Allan Holdsworth – I.O.U.(1982)


★★★★☆
アラン・ホールズワースさんの初期アルバム。前から気になっていた人でした。
内容はジャズロック?なのかな。見た目はロックだけれど、内容は全然違う。難解なコード、ウネウネ移り変わる曲想、これまで聞いたどんなロックとも違う、複雑な音空間でした。アランさんのギターは速弾きでもうるさくない、落ち着いているのに激しい、禅思想を体現したような音をしていました。瞑想ロックだね。
曲は優れているのですが1点非常に残念なのがドラムス。技術力が非常に高いのは分かります。何回もこれはありえないドラミングだなぁと思いました。でもうるさいの。ドジャーンいえーい叩くぜーって気持ちが伝わってきてしまい、これだけは私の感性に合わなかった。もっと抑えて、アランさんと一緒に瞑想すればいいのに。次回作以降は押し殺した激しいドラムを期待します。


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