日本株ほぼ全面安、上海大幅下げで明日も波乱確定か。ピクセラ復活、レアジョブ高騰。

上海がまた爆下げ

先週の欧米の株安の影響で、多くの銘柄が下がりました。私の持ち株もほとんどが下げています。

 

ところが日本の引け後に上海総合指数が突然死んでしまいました。なんと-8.48%です。綺麗な崖模様を描いています。

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また絶好の買い場となるのか、金融不安への引き金となるか、いったいどちらなのか目が離せなくなりました。

 

参考までに、日経平均先物の値段はあまり落ちていないようです。

 

今日のイナゴ

終わったと思っていた6731ピクセラの相場が復活しました。やはり、私には短期投資の才能はなさそうです。

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フィスコレポートで、読んでみていまいちだなぁと思ってカットした6096レアジョブも高騰しています。3連チャンですね。

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レアジョブはオンライン英会話教室を主業務とし、フィリピン人講師ををskype経由で使うことにより1レッスン129円という超低価格を打ち出している企業です。

財務サマリー | 株式会社レアジョブ

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売上はナイスに伸びてますが、

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純利益にはばらつきがあります。私は13年のトンデモ決算を見て、二の足を踏んでしまいました。

今回高騰しているのは、三井物産との資本提携が発表されたためです。

http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS08881/ef57959c/36b1/42a4/b1f5/d9f688cf7c61/140120150722456370.pdf

三井物産に13.82%の株式を第三者割当増資で割り当てます。三井物産は会長、社長に次ぐ大株主となります。三井物産からは株価を値切りされており、レアジョブ側は5%のディスカウントをしぶしぶ認めています。

当社としては、上場株式である当社株式の払込金額については本取締役会決議日の前営業日の終値を基準に定めることが望ましいと考えておりましたが、三井物産と資本業務提携契約の協議を行う中で、本第三者割当増資後の株価変動リスクを勘案し一定のディスカウントの要請を受け検討を行ったところ、資本業務提携契約を締結し長期的に企業価値の向上を図る必要性があるとともに、平成27年7月22日現在で未行使の第2回新株予約権298個、第3回新株予約権976個、第4回新株予約権1,812個の合計3,086個(新株予約権の目的となる株式の数308,600株)の行使(希薄化率15.51%)、及び行使後の売却が予想される中での株価変動リスクに対する三井物産の懸念を考慮した場合、一定のディスカウントはやむを得ないと判断し、5%のディスカウントを行うことといたしました。

これにより三井物産の取得価額は1株あたり1,765円です。といっても、希薄化率を考えると5%のディスカウントは安い方なのかもしれませんね。普通に考えると増資なので株価は下がるはずですが、三井物産インパクトで、株価はうなぎ上りとなりました。現時点でPER409.67倍です。この異常値は、来期の利益予想が積極投資により-86%となる見込みであるためです。それを割り引いて考えてもPER50倍程度ですが。。


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