Verve Jazz Masters 57 – George Shearing


★★★★☆
イギリス生まれのピアニスト、最近まで生きていたジョージ・シアリングさん。基本的にはピアノ・ビブラフォン・ベース・ドラムのカルテットビブラフォンが入っているととてもかわいらしいサウンドになっていいですよね。1曲目Pick Yourself Upはギター入りで、アップテンポなのに超可愛い。5曲目Manbo Innはミニチュア世界にでももぐりこんでしまったようでももも萌えです。一番の聞き所は8曲目Summertime。何故かピアノがあまり目立ってないこのアルバムの中で異彩を放ちます。有名曲だけれどあまり他のアレンジでは聞かない、切なさを凝縮させまくったアレンジ・演奏になっていて心を締め付けます。全体を通して音はよくないけれど、音質なんて二の次で、魂を感じられれば十分。リンク先のレビュアーに言われるまで音質のことはまったく気にしてなかった。


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