CDレビュー: Giacomo Puccini, Rome Opera Orchestra, 1959 – Turandot (RCA Living Stereo Collection CD49,50)


★★★☆☆
トゥーランドットはイタリア語の勉強の事始めとして教材に使っていたもので、大学の音楽論の講義でも使われていたこともあり思い出深い。

プッチーニさんの楽曲はとにかくド派手。オペラなのに登場人物がみなキャラ立ちしていて魅力的で、特にピン・ポン・パンの大臣三人衆が好き。一番好きな個所は、第一幕ラストの鐘を3回鳴らすまでの部分。登場人物が掛け合いながらクライマックスに向かうこの場所は何回聞いても鳥肌が立つ。

この演奏は海外では評価が高いようだけれど、個人的には声が埋もれてるし迫力も薄いので残念だった。初めに衝撃を受けたこの演奏の方が好み。日本語字幕のついたDVDもある。このDVDは超豪華な舞台装置、小林幸子もびっくりなトゥーランドット姫の衣装など見どころも満載で、おすすめ。

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