CDレビュー: Yes – Talk (1994)

★★★★★

イエスの1994年のアルバム。スタジオアルバムとしては14枚目です。

明るいイエスが返ってきた

90年代も中盤に突入し、ダサかった音もようやく洗練されてきました。相変わらずキャッチーなメロディーや安直なポップ路線の曲も一部見られますが、本作はよくできています。

1曲目The Callingは普通のポップかと思ったら後半からオルガンと共に左右に動き回る面白い構成、2曲目I Am Waitingも単純ながら聞かせるナンバーです。

3曲目Real Loveがよいですね。中盤のワクワクを煽る展開と王道のメインメロディーの組み合わせが大好きです。

そして何よりもラストEndless Dreamでしょう。久しぶりにイエスお得意のスケールの大きな明るいプログレを聴くことができました。イントロのSilent Springはまるでゲーム音楽のようなスピード感あふれる流れ、本体のタイトルチューンTalkは長い前フリと重厚なメインテーマから構成される約12分の超大作です。納得の出来、特に言うことがありません。

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曲は感動的なのですが、3分20秒~のあたりで使われているエフェクトの音が子供時代に流行っていた筒を傾けると変な音が出るオモチャの音と一緒だったので吹き出してしまいました。

お祭りとか駄菓子屋で売ってる – 30センチぐらいの筒で傾けるとグェーと… – Yahoo!知恵袋

これこれ。

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これこれ。

 

今後もよい作品を生み出していってほしいものです。

 

 

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