証券アナリストのための企業分析 第三版


★★★★☆
通勤中に読了。コンパクトにまとまった良書だった。いやアナリストってすごいですね!投資判断とは、理論的に求められる株価からの乖離によって買い・売りの判断をすること。彼らはEPSを求めるために未来の成長率をはじめとする財務諸表を数年分(!)予測し、1社ごとに複雑なモデル式を組み立てているらしい。このセグメントのこの要素に不安が生じる情報があったらここの数字が何%減るから補正した値はこうなる、ってところまで決めるらしい。それができれば理論的な株価が求まるので、割安・割高がわかる。自分もこのような分析ができるようになってみたいものです。内容自体はまだ入門書、さわりしか紹介されておらず、体系的ではあるが内容は薄め。全体像をざっと掴むには最適の本だった。新宿のブックオフの100円コーナーでざっと見て直感ですぐ選んだ本だけれど、勘が当たって嬉しい。


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