Amon Tobin – Bricolage(1997)


★★★★☆
前から気になっていたAmon Tobinさん。昔、supermodifiedというアルバムを聴いたことがあって、これがまた攻めるリズムのよく乗ったテクノ?ブレイクビーツ?のような不思議なサウンドだったことを覚えている。今回は、1stアルバムを聞いてみた。
輪郭のぼやけた都会の裏通りの霞がかった夜の風景にブレイクビーツが密集する、なんともジャンル分けできないトラックが14も入っていた。ジャズっぽいものから歌舞伎町か荒木町かと思うような不気味なバックトラックもある。1997年ということもありビートのエッジがあまり効いておらず、野菜のような音がする。それがまたよい効果を生んでいるように思う。東京っぽい。
全曲安定して良いが大きな衝撃になるような曲もなく、敢えて挙げるなら6曲目The New York Editorと11曲目One Day In My Gardenがよかった。


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