CDレビュー: Yes – Relayer(1974)


★★★★★
前作で伝統的なプログレから突き抜けようとして、今作で第二宇宙速度を突破し、空の彼方に行ってしまった。
1曲目The Gates Of Deliriumがとにかく爆裂している。今作は精密に作ったというよりは楽器同士が競い合ってジェットコースターのように移り変わる展開の速さが特徴的で、中盤に長い長いインプロゾーンがあり、それをブッ飛ばした後に流れる “soon” の美しいこと。ここによるとモチーフは戦争だそうだ。
2曲目Sound Chaserも3曲目To Be Overもとにかく変わる、変わる。Sound Chaserのチャッチャッチャー地帯の爽快感が比類ない。すごい。
この絶望感も退廃感もない希望にあふれたサウンドはYesしか出せない。

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