:マウスカーソルの位置を取得するとき、MouseEvent.clientX が得られる位置は、ウインドウ内の位置だ。canvasはウインドウ端から若干(8ピクセルくらい)右にずれて配置されているので、clientXの位置をそのまま使用して描画すると、マウスカーソルの位置と8ピクセルくらいずれてしまう。なので、canvasの置かれている位置を考慮しないといけない。

//これではだめ
CanvasMouseMove = (e: MouseEvent) => {
this.mi.drop();
for (var i in this.graphs) {
this.graphs[i].paintMouseInfo(e.clientX, this.mi);
}
}
//これならOK
CanvasMouseMove = (e: MouseEvent) => {
this.mi.drop();
var xCanvas = e.clientX - this.canvas.offsetLeft;
for (var i in this.graphs) {
this.graphs[i].paintMouseInfo(xCanvas, this.mi);
}
}

はじめはMouseEvent.xを使用して開発していたが、FireFoxでは使えないらしく全く動作しなかった。clientXを使用するのが無難。
それから、破線を引く機能がcanvasには存在しないので、自作する必要があった。easeljsのmoveToとlineToを交互に呼び出すことで実現可能だった。

public createDashX(x: number) {
var g: createjs.Graphics = new createjs.Graphics();
g.setStrokeStyle(1).beginStroke("#000000");
//破線の数(*2)を計算
var dashes: number = (this.ymax - this.ymin) / this.DASH_LEN;
//半分ずつ線を引く
for (var y: number = this.ymin, q: number = 0; q < dashes; y += this.DASH_LEN, q++) {
if (q % 2 == 0) g.moveTo(x, y);
else g.lineTo(x, y);
}
this.dashX = new createjs.Shape(g);
this.stage.addChild(this.dashX);
}

スマホ脳

ゲーム脳が騒がれだしてもう20年は経ったでしょうか。私はファミコン、スーファミ全盛期に子供時代を過ごしたので、ゲーム漬けでした。ゲームの悪影響はありますか?という答えには、実体験からYESと答えざるを得ません。視覚刺激に常に反応し続けなければならないので、何につけても手が出やすくなります。待つことができません。またその刺激、過程と結論、A→B→Cといった三段論法のBが現実に根差していないことがよくあるので、実世界でも論理の繋がらない部分を強引に繋げてしまいがちになります。例えば昇龍拳を発動できるキャラに起き攻めを仕掛ける(A)とほぼ確実に反撃を食らいます(C)が、これは昇龍拳の開始3フレームが無敵だから(B)です。見事に論理の根っこが生活から抜けてますね。
さらに深刻と思いますのは、ゲームに費やした時間による逸失利益です。ゲームはハマることが前提、ハメるための策略を高度に盛り込んだ情報兵器です。その性質上、ひたすら時間だけが食われていきます。金を払って時間も捨てていくわけです。この失った時間は、一生取り戻すことができません。子供時代という貴重かつ濃密な時間、失った時間で本を読んだりものを書いたり考えたりしていればどれだけプラスになったことか。ゲームが日本人の知性を低下させたことはほぼ疑いが無いと思っています。
さてなぜそんなことを書いたかというと、ここのところ電車でスマホをいじっている人の行動が明らかにおかしいからです。今日電車に乗っていたら、右からバリバリと断続的に音が聞こえるのです。右を見るとマジックテープを貼ったり剥がしたり貼ったり剥がしたりエンドレスでバリバリやっている人がいました。彼はスマホで動画に見入っていました。動画に熱中するあまり手が動いてしまったのでしょう。他にもやはり動画を見ながら顔をほじって食べるのを繰り返す人、ブログを見ながら口が開いてくる人、電車の始点から終点まで何十分もゲームでスワイプしっぱなしの人。。色々な報告例があります。2年前くらいから歩きスマホでホームに転落する人も増えてますね。私はゲーム脳が進化したと感じました。プロセッサの進化でさらに豪華になった視覚刺激とソーシャル化によるまばゆいばかりの報酬系の強化により、人間の頭をアヘアヘさせる度合いが赤丸急上昇しています。常同行動の明らかな昂進が目に見えています。やばいです。アヘン戦争再びといった感じがします(儲けてるのは日本企業だけど)。


20 stocks strategy

So I stole a blank sheet of paper from my laser printer and scribbled across the top, “Stocks I Like.” Then I went through every stack of paper, writing down the name of each company and a few measurements that were easily obtained from the paperwork. When the last piece of paper hit the floor, I had a list of 58 company profiles in front of me. Picture me looking at the sheet of paper as fairy dust sprinkled the air. What a revelation! Putting every company in the same place with the same measurements allowed me to instantly see which companies were most attractive. I scratched out the duds and gleefully whittled my list to a tidy group of 20 stocks. I’ve never looked back since. Now, whenever I encounter a stock tip in an article, a conversation, or on a bathroom wall, I simply find its worksheet measurements, compare it with the 20 stocks I’m watching, and see if it beats out any of the current 20. If not, I forget about it. If so, I strike the weakest of the 20 and replace it with the new stock. In the course of this simple process, I either save myself the hassle of reading a lot of material on a new company or I strengthen my list of potential investments.

from Jason Kelly – “The Neatest Little Guide to Stock Market Investing”
これがPC上でできるシステムを作ろう。


PRISM – 1977 Live at Sugino Kodo (2004)


★★★★☆
日本のフュージョンバンド、PRISM。現在もコンスタントに活動している。これはデビューライブを収録した音源だという。2枚組。
序盤の2曲がソフト過ぎて聴くのをやめようと思っていたら、3曲目Fredからギターが本気を出してきて、はっとする。1枚目1-2曲目、2枚目1曲目を除いて、非常に楽曲の質が高い。特に、当時の新曲だという「風神」「Beneath The Sea」の2曲は図抜けているように感じた。フュージョンと言っているが、かなりロック寄りのサウンドに聞こえた。事実、最近のアルバムはプログレ色が強いらしい。演奏については、ドラムがうまい。終始安定しているし、要所要所で歌ってくれる。3連符ロールで歌えるドラムを聞いたのは久しぶりかもしれない。ベースにやや難がある。ギターは速弾きは上手いがスウィングが下手だ。2枚目3曲目の看板曲?「PRISM」は、前衛的で意欲的な作品なのだが、ここらへんから演奏が崩れだす。ギターとベースがかみ合わない。ハイペースな曲が多かったので疲労だろうか。崩れたままラストまで行ってしまう。残念だった。楽曲がよいので、最近のアルバムも1枚聞いてみようと思わせるバンドだった。