食事は特に変えてないのに、約2か月間の筋トレの効果で48kg→50.5kgと2.5kg増量した。今までが痩せすぎで現時点でも痩せているんだけれど、食べるものが同じでも体重が増える、というのが解せない。あまりに運動量が低いと、いくら栄養を取っても大腸が吸収の必要なし、と判断して栄養を捨ててしまっていたのか?とすら思う。
胸筋、腹筋は明らかに増えたが形が見える程度で割れて見えるには程遠い。昔講道館に通っていたときほぼ同時に習い始めた、古書店の店主だという、自分と身長が同じくらい(162cm)で、でもムキムキでどうやっても投げられなかった、いや重くてそもそも持ち上がらなかった人が目標だ。目のクリクリしたペコちゃん人形みたいな人だったな。私は1年半で1級の直前くらいまでしか登れなかったが彼はあっという間に初段になり月例の試合でも勝ちまくっていた。
柔軟体操も続けていたらかなり効果が出てきた。前屈は残り5mmで地面に届くし、足を開いて左右に曲げる体操は、はじめは曲げる方の手すら爪先に届かなかったものの、2か月で他方の手が踝の近くまで届くようになった。実に15cmは曲がるようになったろう。努力は嘘をつかない。昔からわかっていたことだけれど、毎日コツコツと継続することだけが前に進む道であると再確認することとなった。
月別: 2014年8月
CDレビュー: Richard Strauss, Chicago Symphony Orchestra , Fritz Reiner(Cond) – Don Quixote / Don Juan (RCA Living Stereo Collection CD 52)
★★★★☆
リヒャルト・シュトラウスは現代に生きていれば超凄腕の映画音楽家になれたんじゃないかしら。ドン・キホーテのストーリーは知らなかったけれど、タイトルと音楽だけでどのシーンも目に浮かぶようだった。第2変奏のヒツジの群れ、第3変奏のソロの掛け合い、第7変奏の飛行が主な聞き所か。トランペットが異常に上手い。びっくりするくらい真っ直ぐな音を出す。目を見開かされてしまう。ただ全体的に音がぼやけていたように感じた。オケにメリハリがないのかもしれない。
さらにこのCDのおまけ扱いと思われるドン・ファンが超のつくくらい勇猛で雷鳴とどろくカッコよさで、度胆を抜かれた。このシリーズには当たりのCDが非常に多い。60枚入って1万円しない上に名盤ばかりだ。消えてしまった日記に書いた感想では、2枚目のサン・サーンス交響曲第3番、7枚目のチャイコ&ラフマニノフのピアノ協奏曲、14・25枚目のハイフェッツあたりがすごく良かった記憶がある。
暑さ昨日がピークじゃなかった
暑い暑い。仕事中、携帯が1台壊れたので都市部に出かけたら、ビル陰や空調の冷気のせいか暑さが和らいでいた。田舎は遮るものがなく空気もきれいだから気温の2割増しくらいの体感温度になる。電車から降りた時の熱気が違う。常にエアコンの室外機からの熱風に当てられている感じだ。
上司がサーフィンから帰ってこないので仕事の密度が2倍になって大変。
CDレビュー: Bad Religion – The Gray Race (1996)
★★★★☆?
初めてまともに聞く洋楽パンク。まずは、有名どころから。メロコアの元祖だそうだ。
Bad Religionというグループ名、The Gray Raceというアルバム名から社会派を想像していたが、やはりその通りのようだ。歌詞が難しい上にパンクはスピードが速く当然歌も早いのですぐ耳から抜けていってわからない。これでは醍醐味を半分しか味わえず、フェアではないので歌詞を全部ゆっくり読んでから改めてレビューしてみたい。
以下サウンドだけで判断すると、非常にスタンダードなパンク・ナンバーのほかに、時々ややスローで腹に響くThe Streets Of Amerikaのような曲もある。これと、Them And Us, Parallel, Drunk Sincerityは一発で気に入った。ドラムの16分ロールが非常に気持ちいい。
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暑さピーク?
今日の暑さは異常だ。7時台から太陽が強く、あっという間に室温は35度に。15時ごろ水を買いに出かけたら太陽が暑いというより刺して痛い。さらに湿気も同時に攻めてくる。天気予報を見ると明日から徐々に気温が下がっていって来週には30度まで落ちるらしい。最低気温も下がり、最低気温26度〜28度の熱帯夜ということはなくなる。夏が終わっていく。
この暑い中、エアコンを入れたのち筋トレしたら後半バテて、腹筋が続かない。3セット目に足が全然上がらない。疲れ切った後に、煮干しを食べる。煮干しはたんぱく質含有量60-70%でしかも安いという、優秀な高たんぱく食材だ。欠点は塩分がやや多いことと、袋から出すたびに猫がこちらを向くことか。
ISISをはじめイスラム圏の人の考えていることがちっともわからないのでクルアーンを読んでみようと思う。
CDレビュー: King Crimson – Starless And Bible Black(1974)
★★★★★
6枚目。1曲目The Great Deceiverはダルさが心地よく、2曲目Lamentも美しいです。5-6曲目のふわふわした感じから長大な7-8曲目に至る流れは素晴らしい。7曲目、表題のStarless And Bible Blackはほぼ完全即興と思われるが、これまでにないような展開だ。圧巻なのは最終曲Fracture。序盤で予感を感じさせておいて、中盤から終盤にかけてワクワク感が限りなく増大していく。そして爆発して終わる。この曲で、またこのバンドの新しい境地を見た気がした。
Redだけ何故自分にヒットしなかったんだろう。。
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CDレビュー: King Crimson – Red(1974)
★★★☆☆
7枚目。6枚目のStarless And Bible Blackより先に聞いてしまった。このアルバムで、キング・クリムゾンとしての活動は一区切りとなるそうだ。
内容は、自分としては期待外れだった。1〜3曲目は今までのアルバムと違い全く訴えかけるものがなかった。ギターはチープな音をだし、ヴォーカルはやる気がなくダルデレ、ドラムがずれすぎている上に哀愁もソウルもなくセンスの感じられないエフェクトまでかかっていて、ここまででこのバンドはもう終わってしまったのか。。と愕然とした。4曲目Providenceでようやく息を吹き返した(やっぱりドラムは下手)かに見えたが、5曲目Starlessは今までのEpitaphやIn The Wake of Posseidonのパワーダウンした焼き直しに聞こえる。後半は悪くはないがやはりパワーが足りない。聞き終わって激しく消化不良のようなものを残すアルバムだった。あとでレビューを見てみると絶賛の声が多いがなんでなんだろう。自分が未熟なのかおかしいのか。
8/19追記:納得いかないのでStarlessだけ聞き直してみたけれど、やはり感想は変わらない。終盤の疾走部分もEarthboundの21st Century Schizoid Manに及ばない。なんだかスタッフロールみたいに聞こえる。-King Crimson 1969〜1972- ってタイトルの後に、ライブで演奏している姿を左半分に移しながら、右半分でバンドのメンバーや関係者が下から上に流れてるようなイメージ。で、ラストに -END- って出せば完璧。爽やかなメロディー、特徴的なストリングス、激しいリズムが全部混じってなぜかスタッフロールになる。なんでかなぁ。
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データ整理
昨日に引き続きPC移行作業。古いPCのHDDを移し替えてPCを起動すると電源が入らない。電源ケーブルを変えたり、ケースの電源ボタンを確認したり配線をつなぎ変えたりいろいろ試したがなかなか起動しない。すわ故障か、初期不良か、やっぱり自作はやるもんじゃないか、メーカー製やBTOにしておけばよかったか。。と様々な考えが巡りつつ、結局電源からマザーボードにつながっている配線が抜けていた、ということに気が付くまで一時間かかった。問題は一つづつ切り分けて検証して潰していく、ということの重要性を学んだ。怪我の功名でHDDランプの接続のピンが1つずれていたこと、全面オーディオ端子が抜けていて機能していなかったこと、がわかり、これらも動作するようになった。
100GBしか空いていない旧500GBのHDDは、Windowsその他不要なアプリケーションを吹っ飛ばすと150GBの空きとなった。これはストレージとしてデータ専用のディスクにしよう。一時の自分の机の上のようにごちゃごちゃだったので、適宜分類してわかりやすいようにしておかないと。
NHK 君が僕の息子について教えてくれたこと
君が僕の息子について教えてくれたことを見た。自分は自閉症スペクトラムである、という医師の診断を受けているので、当事者という立場として見ることとなった。
東田さんはせつなすぎる。思考がまともにできるのに言語と思考が結びついていないらしく、考えを言葉で表現するのが難しい。よい言葉を思いついても、すぐに消えてしまう。文字盤を通してしか会話できず、でも言葉になる以前のものを大量に持っているらしく、表現するのが難しいだけでしかるべき手段さえあれば豊かで美しい文書を量産することもできるのだ。2時間で800字程度と、速度が遅い制限は付くけれど、それで十分だ。
彼の発声は、自動読み上げの音声と一致していると思われる。自閉症患者は経験を自分流にアレンジしてフィードバックすることが難しい。完璧なコピーはできる。したがって発声が難しいならコピーするしかないのだ。彼は自分のことを「思考の点と点が繋がって線にならない」と表現している。ここらへんの記述は自分の経験と合致しすぎていて、芯をついてなおかつやさしく美しい言葉が並びすぎていて私は家族に隠れて号泣してしまった。が、よくよく考えると、それは嘘だ。嘘というか、言葉足らずなのだ。彼は言葉と言葉が繋がらない、つなげにくいことを表現しているのであって、彼の頭の中では本当は思考が繋がっている。繋がって面や立体になっている。だって文章が完璧なのだもの。私が書く文章は、私が把握している限り、発散していて矛盾も多いと思われる。なぜなら、全体の構造を考えながら作ることができないからだ。彼は「持っている者」の側の人間だ。
と思ったが、彼の言語表現は非常にスローだ。スローなら、頭の中で何度もループが発生する余地がある。全体を考えざるを得ない。全体を考えないとそもそも言葉が発生してこないのかもしれない。それは非常に疲れることだろう。事実、彼は毎回会話を終わるための「終わり」というボタンを押して「終わり〜!」と叫んだあと、呼吸を荒くしながらすぐどこかに立ち去ってしまうのだ。ということは、「持っている」ように見えるのは、彼の努力の賜物であったとみるべきであろう。我慢強く、辛抱強く、途中で投げ出さないで、それでも伝えたいことがあって、並々ならぬエネルギーをかけてその結晶である小さな言葉を発し、積み重なってやっと一つの本ができた、と考えられる。雨垂れ石を穿つ。
翻訳者のデイヴィッド・ミッチェルさんはとても誠実で悩む姿が好感の持てる方だったけれど、アメリカのブライアンさんの親は具体的なこと何もしゃべらないし偽善的な感じがする、ブライアンさんは知的な遅れがあるように見えるから家族がいい顔をすれば騙されるよなあ、自分も経験あるし、と思っていたら、東田さんがアメリカで講演会をする話が始まった。これはひどすぎる。紙に書いた原稿を東田さんが読むのだがまともに発音できず単語は飛ばすし文章の体を全然なしてない。しかし会場には彼が読む原稿の要約が英文で配られていてそれがスクリーンに映し出されている。じゃあ彼が読む意味あるのか?それに何故彼に通常の速度で読ませるのか。デイヴィッドさんがそうしたように、ゆっくり1語10秒の速度で行きつ戻りつ読んでもらうのが本来だろ!?何もわかってねぇ!彼にはストレスでしかないよ!それを聞いて喜んでる参加者って何なの?飛行機で十数時間拘束してこの仕打ちかよ!ふざけんじゃねえよ!元気をもらいました、息子のことがわかりました、とか自己満足してるんじゃないよ親どもめ!東田さんはいい人だからあんたらの役に立ちたいと思って頑張ってきたんだろうけど企画そのものがおかしいよ!と家族に内緒で怒りながら見ていた。理解されないだろうし。
でも、自由の女神像見られてよかったね、東田さん。
8/19追記 ※要約は配られていなかったそうです。ごめんなさい。
PC引っ越し
古いPCのHDDは2基搭載されていたので、その中でも古い160GBのハードディスクをフォーマットし、Windows8.1を入れなおした。さらに、新しい500GBのハードディスクを新しいPCに接続し、主要なデータをバックアップした後にフォーマットしてゴミを消し、さらにバックアップしたデータを戻す。この作業だけで半日掛かりだ。まだ現在進行中。HDDの進歩はすごい。5年前に買ったPCの標準搭載は160GB。2年半くらい前に買ったHDDは7千円で500GB。1月前に買ったHDDは7千円で2TB。5年でなんと10倍以上の容量になっている。すごい。いまやSSDですら128GBや256GBになっている時代だ。
筋トレがほぼ3日に1回のペースになった。2日に1回だと腹筋が回復しきっておらずあまり効果がないように見受けられたため。その分、腕立て・腹筋・腕・脚の全工程で45分くらいかかるのでしんどい。しばらくの間全力疾走した後のような肺の状態になる。
柔軟はあと1cmで前屈が床につく。3cmを1cmにするのに2週間くらいかかっている。もうすこし。