75 Jahre Donaueschinger Musiktage 1921-1996 (CD5) Henri Pousseur, Mauricio Kagel, Rolf Riehm


★★★★★
後2曲がアホと馬鹿と天才の境目に位置する名曲。どうやったらこれをまじめに演奏できるのか。
まず2曲目。驚異の47分23秒。タイトルと音から考えて、2人でありとあらゆる「音」を演奏することに特化した曲のようだ。マラカスのような音、シンセ、弦楽器、打楽器、管楽器、なんでもありだ。2人でこれやるのつらいべ!?ついさっき動画が見つかったので一部分を見てみた。予想の遥か上を舞う動画!!アホですね!!!!!
Mauricio Kagel: Two-Man Orchestra
やっぱり天才は考えることが違う。言葉で説明するのがアホらしいのでぜひ見てください!ああ全体バージョン見てみたい!!誰か公開してないか!
3曲目O Daddyも明らかにオーケストラの無駄遣い!!「オーケストラとテープのための」という副題が付いている通り、途中にセリフの応酬や謎のシンセ祭りが乱入する、何がやりたいのかわからないが混沌とした曲。
こういうチャレンジ精神を掻き立てられる曲が現代音楽にはゴロゴロ存在しているようだ。もっと聞かせてほしい。

Tracklist
1
Quintette à la mémoire d’Anton Webern
Henri Pousseur

2
Zwei-Mann-Orchester, for two 1-man orchestras
Mauricio Kagel

3
O Daddy
Rolf Riehm


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