The Rough Guide to the Music of the Andes(1996)


★★★★☆
アンデス地方の音楽、主にボリビアの曲たち。よく「ボリビア〜」と言ってるのでやはり地元を讃える歌が多いのだろう。アンデスといえばケーナだ。1,7曲目などがいい例で、空気を切るような、湿り気のない、しかし哀愁帯びまくりの音がする。アンデス地方はほとんど過去にスペインに侵略されたので、言語はみんなスペイン語だし、音楽にもスペインの影響が強い。このアルバムには情熱的なギター曲が多い。5,9曲目なんてスペイン風味が濃く嗅ぎ取れるし、6,13曲目のようにほとんどボサノヴァのような曲もある。ここは山脈なのか地中海なのか。
14,15曲目は一定のフレーズを繰り返してトランスに至るワールドミュージックではお決まり?のパターンで、燃える。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。