★★★★★(‥ºั⌔ºั‥ )
6枚目。現時点、一番良い。ヴォーカルの声に凄味が現れ、以前のような力押しではなくおどろおどろしさが増した。ドラムは質が変わり、ほれぼれするような超速テクニシャンの様相(後で調べたら、メンバーが変わったらしいです)。どこをどう聞いても完璧なドラミング。音質が以前より悪くなり、そのせいでさらに怖い。悪魔からゾンビに変化した作品。1,2,4,5,7,10は必聴。
<ロック等>
Slayer – Season In The Abyss(1990)
Slayer – South of Heaven(1988)
Slayer – Reign in Blood(1986)
Slayer – Hell Awaits(1985)
Slayer – Show No Mercy(1983)
★★★★★
スラッシュメタルの大御所スレイヤー。ロックって存在自体が中二病だよね。いい年こいた兄さんやオジサンがギターをかき鳴らしてシャウトする。でも中二病で何が悪い!精緻な曲、複雑な曲も好きだけど、頭を使わず多幸感とフィーリングだけで作ってるような曲も好きです。名作Reign In Bloodしか聞いたことがないので、順に聞いていきます。
1作目からこの迫力!正直なところ、演奏も音質も悪い。ドラムずれまくり。でも、それを考慮しても勢いが溢れすぎている。高速ドラムに高音シャウト、わけわかめリフのギターはすでに健在、3曲目Die By The Swordのような、しれっと途中から展開がガラッと変わる曲も存在する。この曲が一番いいです。ボーナストラックChemical Warfareは、演奏レベルが相当上がってるのでかなり後の収録なのでしょう。別格。
Marco Minnemann – Eeps(2014)
★★☆☆☆
Steven Wilson – The Raven That Refused To Sing (2013) – diary 六帖 のドラムス、Marco Minnemannの最新ソロアルバム。彼はドラムの腕が一級品だというのに、他の楽器もできるらしい。このアルバムは18曲中17曲は全部一人の演奏で作ったそうだ。それはすごいことだ、、なんだけれど、私には合わなかった。器用貧乏というのか、ギターは上手くないし、シンセの入れ方、ヴォーカルの散りばめ方、曲の構成、展開、、どれをとっても心に響いてこない。何故かはわからない。ただ一つ、10曲目 The Split の終盤へ向かうドラミングだけは心に残ったが、あとはどれもいまいち。レビューサイトは各所でべた褒めだけどなんでかなあ。。確かにカテゴライズできない、他にあまり類のない曲たちではあるんだけどさ、どうも、あまりいい意味でないジャンクって感じだなぁ。
このCDで一番良いところは、ジャケット!ジャケットすっごいかっこいい。
CDレビュー: Bad Religion – The Gray Race (1996)
★★★★☆?
初めてまともに聞く洋楽パンク。まずは、有名どころから。メロコアの元祖だそうだ。
Bad Religionというグループ名、The Gray Raceというアルバム名から社会派を想像していたが、やはりその通りのようだ。歌詞が難しい上にパンクはスピードが速く当然歌も早いのですぐ耳から抜けていってわからない。これでは醍醐味を半分しか味わえず、フェアではないので歌詞を全部ゆっくり読んでから改めてレビューしてみたい。
以下サウンドだけで判断すると、非常にスタンダードなパンク・ナンバーのほかに、時々ややスローで腹に響くThe Streets Of Amerikaのような曲もある。これと、Them And Us, Parallel, Drunk Sincerityは一発で気に入った。ドラムの16分ロールが非常に気持ちいい。
ロック等の他のCDレビューはこちらです。rokujo.hatenadiary.com