CDレビュー: MAN WITH A MISSION – Tales of Purefly(2014)

★★★☆☆

次の記事で日本の曲を聴く必要性を感じたので、日本のアルバムもローテーションに入れて聴いてみることにしました。

 

MAN WITH A MISSIONは日本のロックバンドです。オオカミの被り物が特徴的です。ジャケットを見て私はまず次のバンドを思い出しました。

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よくまとまった音作りをしていて、スマートな印象を受けます。そのためロックとしては若干パワー不足です。日本人好みのアレンジを加えたお醤油ロックと言ったところでしょうか。ロックは日本用にリプログラミングすると、ゲーム音楽に近いような音になるのですね。

ヴォーカルは2人いるようですが、サブヴォーカルの人の方が味があって好みです。メインの人はビジュアル系的な声の使い方が耳に立ちますし、最高音で裏声に変える歌唱法は苦手です。。サブの人が全部歌ったらかなり印象が変わったと思います。

5曲目vitamin 64の後半と9曲目When My Devil Risesは良いです。ただし、ドラム好きの私としてはどうしてもドラムのスカスカさが気になります。もっと耳を引くパワーが欲しいです。

不満点は多いですがコンビニやスーパーで流れている頭が悪くなりそうなJPOPと比べれば天と地ほどの差があります。しかしまだまだ、日本人を相手とした商業用量産音楽のレベルを超えられていない印象です。せっかくロックをやるならもっともっと尖った音を出してほしいですね。

 

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