自作ニュースアプリで一番重要視するのが、記事の読みやすさと操作性だ。
太宰治 走れメロス
著作権の問題があるので、青空文庫のテキストを例にとる。若干マージンがとってあるものの、これをフルHDのディスプレイで表示すれば1行に100文字以上表示されてしまう。文章はほどよく長方形になっていると一番読みやすいが、こんな風に異様に横長に表示されていると読みづらい。段落内の一体どこを読んでいるのかわからなくなってくるし目が疲れる。これを解消するため、横幅を狭くすることが解決方法の1となる。新聞社のサイトをチェックしていると、大体1行の文字数は40〜50文字だ。それでは1行の文字数を45文字にしてみよう。
横幅を制限
段落が把握できる大きさの塊になり、読みやすさが向上した。ただし、幅を1/2にした分縦に長くなる。また画面の半分以上が空いてしまってもったいない。そこで新聞に倣って段組みを使ってみようと考えた。column-countを使用することで段組みは簡単に設定できる。
2段組
画面としては綺麗に見えるようになったがやはり縦に長い。しかもcolumn-countの機能はDIVタグの中身全体を分割して分けるので、2段組なら左側に全体の半分、右側に全体の半分が表示されてしまう。左側を大幅にスクロールしてから右側に移らなければいけないので、段組みがない場合よりもむしろ読みにくい。1画面で収まるようにしなければ使い勝手は悪い。
現時点で考えている仕組みとしては、次の通り。まず1画面に収まる大きさの文章を1つの単位として、画面に見やすいように配置する。2-3段組がちょうどよさそうなので、どちらかになるだろう。1画面に満たない記事は結合する。1画面を超える記事は分割する。表示する際に分割・結合の処理を都度行う。1画面程度のデータ量は大したことないので処理はすぐできるだろう。すべての処理を1画面単位で行うようにすれば統治も楽だし、スクロールやらページ番号付与やらもちょいちょいとやってしまえばよい。
作者別: rokujo
Antonio Vivaldi, Giuliano Carmignola (Vn), Venice Baroque orchestra : Concertos For Violin, String and Continuo (DG111 CD 9)
★★★★★
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741)といえばバロックの巨匠、IIDXにもいましたね。クラシックの随分初期の人なので制限が多く同じような曲ばっかりなのでは、という不安は一聴してすぐ消え去り、とても美しい1枚でした。彼はヴァイオリニストだったので、ヴァイオリン協奏曲を膨大に残しています。wikipediaに書いてあるだけで25曲。バッハといい昔の作曲家は多作ですね。超絶技巧が必要な曲もいくつかあります。ソロのGiuliano Carmignolaさんも上手。安心して何度も聴けそうな1枚。
新聞アプリ計画
ニュースサイトの重さ、リソースの無駄遣いには毎日困っているので、早く作ってしまいたい。概観的な仕様を今のうちに作成しておく。
- 目標は、まるで新聞のように整形したHTML/CSSをオフラインで作成すること
- ボタン一発で、巡回しているニュースソースの記事を、指定した時間について一気にゲットする
- 時刻、URL、分類などのインデックスを作成し、本文は整形後にローカルに保存。この記事のフォーマットが一番重要。
- ニュースソースからの記事ゲットはプラグイン形式にして、いくらでも追加・カスタマイズ可能なようにする。プラグインが二番目に重要。必ず決まった形式で整形する(XMLがいいか?NoSQLがいいか?)。
以上の処理でゲットした記事を新聞のような形式で表示する。ダウンロードと整形に若干の時間がかかるが、手動で1つ1つ記事を開くより遥かに高速、しかも読みやすい。ローカルにコンパクトかつ利用しやすい形式で保存してしまえば表示は高速になる。一番の目的は、網羅性が高くかつ即時性もあり、しかも高速に表示できる自分流の新聞を作成することだ。これができれば、日常の情報収集が非常に楽になる。
作成したプログラムを公開した場合著作権が問題になりそうではあるが、文章の内容については全く加工しないので同一性保持権に抵触しない。また新聞記事はニュースサイト全体と一体になった著作物なのだと拡大解釈された所で、加工した記事を公衆送信しない限り根本的に私的利用にしか使用できない仕組みなので問題ない(はず。要調査)。そもそも私的使用することが究極の目的。
必要な技術は
・記事収集・加工のために、サーバーサイドスクリプト、スクレイピングの知識(PHP or Python、Pythonの方がライブラリが充実していると思われる)
・記事表示のために、HTML/CSSの知識(全然ない)
・インタラクティブ性を持たせたければ、JavaScript(たぶん今の知識で十分)
Pythonによるスクレイピングは次のサイトが参考になりそうだ。
PythonでさくっとWebスクレイピングする (JavaScript読み込みにも対応しつつ) – Qiita
以上。もっと勉強しなくては。
IPO
Weighing the evidence objectively, the intelligent investor should conclude that IPO does not stand only for “initial public offering.” More accurately, it is also shorthand for:
It’s Probably Overpriced,
Imaginary Profits Only,
Insiders’ Private Opportunity, or
Idiotic, Preposterous, and Outrageous.
―The Intelligent Investor – Commentary of Chapter 6
日本も同じ状況ですね。本日目出度くPER7166倍を達成した銘柄があります。
大負け
ちょっとうれしい – diary 六帖
この記事から2週間ちょいで、地獄のようなポートフォリオに転落した。なんと13.9%→5.6%までのすさまじい下げに。全般的に下がっているが、特にBS11の下げ幅が大きい。なお、4/14から今までに出た要素といえば順調な決算だけだ。なぜ売られているのか全く分からない。
今日FPGが倒産した江守グループを上回る暴落をしているが、あれは超にもう一つ超がつくくらいの絶好調を期待して、その80%くらいの期待値の決算が出たから2割下がったらしい。純利益前期比4倍、2Qにして進捗率77.5%で暴落っていったいどれだけ期待されていたんだ。正に夢のような銘柄、期待値もバブル。投資家は上方修正が当たり前なのに上方修正しなかったからだと言う。下げは当たり前と見て持ち続ける剛の者も多数存在するが、私にはまだ全然わからない。
BS11はこことは質が違うと考えている。地味だが堅実な成長を5年続けてくれればそれでいい。それを期待して、2倍の買い増しをした。もしこの株が2年後に大きく伸びていたら、私は今後ファンダメンタル分析・ビジネスモデル分析に賭ける。2年経っても何の音沙汰もなければ、また考える。
なお武田、ペパボは両方とも今日上がった。武田は3200億の和解金といえども、1兆8000億円の利益余剰金から払えちゃう。現金だって7800億円ある。大企業パワーすごい。資金が億を超えたらこういう銘柄でディフェンシブにいくとよいのだろう。そしてペパボを買える絶好のタイミングは決算前だったということになる。後付で何を言っても仕方ないが、この銘柄は何回も機会を逸していてとても悔しい。
Pythonでやりたいこと
いまPythonを学んでいるのは、スキルの向上に加えて言語の簡潔さ・拡張の容易さ・ライブラリの充実性に惹かれたためだ。とくにPythonはデータ解析処理ライブラリが充実している。
金融商品のテクニカル分析による未来予測にはあまり意味がないと思っている。明日上がる・下がる、という判定をするのは避けたい。ただしデータ解析には意味がある。いまどのような状況なのかを知るためにどうしても必要だ。具体的には、日足情報を使ったデータ解析、XBRL財務情報を使った定性分析に使用したいと思っている。
また、昨日一昨日の武田薬品の件ではっきりしたのは情報収集の必要性だ。後付の知識であの時こうしておけばよかった、ああすれば正解だったなどとは誰でも言えるが、13時に出たニュースを2時間以内に補足して行動するためにはそれなりのシステムが必要だ。私は時間が無くて新聞やニュースサイトをほとんど読めていない。googleニュースを開きっぱなしにして身の回りの重大ニュースだけは見逃さないようにしているが、インプットしている情報量はあまりにも少ない。
昨今、グノシーやニュースピックスなど、ニュースアプリ・ニュースまとめサイトの乱立が進んでいる。インターネット上のニュースサイトは紙媒体を駆逐しつつある。しかし私は、ニュースサイトには紙媒体に比べると欠点があると感じている。
・ネットニュース ○利点 即時性がある あらゆるジャンルのニュースサイトがあるので、情報が偏らない 無料 ×欠点 ランキング制になっていることが多く、網羅性に欠ける 広告に頼るためサイトが重い 1ページ当たりの情報が少なく、読むのに時間がかかる ・紙媒体 ○利点 網羅性がある 読みやすい 携帯性がある × 書いてから出版まで半日程度かかるので、即時性に欠ける 基本的に有料であるため何社も比較することが金銭的に難しい 情報量に偏りがある
ネットニュースの最大の欠点は、網羅性の不足だ。1画面に表示できる情報量は少なく、大抵のサイトはその即時性ゆえに1画面を超える情報がすぐに流れていって消える。実際は記事は存在するが、リンクに辿りつけない。また、多数の記事が見出しに折りたたまれてしまうので、重要なニュースでもタイトルだけ見てスキップしてしまう危険性が高い。さらに広告やデザインの関係で、画面内で本当に必要な情報は全画面の1/4程度だ。テキストと写真だけがあれば十分なのに、余計なものを大量に見せられてしまう。
なので、私は自分流のニュースまとめアプリを作成したい。ボタン一つでチェックしているサイトのヘッドラインと本文全部をダウンロードし加工して、自分が便利と思うようなレイアウトで表示させたい。グノシーやニュースピックスのように他人が選択した情報は嫌だ。網羅的にヘッドラインを作成した上で、軽快に紙媒体のようにざっと全体に目を通せるような仕組みを作りたい。そうじゃないと時間が足りないのだ。広告をスキップしたり、動画をダウンロードしようとして動作が重かったり、欲しい情報に全然辿りつかなかったり、そんなロスの大きすぎるニュースサイト巡りはもう嫌なのだ。Introducing Pythonの一発目のYoutube用のコードで感動したので、Pythonを使えば十分実現できるんじゃないかと思っている。
A long-term investor is the only kind of investor there is.
The lesson is clear: Don’t just do something, stand there. It’s time for everyone to acknowledge that the term “long-term investor” is redundant. A long-term investor is the only kind of investor there is. Someone who can’t hold on to stocks for more than a few months at a time is doomed to end up not as a victor but as a victim.
―The Intelligent Investor, Commentary of Chapter 6
ちなみにlong-term investorの定義は、ここでは who traded a minuscule 0.2% of their total holdings in an average month, と持株の0.2%しか動かさない人のこと。年2.4%ってそこまで長期で持てるか。。?
Slayer – Christ Illusion(2006)
★★★☆☆
うーん。
今までに聞いたスレイヤーのアルバムの中で、唯一ドキドキできなかった。印象に残る曲が少ない。辛うじて聞けるのは9曲目Cultくらいか。いつも通り速い、強い。しかし、それだけだ。前作まで進化し続けてきたおどろおどろしさ、歌詞だけではなく曲全体から当然のように発せられる暴力性、聞き手をグイグイ引っ張る力、それらが抜けてしまった。とても残念だ。最近の画像を見るとみんなデブってしまっているので、毒気が抜けていい人になっちゃったんじゃないのか!?また、ドラマーが変わってしまったのが一因かもしれない。私は、ボスタフさんの方が好きです。
スレイヤーの現存するアルバムもあと1枚。なお、2015年に新譜が予定されているらしい。
0勝1敗1分
昨日立てた予想は0勝1敗1分。まだまだ市場に勝てる日は遠い。
GMOペパボ
予想は外れた。前日比+1.69%と上がっている。minneの売上進捗が順調なので、期待値は全く下がらなかった。考えてみればここは前期決算から期待だけで上がってきたんだから、期待に沿った動きをすると考えるのが自然だったのか。minne売り上げ増により期待が肉付けされつつあるんだから、赤字による不安と相殺するよな。
武田薬品工業
寄りではそれなりの下げ、-5.4%。日本市場が英語を読めないという予想は当たった。しかしその後、-2.13%まで復活した。瞬間的に今日の日経平均の大幅減には貢献したものの、1日を通して買われていた。大企業様の安定した配当の力か?大赤字でも対して下がらないマクドナルドと同じものを感じる。それとも訴訟リスクは本当に予想済みで、一過性のものだったのか?長期的にはどうなるかまだ不明だが、今日の動きからすると暴落になる可能性は低そうだ。引き分け。
一昨日空売りして始値で買えば5.4%儲け、ついでに寄りで買っていれば3.27%の儲け。今日だけで最大8%稼ぐことができる。どちらも的確に行えた人がいたらすごいな。外国語学習が無駄にならないであろうことが分かったことは大きな収穫だった。市場が完全情報ゲームではありえないこともはっきりした(これは当たり前か?)。
75 Jahre Donaueschinger Musiktage 1921-1996 (CD7) Iannis Xenakis, Jörg Herchet, Vinko Globokar, György Ligeti
★★★★☆
1曲目は弦の壮大な無駄遣い。大音量で聞くとそれはもうたまらないトリップ感が得られること間違いなし。ここで少し聞けます。
3曲目もタイトル通り実験室の中のような曲で、やっつけ感があふれていて楽しい。ここで3分だけ見られる。指揮者がいるのか!?なおフルバージョンでは中盤から謎のドイツ語のナレーションがあちこちを行ったり来たりしてとてもよい。
Track List 1 Ata, for 89 musicians Iannis Xenakis 2 Composition for baritone (voice), trombone & orchestra Jörg Herchet 3 Laboratorium 1973 Vinko Globokar 4 Lontano, for orchestra György Ligeti