ユニリタ1Q決算。見た目は良好も中身に不安含み

UNIRITA

今日は引け後に準主力3800ユニリタの1Q決算が発表されました。

http://www.unirita.co.jp/wp-content/uploads/2015/08/150806_001.pdf 決算短信

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正直、いまいちです。

1Qの数字だけ見るとすごく良い成績に見えますが、売り上げが全然伸びていません。これは、新規子会社に加えたデータ活用事業がめっきり不調であるためです。

データ活用事業
当第1四半期のデータ活用事業の業績は、売上4億72百万円(前年同期比8.4%減)、営業損失89百万円(前年同期は84百万円の損失)となりました。製品売上は45百万円(前年同期比22.5%減)、技術支援サービス売上は2億22百万円(同17.3%増)、保守サービス売上は2億4百万円(同23.5%減)となりました。

売上及び営業損失が増えているのがとても痛いです。データ活用事業は魅力的だと思ったんだけど。。

メインフレーム事業は予定通り減収減益。これは時代の趨勢で仕方ないことです。システム運用事業が爆発的に好調で、売上・営業利益を1億円押し上げたことで何とかカバーし、1Qの数字に何とか形を持たせたように見えます。

2Q売上・営業利益は果たして達成できるのか?それは売上高の1/4を占めるに至ったデータ活用事業にかかっています。ここが黒字化すればかなりの利益増が見込まれます。

やや自身をなくした決算発表でした。明日は数字だけ見た短期筋が上げてくるでしょうけど。


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