不正会計の東芝が暴騰!日本株6連勝、上海総合は4000ポイントを回復。優良銘柄が軒並み値上がり

不正会計の東芝が暴騰

https://lh3.googleusercontent.com/-DVvu9qhJR6Y/AAAAAAAAAAI/AAAAAAAAAOE/4pwUfX4LcCs/s120-c/photo.jpg

今ホットな話題と言えば東芝です。

組織的に水増ししていた利益は合計1562億円です。会社が何社吹っ飛ぶくらいの金額でしょう。

ところが今日の発表を受けて、東芝の株価はストップ安どころか+6.13%の暴騰となりました!

f:id:happyholiday:20150721173441p:plain

よく見ると先週の金曜日にもかなり上昇していたことが分かりますね。

理由はこちらです。

東京証券取引所は内部管理に問題ある企業として投資家に注意喚起を促す「特設注意市場銘柄」に指定する見通しだ。

「特設注意市場銘柄」とは、有価証券報告書の虚偽記載など悪質な行為があったものの、調査の結果上場廃止にあたるほどではないと東証に認められた場合に指定されるものです。1年ごとに内部管理体制確認書を提出し、東証が問題なしと判断したら指定が解除されます。要するに「反省文を書いたら許してやる」という処分のことです。

なんと東芝が上場廃止をとりあえず免れたために、ほっとした投資家が群がってこんなに株価が上がってしまったのです。

ただし上場廃止の可能性がなくなったわけではありません。

今後東芝経営陣が刑事告発されたり、反省文に反省の余地が認められない場合は「監理銘柄」への転落もあり得ます。

ただ、上記記事で比較されているのが京王ズ・石山ゲートウェイという超がつくくらい真っ黒な企業なので、さすがにここまで転落しないのでは、という思いはあります。

 

 今年は「チャレンジ」が流行語になりそうですね。

日本株6連勝、上海総合は4000ポイントを回復

f:id:happyholiday:20150721175720p:plain

実に順調です。このまま年初来高値更新といきそうですね。

優良銘柄が軒並み値上がり

以前フィスコレポートで取り上げた銘柄がいくつか高騰しています。

2483翻訳センター +17.35%

2464ビジネス・ブレイクスルー +17.20%

5998アドバネクス +12.99%

9928ミロク情報サービス +8.37%

9757船井総研 +7.86%

3064MonotaRO +7.17%

3079DVx +5.11%

これらは一度ちょっとしたレポートを書いています。DVxは私の主力でもありますし、船井総研やミロク情報サービスも魅力のある銘柄です。



 

買い時を逃した3031ラクーンはどんどん上昇を続けています。

f:id:happyholiday:20150721180736p:plain

 

今日のイナゴ

3113ピクセラがストップ高の+49.02%で断トツの値上がり率首位です。

ピクセラはPC向けテレビキャプチャユニットなどを売る会社ですがスマホ・タブレットの台頭により売上が4期前の1/5に落ち込んでおり、すでに債務超過の継続疑義のうえ、7/17に超絶下方修正で大幅赤字となった企業です。

http://www.pixela.co.jp/ir/data/2015/ir_20150714.pdf

ストップ高となった材料はこちらです。


href=”http://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201507210150″
data-mce-href=”http://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201507210150″>ピク
セラがストップ高カイ、Oakを割当先にエクイティファイナンス実施 | 個別株 – 株探ニュース</a>kabutan.jp

 

Oakキャピタルによる資本注入で上場廃止を免れたことにより、大量の買いが入りました。この資本をつかって他業種への転換を図るとのことです。

http://www.pixela.co.jp/ir/data/2015/ir_20150717.pdf

ただこれを読むと進出先の業態は多岐に渡っており、本当に大丈夫なのかかいな。。?という気がします。

・Z-Waveを搭載したゲートウェイ
Z-Wave
の通信をインターネット通信規格に変換する機器。センサー同士の制御も行う
・Z-Waveを搭載したセンサー製品
マルチセンサー(温度/湿度/照度/人感等を検知するセンサー)
、ドアセンサー等
・リモート監視用ネットワークカメラ
特定のユーザーがインターネットを介して遠隔地からスマーフォンにて視聴可能なWi-Fi搭載カメラ
・IoT 専用サーバー
センサーやカメラのデータを保存し、必要に応じセンサーを遠隔で制御する。また、蓄積されたビッグデータの解析も行う
・IoT 専用スマートフォン用アプリケーション
各種センサーやネットワークカメラの情報を閲覧したり、操作するためのスマートフォン用アプリケーション

 ・簡易ホームセキュリティ

鍵の閉め忘れ検知、一人暮らしの女性向けストーカー対策など
・見守りサービス
高齢者の安否確認、お子様の帰宅検知、ペットの状況確認など
・家電遠隔操作
スマートハウス

 ↑一例です。まだ3倍くらいあります。

 


不正会計の東芝が暴騰!日本株6連勝、上海総合は4000ポイントを回復。優良銘柄が軒並み値上がり」への3件のフィードバック

  1. じゅんさん、こんばんは。
    Oakキャピタルの株価はここ1年近くぱっとしませんね。
    過去にはあのガーラやSol Holdingsにも大規模な第三者割当増資をしていますので「怪しい」企業専門のハゲタカファンドだという認識です。
    面白そうなので今度簡単な分析をしてみるかもしれません。ハゲタカファンドの企業価値というのは、いったいどうやって計ればよいのでしょう。。

  2. なんだかボロ株専門なイメージですもんね。
    Oak銘柄って言われて投資先は上がってたんですけどね。
    Oak自体の価値は分からないですね。
    投資先の価値でしか測れなさそうな気がします(*´ω`*)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。