CDレビュー: Horowitz In Moscow (DG111 CD24)

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DG111シリーズの24枚目です。ウラジミール・ホロヴィッツ(1903-1989)というと名前を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。彼は天才的ピアニストで、定番のユダヤ人です。

彼のアルバムは何度か聞いたことがありますが、ものすごく失礼ながら爆音お笑い系ピアニストだと思っていました。いや本当に笑っちゃうくらい音でかかったんですよ。

このアルバムは1986年の録音ですので、83歳。すげえですねこの年で弾けるなんて。爆音はさすがに鳴りをひそめ瞑想の向こう側と言った音を出してます。でも時々爆発する。すごい。

2~4曲目のモーツァルトのキラキラ曲が妙に情感豊かです。誰にも真似できない表情の付け方。

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後半のダイナミックな曲もいいですが、1曲目のスカルラッティのソナタのような簡素なもいいです。ライブ映像付き。手デカすぎ。

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