CDレビュー: Metallica – Reload(1997)

★★★☆☆

メタリカ7枚目のアルバムです。前作Loadに続き76分とほぼフル時間での収録です。

1曲だけ大当たり

やはり心に残る曲は少ないです。1曲目Fuelでは「イエッヘー」なんて言っちゃって今回もちょっとはじけ過ぎです。5枚目Metallicaで見せたスローの中にも硬派魂の見える作風はどこに行ってしまったのか、気が抜けてダルいだけのナンバーが延々と続きます。このだるさも7曲目Carpe Diem Babyくらい弛緩していればそれなりに聴けますが、残念ながら中途半端な曲が多いですね。

1曲だけ良い曲がありました。9曲目Where The Wild Things Areです。「かいじゅうたちのいるところ」とは関係ないようです。他の曲が凡庸なメタルとポップの中間くらいの領域から出ないのに比べて、この曲はかなり浮いています。ダルダルをそのまんま幻想的かつ退廃的な水準までパラメーターを振り切った名曲ではないでしょうか。シングルカットもされないマイナーな曲のようですが何故でしょう?


Metallica – Where the Wild Things Are – YouTube

ビデオクリップを探してビックリしました。演奏風景一切なしでこれは退廃的なんてレベルじゃないですね。歌詞と完全に一致しているある意味直球な内容です。

ハズレが多いのでアルバム全体の評価は低くなりますがこの1曲はメタリカの表現力を大きく見せつけた曲と言えるでしょう。今後に期待です。

 

 

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