3633 GMOペパボ(株)

ここの所注目している銘柄。レンタルサーバーではお馴染みのロリポップを運営している会社だ。ロリポップはPHP・MySQL・Pythonと一通り揃っているしECサイト構築も楽そうだし安いし安定しているので成功していると言えるが、この会社は、競争激化によるレンタルサーバー界に見切りをつけ、2015年はハンドメイド市場のECサイトminneに集中投資するという。全力投資するので12月利益予想はなんと営業利益・経常利益・純利益0円。
GMOペパボ(株)【3633】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
2月にminneのTVCMが始まると株価は4000→最大9170と2倍以上に急騰した。その後、6000円付近で安定しつつある。試算したところ実績値のPER15倍だと4527円なので、まだ割安ではない。4000円台まで下がる可能性もあるだろう。minneに賭ける、というこの戦略が吉と出るのか凶と出るのか、今後の推移を見守っていきたい銘柄だ。2年後の利益はいったいどうなっているのか。決算短信に気合が入っていて33Pもある。決算説明会の資料は65Pもある。この資料のP45によれば、minneは最後発手にもかかわらず同業他社を抜いて規模が最大となった。ライバルはおそらくCreema。こちらも規模を伸ばしている。
minneはアクセサリー類が多く敷居が低い。幅広くユーザーを獲得できユーザー数の伸びは早いが、単価が安くなるため利益を伸ばすにはユーザーを大量に呼び込む必要があるだろう。対するCreemaはトップページに土瓶、木のカッティング、伝統工芸などが表示されており、職人気質な市場だ。こちらは単価の高さ、品質の高さで勝負しているように見える。一体どちらが大きくなっていくのか。楽しみだ。
今後も企業分析もどきを続けていこうと思います。日本には上場企業だけで3000を超す会社があり、年次報告書や決算書を読むだけでも面白いですが、IRコーナー、企業のサイト、関連ニュース等もとても面白い。知らないこと、楽しいことがたくさん転がっています。
3633 GMOペパボ 概要

  • 時価総額 82億円(2015/03/16現在)
  • 発行済み株式数 135.8万株
  • 2014年12月期売上 45.33億円 (+8.8%)
  • 2014年12月期営業利益 7.24億円 (-0.2%)
  • 2014年12月期経常利益 7.42億円 (-0.1%)
  • 2014年12月期純利益 4.1億円 (+0.5%)
  • 総資産 44.1億円 純資産 21億円 自己資本比率 47.8%

一度に計算できるシステムも作りたい。。


Miles Davis – Cookin'(1957)


★★★★★
マイルスさんは、媚びない音、カッコつけない音を出す。息をどれだけ使っているのか不思議なくらい、凝縮された音を出す。1曲目My Funny Valentineに想いを全部集めきってしまったようなアルバムで、2曲目なんかトランペットが全然出てこない。3曲目、4曲目の前半のアップテンポ部分は逆に随分リラックスした音に聞こえる。これほどまでに俺SUGEEEな音を出さないトランぺッターは他にいないだろう。


Leonard Bernstein(Comp + Cond), Jose Carreras, etc – West Side Story: Highlights (1985 Studio Recording) (DG111 CD 6)


★★★★★
ウエスト・サイド物語。クラシックのボックスセットのCDであるが内容はほぼミュージカルで、50年代くらいの娯楽をあまねく取り込んだような曲ばかりだ。ビバップあり、マンボあり。曲がとてもいい!有名な”Maria”ももとより、序盤でカリビアンと複雑なリズムを混ぜた”America”や、派手な演出が想像される”Cool”も非常に良い。これ、バーンスタインさんが作曲したんだ。知らなかった。主役のキリ・テ・カナワさんは、異様にスペイン訛りがきついのでスペイン人かなぁと思ったら、ニュージーランド人だった。バリバリの英語人じゃん!プエルトリカンという設定なので、わざと訛ってるのね、上手すぎる。ホセ・カレーラスはポーランド系の役だけど訛りがスペインっぽい。これは地なんだろうな。いいのかそれで。


ドラッグ移動、マウスホイールで拡大縮小、DBリード


六帖webアプリ
kickzone/SHChart · GitHub
ドラッグによる移動、マウスホイールによる拡大縮小が可能になったので、DBリード機能を入れてようやく公開可能なバージョンができた。1か月半もかかった。
VS2013上でMySQLを使いたいが、どうも環境を作るのが難しそうだ。プラグインはあるようだがバグもあるらしい。仕方なく、テストにはハードコードしたオブジェクトを使用している。また、eclipseに戻るべきなんだろうか。。
マウスホイール実装が実に面倒だった。IEとFireFoxでやってくるイベントの変数が全然違うらしく、小細工が必要となった。クロスブラウザ対応は大変だ。

this.CanvasMouseWheel = function (e) {
//ホイール移動量をゲット
var delta = e.deltaY ? -(e.deltaY) : e.wheelDelta ? e.wheelDelta : -(e.detail);
if (!delta) {
delta = e.originalEvent.deltaY ? -(e.originalEvent.deltaY) : e.originalEvent.wheelDelta ? e.originalEvent.wheelDelta : -(e.originalEvent.detail);
}
//省略
}

現時点の問題点は、
・2年分くらい表示するととても重い→週足・月足に切り替える必要あり
・終値モードが欲しい
来週はこの2点を改善するところから。


TypeScriptのスコープ

TypeScriptには、カッコ内のみ有効になるスコープはないようだ。例えば以下のコードはコンパイルエラーにならないが、まともに動作しない。

for (var i in this.elements) {
var element: GraphElement = this.elements[i];
if (element.date >= xrange.start && element.date <= xrange.end) {
this.validElements.push(element);
}
}
for (var i in this.validElements) {
//elementがエラーにならない
element.paint(stage, min, max, xrange.GetX(element.date), xrange.xsize, xrange.xmin, xrange.xmax, this.ymin, this.ymax);
}

これがC#だとelementなんかないよ、ってエラーになるんだけどね。javascriptでもこれはエラーにならない。ただしどちらの場合も、elementはundefinedとなるので、動作はしない。


Statistics in Plain English

Amazon.com: Statistics in Plain English, Third Edition (9780415872911): Timothy C. Urdan: Books
読了。
題名の通り、分かりやすい英語で書かれているので読みやすい。前半の、平均〜分散〜t testまでは非常に良かった。しかし後半にANOVAの解説をし始めたころから、「SPSS(統計解析ソフト)で計算するとこうなる」という記述が目立ち始め、途中の計算の大部分が省略されてしまう。限られた紙面で説明する必要があるから複雑さを避けるためには仕方ないが、消化不良を感じる。「詳しくは他の本を読め!」と何度も書いてあるから、そうするべきなんだろうね。概念はよく理解できた。ANOVAはデータが正規分布に従っている必要があるとはいえ、統計だけでデータを複数の要素に分解できるという夢のような手法だ。ぜひ計算式を自作してみたい。


(株)SOL Holdings

とてつもなく赤字決算
https://ircms.irstreet.com/contents/data_file.php?template=1386&brand=240&data=170738&filename=pdf_file.pdf
なのに激しく上がる株価。スーパーソルガムペレットとやらへの期待で上がったと考えられる。そしてまた元の値段に戻りつつある。。
(株)SOL Holdings【6636】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
IR情報には、大量に売り抜けた大株主たちが数名記載されている。アミーズキッチン、斎藤総合企画など。「主要株主の異動に関するお知らせ」を参照。3/4にはブルネイの謎の投資家が山のほぼ頂上で売り抜けている。
株主・投資家情報 | SOL Holdings
残されたのは大幅な含み損を抱えた個人投資家たち。実績の伴わない上昇は怖いですね。私はこの手の銘柄は怖すぎて絶対に投資できません。


PERと企業の成長性との比較

The P/E ratio of any company that’s fairly priced will equal its growth rate. I’m talking about growth rate of earnings here…. If the P/E of Coca-Cola is 15, you’d expect the company to be growing at about 15 percent a year, etc. But if the P/E ratio is less than the growth rate, you may have found yourself a bargain. A company, say, with a growth rate of 12 percent a year and a P/E ratio of 6 is a very attractive prospect. On the other hand, a company with a growth rate of 6 percent a year and a P/E ratio of 12 is an unattractive prospect and headed for a comedown.
In general, a P/E ratio that’s half the growth rate is very positive, and one that’s twice the growth rate is very negative. We use this measure all the time in analyzing stocks for the mutual funds.

Peter Lynch – In One Up on Wall Street
ゆうゆーさんのブログで出てくる分析方法の大本。よく覚えておく。PERは割安性の指標ではあるが、その企業の成長性と比較してはじめて意味がある。P/Eが成長性を下回っていればいくらPERが低くても買ってはいけない。


Morris Ravel, Daniel Barenboim(Cond), Orchestre de Paris(Orch) – Boléro, La Valse, Pavane pour une Infante défunte, Daphnis et Chloé, Suite No. 2 (111 Years of Deutsche Grammophon CD4)


★★★★★ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧
オーケストラの魔術師ラヴェル特集のCD。素晴らしいです。
お馴染みボレロは、後半に向けて1次関数+ラストは2次関数で単調増加で盛り上がっていく、もっとも好みの構成。楽譜がそうなっているのか、バレンボイムさんがそうしているのかはわからないが、1拍目をわざと遅めに入って揺らぎを作っているのが軽い酩酊感を生み出し、不思議ワールドな雰囲気をより一層高めていた。この曲のラストを聞くとどうしてもTVチャンピオンを思い出してしまう。TVチャンピオンを見ていた時は、この曲が実はボレロだなんて知らなかった。ボレロと言ったら繰り返しのメロディーの部分が有名なので。
亡き王女のためのパヴァーヌはラヴェルの最萌曲と言っていいだろう。メロディーが優れすぎている。ラ・ヴァルス、ダフニスとクロエ、両方ともラストの盛り上がり加減は異常。改めてラヴェルかっちょいーー
バレンボイムさんは御年72歳ですが、なんと現役ピアニストです。去年にピアノリサイタルの番組やってました。共演のアルゲリッチもほぼ同い年か。すげぇ。