CDレビュー: Paul Bley with Paul Motian – Notes (1987)

★★★★☆

ジャズドラマーPaul Motianのボックスセット、Complete Remastered Recordings シリーズの4枚目です。

 

こんな風に年を取りたい

まずジャケットがいいですよね。これ書いた人絵のセンスあるなぁ。すてきすぎる。

コンビを組んでいるPaul Bleyはジャズピアニスト。穏やかにキラキラした演奏を聞かせてくれます。1曲目タイトルチューンNotesは控えめでかつ豪華という味のある演奏を堪能できます。この2人、他にもコンビでいくつかアルバムを出してるみたい。

一番好きなのは6曲目のNo.3です。2人ともいろんな楽器を使って遊びまくりながらこれまたおどけた音を出し続けるのです。タンバリンや鈴、音の高いベル?のようなものなで。10年ぶりに再会した年配の友人同士が語り合ったり、一緒にバーで飲んだり、街で遊んでみたり、ちょっとしたケンカもしてみたり、、派手で目立つ曲は一つもありませんが、こんな風に年を取れたらいいな、と思わせるアルバムでした。1987年の時点ではブレイが55歳、モチアンが46歳ですね。あと15年くらいしたら、こんな風になれるのかなぁ。

3曲目Piano Solo No.1ではブレイのピアノソロ、4曲目West 107th Streetでモチアンのドラムソロを聞くことができます。

www.youtube.com

ドラムソロ大好きです

 

 

 

ジャズの他のCDレビューはこちらです。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。