Amon Tobin – Out From Out Where (2002)


★★★★★
4枚目。前作からの一番変わったのは、音質が格段に向上したこと。特に前半はヒップホップ風の曲もありやや明るく、夜中の2時が夜明け前の4時くらいになった。デジタル音の割合が増し、アナログ的な音を食っている。4曲目Searchersの印象が強烈だ。喉の詰まったような謎の笛なのか何かの音、突然入るストリングス、バックで流れている得体の知れないベース音と何考えてるかわからないドラムで気持ち悪さでは今までの曲の中で群を抜いている。ここからまた真っ暗闇の不気味なハイウェイぶっ飛ばし曲が増えていく。9曲目El Wraithも儀式めいていて怖い。毎回劇的に変貌するAmon Tobinさんの楽曲は次はどんな姿を見せてくれるのか。


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